【ドローンの飛行パターンを意見交換】 【粒剤散布システムの設定方法を確認】
3月7日、庄原市東城町において「水稲のドローンによる穂肥施用勉強会」を行いました。庄原・三次地域では、気象変動への適応技術として水稲用肥料を緩効性(一発)肥料に替えて、速効性肥料の分施(基肥+ドローン専用穂肥)を用いる事例が登場しています。今回、ドローンの粒剤散布システムを用いて穂肥を施用する技術について学びました。
参加したのは(農)ファーム永田(庄原市)の沖川氏と奥村氏、(株)岡崎ファーム(庄原市)の岡崎氏、庄原・三次地域の「水稲安定多収研修会」のメンバーです(北部農業技術指導所主催)。(1)穂肥施用前後の水管理の精度と人員配置、(2)ほ場上でのドローンの飛行パターン、(3)適切な肥料の吐出量について意見交換し、(4)粒剤散布システムの設定方法を確認しました。
令和7年度、(農)ファーム永田では5ha、(株)岡崎ファームでは20haでドローンによる穂肥施用の実施を計画しています。北部農業技術指導所は実証ほデータを示し、粒剤散布システム設定についての意見交換に加わりました。令和7年度も現地活動を通じて大規模水稲経営体の安定多収実現を支援することを計画しています。
(北部農業技術指導所)
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