令和7年9月10日(水)に京都市に届出のあった麻しん患者が感染可能期間内に東広島市内の施設を利用していたことが判明しました。
患者が利用した時間帯に以下の施設を利用された方は、3週間(本事例では9月24日頃まで)は体調に注意するとともに、発熱、咳、鼻水などの症状がでた場合は、事前に医療機関に電話連絡の上、速やかに受診してください。また、受診の際は、感染を拡大させないようマスクを着用し、公共交通機関等の利用は控えてください。
※ 麻しんウイルスは非常に感染力が強いため、患者と接触した方等への注意喚起として広く情報提供するものです。
感染可能期間内に、患者が不特定多数の方と接触した可能性がある施設
可能性のある施設
場所 |
利用施設 |
利用時間帯 |
小谷サービスエリア下り
(東広島市高屋町小谷5237-1)
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フードコート
トイレ
コンビニエンスストア |
令和7年9月3日(水)
18時30分~19時30分
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※ 麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされています。麻しん患者の利用日以外に当該施設を利用された場合は、感染のおそれはありません。
※ 上記の施設及び公共交通機関におかれましては、感染拡大防止のために公表に御協力いただきました。上記施設への直接のお問い合わせはくれぐれもお控え願います。
県民の皆様へ(麻しんの予防策、感染が疑われる場合について)
- 麻しんは、非常に感染力が強く、空気感染・飛沫感染・接触感染によって感染します。感染すると多くの場合、約10日~12日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、熱が2~3日続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。また、高熱が続き、肺炎や脳炎を併発する等、重症化する場合があります。
- 上記日時に、当該施設を利用された方は、利用された日から3週間は、発熱等の風邪様症状にご注意ください。
- 発熱、発疹などの麻しん様症状がある場合は、受診前に麻しんの疑いがあることを医療機関に電話等で伝え、医療機関の指示に従って受診してください。
- 医療機関を受診される際は、周囲の方への感染を防ぐためにマスクを着用し、公共交通機関等の利用を避けてください。
- 麻しんは感染力が強く、空気感染するため、手洗い、マスクのみで予防はできません。予防接種が最も有効な予防方法です。
- 予防接種法上の定期接種の対象者は早めに接種を受けてください。また、医療・教育関係者や海外渡航を計画している方も、麻しんの罹患歴や予防接種歴が明らかでない場合は、予防接種を検討してください
麻しんの報告数(広島県)
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