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ひろしま未来チャレンジビジョン チャレンジビジョンとは

2007年8月10日の調査実施状況 -廿日市市宮島町大砂利海岸-

印刷用ページを表示する掲載日2013年6月28日

◆資料◆

◆調査当日の様子◆

宮島フェリー乗り場にて集合

宮島フェリー乗り場にて集合の写真
 宮島へ渡るフェリーが出る宮島駅前の港を集合場所とした(宮島町在住の方は,渡船後に合流)。今回は,多数の調査体制となりましたが,広島工業大学,広島大学の学生,せとうち海援隊「The Earth」宮島地区で活動している「パークボランティアの会」の有志の方々に参加いただきました。
 なお,今回の調査地点は大砂利のほか,事業対象外ですが革篭崎,上室浜も実施しました。この2箇所は,以前に県事業で平成14年から3年間調査をした地点です。

大砂利海岸の東側

大砂利海岸の東側の写真
 フェリー乗船中,並びに現地にて,県の環境政策における「住民参加によるモニタリング調査」の位置づけや,宮島を含む付近の海域の現状データを解説しました。
 これまで海洋生物モニタリング調査の調査地点で「腰細浦海岸」と呼んできた場所は,正確には「大砂利海岸」でした。訂正します。なお,腰細浦海岸は写真の奥,大砂利の東隣の浜でした。

 大砂利海岸の西側

 大砂利海岸の西側の写真
大砂利海岸は,東西に長く,緩やかな傾斜で潮間帯も広い。全体的に転石が多いが,東側の方が転石の密度が高く,径が大きい。今回は,岩礁生物を中心にした調査を実施した。写真の赤丸は調査範囲を示す目印の旗です。

調査風景

 調査風景の写真
 今回の調査は,気温が最も高い時間帯の調査のため,熱中症防止に留意しながら調査を進めました。
 潮上帯には,かなりの漂着ゴミがみられました。
 潮間帯生物では,潮上帯付近ではフジツボから始まり,対象生物のカメノテとマツバガイ,ヒザラガイや潮下帯付近のオオヘビガイと分布しています。
 調査は2班に分かれて,東側のブロックと西側のブロックから中央で合流するように進めた。東側では,ボランティアの方はカメノテやマツバガイを中心に,学生がヒザラガイやイボニシを中心に分担しました。

 コードラート調査

単位面積あたりの生息数を調べました
岩礁に付着している生き物で,生息数が多い生物種(マガキ,ムラサキイガイ,海藻)の分布については,単位面積あたりの被覆度や,単位面積あたりの生息数を調べました。

 海藻の被覆度

 海藻の被覆度の写真
こちらは,海藻の被覆度を調べているところです。

海藻の被覆度

マガキの個数を数えています
マガキの個数を数えています。枠の長さは縦・横ともに50cmです。

結果の取りまとめ

木陰で調査結果を全員で確認
最後に木陰で調査結果を全員で確認し,調査の進め方や海の環境について意見交換をしました。

まとめ

従来の「海岸・干潟生物調査マニュアル」による「水の汚れ」具合の判定を,調査終了後に全員で行いました。
 最後に調査を通じて,参加者の感想や意見交換も行いました。
 今回の意見を参考に調査方法の改良を検討していきます。

◆主な感想・意見◆

  • 事前にマニュアルを読んだ時は難しそうで,ビビッてしまいましたが,実地では対象生物を絞ってもらったため,何とかついていくことができました。
  • 調査にあたっては,ほとんどマンツーマンで,スタッフの方に指導して頂いたお陰で,わかりやすい調査になりました。
  • 今回のように汀線に垂直に並んで調査した場合,ゴミばかりに出会う人,カメノテばかりに出会う人などに別れてしまいがちでした。位置をローテーションしながら前進したらどうかと感じました。
  • 水質判定結果の評価値は,亜熱帯海域では,ほぼ共通に使えるとの説明を聞き,瀬戸内海以外の地域(例えば東京湾,日本海,地中海の島など)の評価値が知りたくなりました。
  • 実施計画書の6ページ(4)ムラサキガイの項目に「汚濁度I-IIIV。この汚濁度の定義内容について教えてください。
    県が実施する海洋生物モニタリング調査における「基盤となる研究成果」をご覧ください。
  • 海辺の観察の基本を学習させてもらいました。8月終わりに一泊二日で宮島包ヶ浦にて開催予定の公募自然観察会で,今回学んだ事を生かしたいと思います。

◆調査データの概要◆

調査結果はこちら

◆海岸・干潟生物調査マニュアル(従来の調査方法)に基づく「水の汚れ」具合の判定◆

調査地点 廿日市市宮島町
大砂利(腰細浦海岸隣り)
調査日時 平成19年8月10日(金曜日)
12時00分から15時00分
指標生物名 点数 チェック 指標生物名 点数 チェック
ケガキ 20点 × ヒジキ 10点
アオガイ 19点 × オオヘビガイ 9点
ムラサキインコガイ 18点 × イボニシ 8点
イロロ 17点 × ヒザラガイ 7点
イワヒゲ 16点 × アナアオサ 6点
クロフジツボ 15点 マガキ 5点
カメノテ 14点 ムラサキイガイ 4点
イシゲ 13点 シロスジフジツボ 3点
マツバガイ 12点 ツノマタ(褐色タイプ) 2点 ×
ウミトラノオ 11点 タテジマフジツボ 1点 ×
チェック欄の○印の数(N) 13 <評価>
1 きれいな海(76点から100点)
2 少しよごれた海(51点から75点)
3 よごれた海(26点から50点)
4 大変よごれた海(0点から25点)
○印の点数の合計(T) 117
平均点(T÷N) 9.0点
評価点(平均点×8) 72.0点
評価
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