100年目を迎える国勢調査。事前に回答方法をチェック！
ひろしまで暮らす |
2020年は、5年に一度の国勢調査が行われる年です。国勢調査は、未来をつくる日本で最も重要な調査とも言われます。回答期間が来たら、しっかりと対応できるよう、こちらの記事を読んで (心の) 準備をしておきましょう。
日本の未来をつくる統計調査は、全ての人が対象に
国勢調査が初めて行われたのは、1920年 (大正9年) のこと。令和初の実施となる今回は21回目で、第1回の調査から100年目に当たるのだそう。例えば、前回 (2015年･平成27年) の調査では、｢初めて人口増減率がマイナスに｣、｢4人に1人が65歳以上｣、｢一般世帯の3分の1以上が単身世帯｣などの結果が得られました。実はこれらの調査結果は、国や自治体などが行政施策を行う際などに必要不可欠な基礎情報となっています。つまり、国や地域の未来、私たちの暮らしの未来をつくっていく上でとても重要な調査なのです。
調査の対象は、日本国内に住む全ての人と世帯。外国人も含まれます。調査では、現在の住居における居住期間や5年前の住居の所在地、就業状態、通勤通学地までの交通手段、世帯員の数など19項目 (16問) を回答します (ひとり暮らしの方であれば、回答時間の目安は約10分！)。
回答は簡単･便利なインターネットで
回答までの流れは、大きく2つです。
1. 国勢調査員が調査書類を配布します
9月14日(月)以降、国勢調査員が皆さんのご自宅を訪問し、調査書類を郵便受けに入れるなどしてお配りします。なお、国勢調査のふりをして家族構成や預貯金の額、そのほかの個人情報などを聞き出そうとする｢かたり調査｣にご注意ください。調査員は、写真入りの調査員証や腕章、手さげ袋を身に付けています。
2. 回答方法は2つ。でも、できる限りインターネットで回答ください
回答方法は、｢インターネット回答｣｢調査票(紙)による回答｣の2種類です。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、人の接触が少なく済む｢インターネット回答｣をご活用ください。
- インターネット回答期間:9月14日(月)～10月7日(水)
- 調査票(紙)での回答期間:10月1日(木)～10月7日(水)
※ 調査票(紙)での回答は、郵送または調査員への提出で行ってください。
さあ、ご自宅に調査書類が届いたら回答しましょう。
インターネット回答であれば、スマホやパソコンを使って、いつでもどこでも回答ができます (セキュリティもばっちり！)。より良い未来をつくるため、必ず回答してくださいね。