【せん定を進める果樹担当の若手指導所職員】
温州みかんの中でも隔年結果性が強く生産量が安定しない「石地」の連年安定生産を目指して、農業技術指導所では、県立総合技術研究所農業技術センター果樹研究部とJA広島果実連株式会社との連携と協力により、2021年から果樹研究部内に実証ほを設けています。
1樹ごとの着果状況に応じたせん定と摘果の実施および、果樹研究部による日常の肥培管理と乾燥時のかん水の励行により、4年連続で各樹が70kg/樹(10a換算で4.3t)以上を安定して収穫できるようになりました。
今年も5月1日に各農業技術指導所の若手果樹担当者が技術習得を兼ねて、せん定作業を行い、6月に粗摘果、9月に仕上げ摘果作業を予定しています。
(西部農業技術指導所)
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