【 現地圃場での調査の様子 】
西部農業技術指導所では、令和7年度に大崎上島町で栽培されている柑橘(早生温州やレモン等)の肥大状況を、7月から定期的に調査しました。
近年の柑橘栽培は、夏季の高温や干ばつなどの気象変動の影響を大きく受け、収量や品質が不安定な状況が続いています。調査を通じて、改めてかん水や摘果など基本管理の徹底が重要であることを示し、気象変動に負けない安定した高品質生産を目指しています。
今年は夏季に3週間以上雨が降らなかった期間が2回ありましたが、10月以降は定期的な降雨がありました。そのため、肥大が順調に進みましたが、糖度・酸度はやや低めの状況です。
今後も高品質かつ安定的な生産に向けた技術支援を継続して行います。
(西部農業技術指導所)
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