【牧草地の様子】 【最近生まれた羊】
令和7年4月22日に、北広島町の前ファーム(代表者前拓也氏)で、昨年9月に播種した新品種牧草展示ほの生育調査を行いました。
前氏によると、この冬は、これまでの暖冬傾向とは違って、芸北地域ではほぼ平年並みの気温となり、最低気温も氷点下18℃まで下がり、根雪期間も90日程度あったそうです。
このような天候状況で、展示ほの牧草が降雪前に徒長気味であったため、雪腐れなどによる影響がどの程度あるのか心配されていました。
今回、展示ほの牧草を生育調査したところ、一部で雪腐れが生じていたものの、牧草の株自体の消滅等は少なく、今後追肥を行うことで回復が見込まれる状態と判断できました。
今後は、5月中旬に展示ほ牧草の収量調査を実施する予定です。
牧場では、年明けから4月末まで羊の分娩ラッシュだったそうです。子羊達が元気に育つような、おいしい牧草づくりを今後も支援していきます!
(西部農業技術指導所)
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