このページは、課題解決型太陽光発電施設導入事業補助金の採択事業の成果を紹介するページです。
令和7年度の公募については、次のページをご覧ください
令和7年度課題解決型太陽光発電施設導入事業補助金の公募
令和6年度の採択事業は次の3件です。
常石商事株式会社(福山市)
株式会社真末鉄工所(広島市安佐北区)
中国電力株式会社 エネルギア総合研究所(東広島市)
目的:余剰電力をEVへの充電や離れた場所にある他施設への送電により活用する。
内容:事業所の屋根及びカーポートに太陽光パネルを設置し、発電した電力を使用するとともに、EVに蓄電し効率的に活用する。また、休日に発生する余剰電力はグループ会社の遊園地へ供給し活用する。
交付決定額:7,829千円
事業実施場所:福山市沼隈町
屋根置太陽光発電設備(店舗屋根) 発電出力30.8kW
太陽光発電設備付きカーポート(駐車場) 発電出力11.79kW
パワーコンディショナー 定格出力50kW
EV充放電設備 5kW 4台
※以下は補助対象外ですが、事業場内に一体的に整備
屋根置き太陽光発電設備(倉庫ほか) 発電出力123.97kW
パワーコンディショナー 定格出力50kW 2台
高圧受変電設備
エネルギーマネジメントシステム
補助対象外設備を含む導入設備全体で、年間204,769kWhの電力を発電し、事業所と送電先の遊園地で使用することにより、年間約106tのCO2を削減することを見込んでいます。
さらに、本事業を通じて得た知見を基に、本事業と同様に、事業所内で再生可能エネルギーを全量自家消費できない事業所への水平展開をすることで、再生可能エネルギーの活用最大化を目指します。
令和7年2月1日~28日の間、補助対象外設備を含む導入設備全体で、導入前と比べて店舗での電力購入量を約45%削減しました。また、月間約4,500kWhの電力を遊園地へ送電しました。これらにより、月間約6.4tのCO2を削減できました。
※年次報告等により更新していきます。
内容:工場屋根に太陽光パネルを設置し、発電した電力を使用し、休日に発生する余剰電力はEVに蓄電し効率的に活用するとともに、災害による停電時には予備電源として活用する。また、利用状況などをモニタリングしCO2削減の管理体制を構築する。
交付決定額:8,000千円
事業実施場所:広島市安佐北区安佐町
屋根置太陽光発電設備(工場屋根) 発電出力168.96kW
パワーコンディショナー 定格出力25kW 5台
EV充放電設備 5.9kW
※以下は補助対象外ですが、事業場内に一体的に整備
プラグインハイブリッド自動車(PHEV) 充電容量17.8kWh 1台
導入設備全体で、年間158,543kWhの電力を発電し、年間約84tのCO2を削減することを見込んでいます。
地域に数多く存在する自動車部品メーカーの中でいち早く再生可能エネルギーの活用に取り組みます。さらに、本事業の成果を、同様にカーボンニュートラルに取り組む自動車部品メーカー全体で共有することで先導役を果たします。
令和7年2月15日以降発電開始し、順調に発電。
※年次報告等により更新していきます。
内容:太陽光発電設備を整備した2拠点の模擬フィールドにおいて、発電・需要の計画・管理、蓄電装置等の充放電計画の最適化、計画に合わせた制御といった独自機能を備えたエネルギーマネジメントシステムの改良を行い、2拠点以上の拠点全体で太陽光発電電力を効率的に利用する。
交付決定額:8,000千円
事業実施場所:東広島市鏡山
(補助事業完了前のため、完了後に更新します)
導入設備全体で、年間34,164kWhの電力を発電し、年間約18.6tのCO2を削減することを見込んでいます。
他需要家へ改良したエネルギーマネジメントシステムを提供することにより、再エネ導入の更なる拡大及び有効活用を図ります。
(補助事業完了前のため、完了後に更新します)