県内で発見された特定外来生物「ハイイロゴケグモ」については,次のとおりです。
報道発表等
県内での発見事例
ハイイロゴケグモ情報
発 見 日
|
場 所
|
個 体 数
|
令和7年8月 |
福山市 |
2匹、卵1 |
ハイイロゴケグモについて
特徴
- 原産地:オーストラリア、中南米
- 日本での確認:20都府県で確認(令和7年1月末時点)
- 体長:メス約0.7~1.0cm程度、オス約0.6~0.8cm程度(足の長さは含まない)
- 生息場所:日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。
(例:自動車、プランターの底、室外機の裏など)
- 性質:メスは毒を持っていますが、オスは毒を持っていません。
基本的に大人しい種で、攻撃性はありません。

見分け方
- 灰色の体でお腹に赤色の斑紋があるのが特徴です。
- 腹部が球のように丸いです。
- オスはメスより小型です。
もし見つけたら
- 発見した場合は,絶対に素手で触らないように注意して、駆除してください。
- 駆除するには,市販されている殺虫スプレーが効果的です。
また、靴で踏みつぶす・熱湯をかけるなど物理的な方法でも問題ありません。
- 駆除の方法等の詳細は,環境省のホームページに掲載のリーフレットで確認してください
⇒セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!
もし咬まれたら
- 基本的に攻撃性のないクモなので、むやみに素手で触らない限りは咬まれる心配はありません。
- 万一,咬まれてしまった場合は,咬まれた部位をすぐに水で洗って清潔にして、最寄りの病院を受診するようにしてください。
その際にはハイイロゴケグモに咬まれたことを伝えてください。可能な場合は,病院には咬まれたクモを殺してお持ちください。適切な治療につながります。
- 症状として、局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、 区域リンパ節の腫張が生じます。
通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、 稀に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの 全身症状が数週間継続することがあります。
- ほとんどが軽症ですが、重症化した場合には進行性の筋肉麻痺を生じる場合があります。
- ハイイロゴケグモの毒で死亡した例はありません。
参考資料
問い合わせ先
【ハイイロゴケグモに関すること・発生状況の連絡先】
○中国四国地方環境事務所 野生生物課(同定を含む) Tel:086-223-1561
○広島県環境県民局自然環境課 野生生物グループ Tel:082-513-2933
○各市町の外来生物担当課
【健康相談に関すること】
○最寄りの保健所にお問い合わせください。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)