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省人化が可能なロボット田植機の実演会を開催(三原市)

印刷用ページを表示する掲載日2025年7月2日

                       田植え機             比較

                           【無人で田植するロボット田植機】                          【無人機と有人機の同時作業】

 6月10日、三原市の(農)沼田東ファーム(代表理事:久留本喜也氏、面積:119ha)において(株)中四国クボタの協力のもとロボット田植機の実演会を開催しました。実演会には三原市の集落法人や関係機関から40名近く集まりました。

 この実演会では、農地の集積が進む同集落法人の実際の活用場面を想定して、隣接する2ほ場で、作業人員2人の無人ロボット田植機と、同3人の慣行の有人田植機の同時作業を行い、作業人員削減の可能性を検証しました。

 作業時間は、無人ロボット田植機が14分9秒/10a、有人田植機が12分54秒/10aでした。その差は僅かであったことから、無人ロボット田植機は作業人員を3名から2名に削減可能と判断しました。

 当日実施したアンケートでは、ロボット田植機が慣行機より約200万円高いものの、生産者のうち2名が1年以内に、2名が2~3年以内に導入したいと回答しており、労力不足に悩む集落法人にとっても田植作業の省人化の必要性はかなり高いことがうかがえました。

 当指導所では、省力・省人化が可能なスマート農業技術を普及するため、引き続き実証ほの設置や実演会の開催を行う予定です。

(東部農業技術指導所)

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