【 新型ドローンの部品構成を確認 】 【 コントローラーの操作感覚を議論中 】
7月2日、三次市君田町の(同)安田農産(水稲32ha、従事者5名)において、安田剛氏を講師として「水稲のドローンによる穂肥施用の研修会」を行いました。(同)安田農産は、令和5年から水稲用肥料を緩効性(一発)肥料に替えて、速効性肥料の分施(基肥+ドローン専用穂肥)を用いる技術を県内で初めて導入し、令和6年は12.3haで実施しています。
参加したのは (株)岡崎ファーム(庄原市)、FARM NAGATA(庄原市)、西部農業技術指導所の作物担当の3名です。
7月初旬からの生育診断(葉色、幼穂長)に基づいて穂肥の時期と量を決定し、ドローンを用いて穂肥施用を開始します。その際の人員配置、肥料を搭載して飛行する際の機体の挙動、バッテリーやモーターへの負荷を少なくする工夫など、多岐に渡る専門的ノウハウについて安田氏からレクチャーを受けました。自動航行モードを用いる際の諸条件についても議論を行いました。
FARM NAGATAの長田氏は「ドローンの飛行操作に不安はない。V字理論の施肥がどんな生育を示すのか楽しみ」と話されていました。北部農業技術指導所では、現地活動を通じて、大規模水稲経営体の安定多収実現を支援しています。
(北部農業技術指導所)
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