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急性冠症候群患者の再発予防に関すること

印刷用ページを表示する掲載日2024年7月1日

広島県虚血性心疾患地域連携クリニカルパスについて

パス開始までの経緯

急性心筋梗塞や不安定狭心症などの急性冠症候群は、急性発症して生命に関わる重篤な疾患群です。急性期の血行再建治療(経皮的冠動脈インターベンション:PCI など)と併せて、その後の二次予防(再発予防)が特に重要であることも広く認識されています。

急性冠症候群を発症された方を含む、血管病のハイリスク患者さんの場合、LDLコレステロール(以下、LDL-C)を下げること、特に 70mg/dl未満を達成することが血管病再発の減少に直結することが明らかになっています。 しかしながら、広島市で実施された約57000人を対象にした調査によると、血管病のハイリスク患者さんのLDL-C 70mg/dl未満 の達成率は10%未満であったことが判明しています(くわしくは、こちらをクリック:広島県脳卒中・心臓病等総合支援センターのホームページへリンクします)。

広島県全体での血管病に対する予防啓発の新たな取組として、広島県地域保健対策協議会および広島県脳卒中・心臓病等総合支援センターでは、「お薬手帳」への啓発シールおよびLDL-C実測値記載シールを貼ることで、LDL-Cの推移を様々な立場の医療者・患者さんで共有し、LDL-C 70mg/dl未満を達成したいと考えています。 

シールの配布について

令和6年7月からPCI施行施設やかかりつけ薬局へこれらのシールの配布を開始しています。

 

啓発シールLDL-C実測値記載シール

(啓発シールとLDL-C実測値記載シール​)

シールの入手方法について

シールの発注

かかりつけ医とPCI病院は広島県地域保健対策協議会事務局(082-568-1511)
かかりつけ薬剤師は広島県薬剤師会事務局(082-262-8931)にお問合せください。

データ印刷

広島県脳卒中・心臓病等総合支援センターのHPからシールデータ印刷が可能です。お急ぎの場合は、印刷し、のりなどでの貼り付けをお願いいたします。

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