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RSウイルス母子免疫ワクチンについて

印刷用ページを表示する掲載日2025年12月26日

RSウイルス母子免疫ワクチン

RSウイルス母子免疫ワクチンについて

  • RSウイルス母子免疫ワクチンは令和8年4月より定期接種化されます。

【ワクチンの目的】ワクチンを妊婦に接種することによりRSウイルスに対する抗体が母体で作られ、抗体が胎盤を介して胎児に移行することで、新生児およ び乳児におけるRSウイルスを原因とする下気道疾患を防ぐことができます。生後6ヵ月までの有効性が検証されています。

【対象の方】妊娠第28週0日から妊娠第36週6日までの方(接種する日の妊娠週数を基準とします)

【接種費用】無料

【接種回数】1回

【定期接種で使用するワクチン】組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ®) (下線部をクリックしていただくと「ワクチン接種を受ける人へのガイド|独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)」をご確認いただけます)

 →予防接種について、詳しくはお住まいの市町へお問い合わせください。

 

RSウイルス感染症とは​

  • RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。初めて感染した場合、より重症化しやすいと言われており、特に生後6か月以内に感染した場合、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。
  • 罹患した場合、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続き、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出ます。初めて感染した乳幼児の約7割は、軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割は咳が悪化し、喘鳴や呼吸困難や気管支炎などの症状が増加すると言われています。また、重篤な合併症(無呼吸発作や急性脳症等)が起こることもあります。

【参考】RSウイルス感染症の流行状況 - 広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC) | 広島県

 

RSウイルス母子免疫ワクチンに関するQA

□接種対象の妊娠週数を超えてしまったのですが、接種したいです。どうすればよいですか。
かかりつけの医師へご相談ください。医師が必要と認めた場合に「任意接種」として接種ができます。なお、接種費用は全額自己負担となります。
 
□予防接種券を無くしてしまいました。どうすればよいですか。
住民登録されている自治体へお問い合わせください。県内市町の予防接種担当窓口はこちら
 
接種は強制ですか?
接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。接種を望まない方に接種を強制することはありません。
 
□接種した後に副反応と思われる症状が出た場合は、どうすればよいですか。
接種を実施した医師やかかりつけの医師に御相談ください。
 
予防接種を打った後には、きわめて稀ですが、重い副反応が生じたり、障害が残るなど健康被害が発生することがあります。予防接種による健康被害が生じた方に対しては、予防接種と健康被害の因果関係が認められた場合に医療費等の給付を行う救済制度があり、予防接種が「定期接種」である場合は「予防接種健康被害救済制度」、「任意接種」である場合は「医薬品副作用救済制度」が利用できます。
 

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