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牡蠣酒

広島ならでは!?「牡蠣酒」で身も心もぽかぽかになろう!

ひろしま自慢 |

これまで、徹底解剖!ひろしまラボでは、様々な広島の「美味しい!」をご紹介してきました。

今回は、広島県民に愛されている「牡蠣」と「日本三大酒どころ」で知られる広島・西条の日本酒をマリアージュさせた「牡蠣酒」のウワサを聞きつけた研究員が、実際に味わってきましたので、ご紹介します。

広島名産の「牡蠣」と「日本酒」

瀬戸内海の牡蠣いかだ

「広島県の魚」が「牡蠣」なのをご存知ですか?

国内で生産される牡蠣の6割以上は広島県産で、毎年、広島県が生産量1位となっています。その理由は、山と海、そして瀬戸内海の多島美もある広島だからこそ。

というのも、牡蠣は川の水と海水が混ざり合う汽水域といわれる区域で育つため、中国山地から流れ出る植物性プランクトンが豊富な水は、牡蠣が育つのに最適な環境をつくり上げています。

また、島々に囲まれた穏やかな湾内は、養殖いかだを浮かべるのに適しています。

ずらりと並んだ日本酒

ご存知の方も多いと思いますが、広島の西条は、京都の伏見、兵庫の灘と並んで「日本三大酒どころ」です。

その西条にある7つの酒蔵をはじめとして、広島県内各地には40を超える酒蔵があります。広島には海、山、島と豊かで穏やかな風土があるので、同じ吟醸でもその土地によって異なる特長や味わいの日本酒ができあがります。

自分好みの味わいを探す楽しみがあるのも、広島のお酒の魅力のひとつです!

「牡蠣酒」ってどんなもの?

ぐいのみに入った牡蠣酒

今回、紹介する「牡蠣酒」は、広島名産の「牡蠣」と「日本酒」を一緒に楽しめる逸品なんだとか。

見た目はシンプル。日本酒の中に牡蠣が沈んでいます。飲んでみると、牡蠣の香ばしさと旨みがギュっと詰まった美味しい日本酒!

飲む前は、牡蠣のクセが強いのかなと思っていましたが、そんなこともなく、むしろ日本酒感が少なくてすまし汁のようなまろやかな味わいでした。これなら、日本酒が苦手な方でも飲みやすそうです。

作り方その1:牡蠣を茹でる

牡蠣を茹でる様子

作り方は、とても簡単!まずは、牡蠣をさっと茹でます。

作り方その2:牡蠣を炙る

牡蠣を炙る様子

先ほどの茹でた牡蠣を香ばしく炙ります。バーナーがない場合は、牡蠣を串に刺して直火で炙っても大丈夫。やけどには気を付けてくださいね。

作り方その3:熱燗を注ぐ

熱燗を注ぐ様子

炙った牡蠣を1つ、酒器の底に入れます。そこに、かなり熱めにした燗酒を注ぎ、味がなじむのを10秒ほど待ったら完成です。

飲み終えた後にまた熱燗を注ぐと、もう一度牡蠣酒を楽しむことができます。そして、最後は、底に沈んだ牡蠣を食べるお楽しみもあります!

皆さんも牡蠣酒を楽しみませんか?

お猪口で乾杯

今回、初めて試してみた「牡蠣酒」は、牡蠣と日本酒が思っていた以上に相性抜群で、新しい楽しみ方を発見できました。提供している飲食店はまだ少ないようですが、見かけたときにはぜひ注文してみてください。

牡蠣と日本酒を用意すれば、ご自宅でも簡単にできますので、まだまだ寒さが続くこの季節、牡蠣酒で身も心もぽかぽかになってみては。

動画でも作り方をご紹介していますので、ぜひご覧ください。