【 ネット被覆試験の様子 】 【 検討会の実施風景 】
JA尾道市わけぎ部会・JAひろしま三原わけぎ部会では、昨年度からイナーナネマルハキバガによるわけぎ種球の食害が問題視されています。この害虫は種球に侵入し、植付けが出来ない状態まで食害します。
この状況を受けて指導所では、令和6年度からJA尾道市・JAひろしまや県の関係機関(農業技術センター、西部農業技術指導所植物防疫チーム)と定期的に対策検討会を実施しています。今年度は物理的防除として種球のネット被覆試験を中心に取り組んでいます。
12月22日に実施した、今年度2回目の開催となるこの検討会では、ネット被覆試験や生産者に対する種球管理状況のアンケート結果を共有し、防除対策確立に向けた次年度の取組について協議しました。イナーナネマルハキバガの生態に不明な点が多いという課題はありますが、引き続き検討会を通して、わけぎ産地の種球を守るための効果的な防除対策を議論・整理していきます。
(東部農業技術指導所)
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