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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう

印刷用ページを表示する掲載日2026年4月30日

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

1 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

平成23年に初めて特定された、SFTSウイルスに感染することにより引き起こされる病気で、主な症状は発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。
SFTSウイルス自体は、以前から国内に存在していたと考えられますが、平成25年1月に国内で初めての症例が確認され、広島県においては平成25年2月に1例目が確認されて以降、100例(うち20例で死亡)の症例が確認されています(令和8年4月30日現在)。

2 感染経路 

主に、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染します。その他、感染者の血液や体液との接触や、SFTSを発症している動物との接触により感染することもあります。

3 症状

マダニに咬まれてから6日から2週間程度の潜伏期間を経て、主に原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が出現します。
時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こします。

広島県におけるSFTS発生状況

 
区分 No. 発生件数

うち死亡件数

H25年 1~5
H26年 6~8
H27年 9~18 10
H28年 19~21
H29年 22~26
H30年 27~36 10

H31年 

37~43
R2年 44~55 12
R3年 56~68 13
R4年 69~76
R5年 77~84
R6年 85~94 10

 

No.

診断日 年齢性別 転帰 発症(死亡)時期
95 R7.5.21 60歳代男性 生存 令和7年5月
96 R7.7.2 80歳代男性 死亡 令和7年6月
97 R7.7.3 70歳代女性 生存 令和7年6月
98 R7.7.10 80歳代男性 死亡※ 令和7年7月
99 R7.7.30 80歳代男性 死亡

令和7年7月

100 R7.8.6 70歳代女性 生存 令和7年8月

※後日死亡が判明

 

ダニ媒介感染症の予防について

 ダニ媒介感染症の予防について(広島県HP)

県民の皆様へ(よくある質問)

Q1 マダニが皮膚に吸着しているのを発見しました。どのようにすればよいですか。

医療機関(皮膚科等)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。 無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させて病原体が体内に入りやすくしてしまう恐れがあります。

Q2 マダニに咬まれた後はどうしたらよいですか。

 マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は、すみやかに医療機関で診察を受けてください。受診する際は、経緯などを含め医師に相談してください。症状がない場合は、受診する必要はありません。

Q3 マダニに咬まれたので検査してほしい。

 症状がある場合は、まず医療機関を受診してください。医師が診察に基づき、検査が必要か判断されます。
 症状がない場合は、検査は不要です。なお、マダニ自体の検査は実施していません。

Q4 ネコやイヌからSFTSウイルスに感染する危険性があるということですか?

・SFTSウイルスに感染し発症している動物の血液などの体液に直接触れた場合、感染する可能性があります。
​・令和2年6月に、広島県においても初めて、ネコからSFTSウイルスに感染し、発症したとみられる事例が確認されました。
・健康なネコやイヌ、屋内のみで飼育されているネコやイヌからヒトがSFTSウイルスに感染した事例はこれまでに報告されていません。

Q5 動物からSFTSウイルスに感染しないようにするためには、どのように予防すればよいですか?

・動物を飼育している場合、過剰な触れ合い(口移しでエサを与えたり、動物を布団に入れて寝ることなど)は控えましょう。
・動物に触ったら必ず手洗い等をしましょう。
・ペットのマダニ予防・駆除については、獣医師に相談しましょう。
​・ペットの健康状態の変化に注意し、体調不良の際には動物病院を受診してください。
・野生動物は、どのような病原体を保有しているかわかりません。野生動物との接触は避けてください。

医療関係者の皆様へ

重症熱性血小板減少症候群(SFTS )診療の手引き

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)診療の手引き2025年度版(厚生労働省) 

  • SFTSの疑いのある患者を診察した場合には、ダニの 刺咬歴に加え、動物との接触歴についても考慮していただくようお願いします。

治療方法

  • 詳細な治療方法については「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)診療の手引き」を参照してください。
  • 国内では、令和6年6月に抗ウイルス薬(ファビピラビル製剤)が承認されています。病状の進行が予期される場合は、保健所へ検査を依頼する際に、処方可能な医療機関について相談してください。
    ファビピラビル製剤の使用に当たっての留意事項について(厚生労働省)

検体採取、調査票

 検体の採取と輸送について(広島県HP)

届出

 感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について(厚生労働省)

獣医療関係者の皆様へ

 SFTSを含めた動物由来感染症の感染を防ぐために、患畜の取扱いには手袋を着用するなど、標準予防策及び必要に応じて接触感染予防策を徹底いただくようお願いします。

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に係る注意喚起について(厚生労働省)

 

相談窓口

ダニに咬まれた場合など、最寄りの保健所等へご相談ください。

相談窓口
保健所名等 管轄地域 連絡先

広島県西部保健所

大竹市、廿日市市 0829-32-1181

広島県西部保健所広島支所

府中町、海田町、熊野町、坂町、
安芸高田市、安芸太田町、北広島町
082-228-2111

広島県西部保健所呉支所

江田島市 0823-22-5400

広島県西部東保健所

竹原市、東広島市、大崎上島町 082-422-6911

広島県東部保健所

三原市、尾道市、世羅町 0848-25-2011

広島県東部保健所福山支所

府中市、神石高原町 084-921-1311

広島県北部保健所

三次市、庄原市 0824-63-5181

広島市中保健センター

広島市中区 082-504-2528

広島市東保健センター

広島市東区 082-568-7729

広島市南保健センター

広島市南区 082-250-4108

広島市西保健センター

広島市西区 082-294-6235

広島市安佐南保健センター

広島市安佐南区 082-831-4942

広島市安佐北保健センター

広島市安佐北区 082-819-0586

広島市安芸保健センター

広島市安芸区 082-821-2809

広島市佐伯保健センター

広島市佐伯区 082-943-9731

広島市健康推進課

広島市

082-504-2622
Fax 082-504-2622

福山市保健所

福山市 084-928-1127
Fax 084-921-6012

呉市保健所

呉市 0823-25-3525
Fax 0823-24-6826

広島県感染症・疾病管理センター

県内

082-513-3079
Fax 082-254-7114

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