【良質な小麦種子生産に向けて】 【審査の様子】
4月30日、東広島市高屋町造賀で、小麦(品種:キヌヒメ)の採種ほ審査が行われました。生産者は良質な種子生産に向け、適期の栽培管理に加えて、ほ場の排水対策や雑草の抜き取り作業を行なっています。
関係機関(西部農業技術指導所、西部農林水産事務所東広島農林事業所、JAひろしま、穀物改良協会)は、採種ほ場で小麦の生育を観察しながら、異品種が混じっていないか、病気が出ていないか審査を行いました。生育初期にシカによる食害を受けたほ場もありましたが、現在の生育はおおむね良好です。今後行われる第2回目審査を経て、ほ場審査の合否が確定する見込みです。収穫された小麦は、発芽能力の審査に合格したものが種子となり、来年産の小麦栽培に用いられます。
(西部農業技術指導所)
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