大竹市において,外来生物法で特定外来生物として指定されている「セアカゴケグモ」が,広島県で初めて発見されたため,駆除しました。
セアカゴケグモは,オーストラリア原産のクモで毒を持っています。
日本国内には生息していなかった外来種のクモですが,平成7年に大阪府の臨海部を中心とした地域で初めて発見され, その後,中国地方では,岡山県・山口県などの一部などでも確認されています。
セアカゴケグモは,車や資材等に付着して運ばれ,他の地域で見つかる可能性もありますので,もし,発見された場合は,絶対に素手で触らないように注意して,家庭用殺虫スプレーなどで駆除してください。
駆除の方法は,靴で踏み潰す・熱湯をかけるなど,物理的な方法でも構いません。
万一,咬まれてしまった場合は,最寄りの病院で受診するようにしてください。(病院には咬まれたクモを殺して持参してください。適切な治療につながります。)
※駆除の方法等の詳細は,環境省のホームページに掲載のリーフレットで確認してください⇒特定外来生物セアカゴケグモ(環境省中国四国地方環境事務所作成)
平成24年9月11日
(株)ダイセル大竹工場内にて,1匹確認・駆除(駆除業者)
【大竹市東栄3丁目8-1※大竹港との境界付近】
平成24年9月24日
(株)ダイセル大竹工場内にて,巣・クモ20匹程度を確認・駆除(駆除業者)
※工場内の発生地周辺100m四方について駆除剤の散布
【セアカゴケグモに関すること・発生状況の連絡先】
○中国四国地方環境事務所 野生生物課(同定を含む) Tel:086-223-1561
○広島県環境県民局自然環境課 野生生物グループ Tel:082-513-2933
○大竹市環境整備課 (大竹市内での発見に限る) Tel:0827-52-5224
【健康相談に関すること】
○最寄りの県保健所(支所)の保健課または厚生保健課へお問い合わせください。
○セアカゴケグモに関するQ&A (Wordファイル)(353KB)○環境省ホームページ 外来生物法について
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