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令和5年度労使関係セミナーを開催しました!

印刷用ページを表示する掲載日2023年11月24日

労使関係セミナー

令和5年11月17日、中央労働委員会及び労働紛争解決ネット広島(※)の共催により、広島YMCA国際文化センター・国際文化ホールにおいて、労使関係セミナー(参加者78名)を開催しました。
※労働紛争解決ネット広島とは、個別労働関係紛争の相談やあっせんを行っている機関(広島労働局、法テラス広島、広島県商工労働局、広島県労働委員会、社労士会労働紛争解決センター広島、広島弁護士会)が相互に連携を図るために設置した協議会です。

基調講演

中央労働委員会東日本区域地方調整委員で,筑波大学ビジネスサイエンス系准教授の渡邊絹子氏をお迎えし、有期労働契約の無期転換ルールおよび雇止め法理(制限)について、学説、判例の蓄積や、無期転換直前の雇止めの適法性に関する最近の重要判例等についてご講演をいただきました。

<講師>
渡邊 絹子 氏(中央労働委員会東日本区域地方調整委員 ・筑波大学ビジネスサイエンス系准教授)

<テーマ>
無期転換ルールと雇止め

パネルディスカッション

有期労働契約や雇止めに関する具体的な紛争解決事例を基に、パネリストが、公労使の立場から、意見交換を行いました。

<コーディネーター>
 渡邊 絹子 氏 

<パネリスト>
 山川 和義 氏 (広島県労働委員会会長、広島大学大学院人間社会科学研究科教授)
 西 剛謙 氏 (広島弁護士会 弁護士)
 石田百合子 氏 (広島県社会保険労務士会 特定社会保険労務士)

終了後のアンケートでは、基調講演について「基本的な内容を丁寧に説明していただけてわかりやすかった。」、「最近の判例までフォローがあってありがたかった。」、またパネルディスカッションについても「具体的な事例についての検討は実践的であり面白かった。」、「実際にあっせん委員をされている方の話を聞けたことが大変参考になった。」等、有意義であったとの御意見を多数いただきました。

今後も労働者、使用者それぞれにとって身近で、かつ有用なテーマを設定しながら、労使関係セミナーの充実を図っていきます。

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