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会長ごあいさつ ~ようこそ広島県労働委員会へ~

印刷用ページを表示する掲載日2023年3月10日

 広島県労働委員会 山川和義会長

 広島県労働委員会会長の山川です。

 広島県労働委員会は,労働組合や個々の労働者と使用者との間に生じた労働紛争を,公正・中立な立場で解決するために設置されている県の執行機関です。

 最近の雇用労働情勢をみますと,雇用形態の多様化や人事労務管理の個別化等が進み,労働関係の紛争も従来のような集団的労使紛争は減少し,個々の労働者と使用者の紛争,いわゆる個別労働関係紛争が増加している状況にあります。また,新型コロナウイルス感染症の拡大を原因とする労働トラブルや外国人技能実習生の労働問題等,これまでにみられなかった紛争も生じています。

 こうした時代の変化に的確に対応していくため,当委員会は,平成30年4月に策定した「広島県労働委員会活動指針」に基づいた事業を計画的に進めています。

 当委員会における紛争処理の強みは,学識経験者等の公益委員,労働組合の役員等の労働者委員,会社役員等の使用者委員の三者構成により,これまで70有余年蓄積してきた豊富な事例・ノウハウ,高い専門性を維持しながら,公平・中立・無料,かつきめ細かく丁寧な対応を基本としていることであり,解決率も高くなっています。

 令和5年3月1日に第49期の委員による労働委員会がスタートし,これに合わせて私が新たに会長に就任いたしました。15人の委員及び事務局が総力を挙げ,安定した労使関係の構築と魅力的な雇用・労働環境の創出に寄与したいと考えています。

 よりよい労使関係を築くため,また,労働トラブル解決のため,当委員会を積極的に利用してくださいますようお願いいたします。

令和5年3月

広島県労働委員会会長 山川 和義

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