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県内における特定外来生物「ハイイロゴケグモ」の発見について

印刷用ページを表示する掲載日2025年8月27日
県内で発見された特定外来生物「ハイイロゴケグモ」については,次のとおりです。

報道発表等

県内での発見事例

ハイイロゴケグモ情報

発 見 日

場 所

個 体 数

令和7年8月 福山市 2匹、卵1

ハイイロゴケグモについて

特徴

  • 原産地:オーストラリア、中南米
  • 日本での確認:20都府県で確認(令和7年1月末時点)
  • 体長:メス約0.7~1.0cm程度、オス約0.6~0.8cm程度(足の長さは含まない)
  • 生息場所:日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。
    (例:自動車、プランターの底、室外機の裏など)
  • 性質:メスは毒を持っていますが、オスは毒を持っていません。
    基本的に大人しい種で、攻撃性はありません。

ハイイロゴケグモ

見分け方

  • 灰色の体でお腹に赤色の斑紋があるのが特徴です。
  • 腹部が球のように丸いです。
  • オスはメスより小型です。

もし見つけたら

  • 発見した場合は,絶対に素手で触らないように注意して、駆除してください。
  • 駆除するには,市販されている殺虫スプレーが効果的です。
    また、靴で踏みつぶす・熱湯をかけるなど物理的な方法でも問題ありません。
  • 駆除の方法等の詳細は,環境省のホームページに掲載のリーフレットで確認してください
    セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!

もし咬まれたら

  • 基本的に攻撃性のないクモなので、むやみに素手で触らない限りは咬まれる心配はありません。
  • 万一,咬まれてしまった場合は,咬まれた部位をすぐに水で洗って清潔にして、最寄りの病院を受診するようにしてください。
    その際にはハイイロゴケグモに咬まれたことを伝えてください。可能な場合は,病院には咬まれたクモを殺してお持ちください。適切な治療につながります。
  • 症状として、局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、 区域リンパ節の腫張が生じます。
    通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、 稀に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの 全身症状が数週間継続することがあります。
  • ほとんどが軽症ですが、重症化した場合には進行性の筋肉麻痺を生じる場合があります。
  • ハイイロゴケグモの毒で死亡した例はありません。

参考資料

問い合わせ先

【ハイイロゴケグモに関すること・発生状況の連絡先】

 ○中国四国地方環境事務所 野生生物課(同定を含む) Tel:086-223-1561

 ○広島県環境県民局自然環境課 野生生物グループ Tel:082-513-2933

 ○各市町の外来生物担当課

【健康相談に関すること】

 ○最寄りの保健所にお問い合わせください。

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