広島県教育委員会では、高校生等の海外留学を促進するため、「ひろしま留学フォーラム2025」を次のとおり開催します。
当日は、留学に関する不安や悩みを払しょくするため、高校生による留学体験談発表や
ゲストスピーカーによる基調講演の他、留学に関する個別相談ブースの設置を予定しています。
多くの皆様の御参加をお待ちしています!
【イベント概要】
・日時:令和7年9月28日(日曜日)12時30分~16時30分
・会場:エールエールA館6階RCC文化センター(広島市南区松原町9-1)
・参加者:県内中高生、保護者、学校関係者(100名程度)
・参加方法:会場参加又はYoutubeライブ配信
【参加申込方法】
令和7年9月26日(金曜日)までに次のリンクから申込を行ってください。
https://x.gd/04fTj
※Youtubeライブ配信を視聴の方も申込が必要です。
昨年度の開催状況は下記に掲載しています。
令和6年12月15日(日曜日)、広島市のRCC文化センターエールエールA館で「ひろしま留学フォーラム2024」を開催し、県内の中高生や保護者、教職員等約50名の方に参加いただきました。
会の中では、留学に関する疑問や不安を払しょくしたり、留学に関する様々な情報を得ることを目的として、次のような催しを行いました。
広島県教育委員会からの説明
留学に関する「よくある質問」について、県教育委員会の担当者から説明を行いました。
留学体験談発表(高校生2名、大学生2名)
〇広島県立世羅高校2年 貞縄 小百合 さん(アメリカの姉妹校への短期留学)
当初は留学と自分の進路が結び付かず、留学を躊躇していたが、勇気を出して参加したこと自体が財産
になった。
〇広島大学附属高校3年 岡田 達樹 さん(イタリアに約1年間の交換留学)
自分のキャリアプランを立て、イタリアへの留学が必要だと思い、留学した。計画的に進めたことにより、
日本の学校も3年間で卒業することができた。
〇県立広島大学4年 鳥飼 いぶき さん(アメリカに約10か月の交換留学)
自分自身の趣味や得意なことを生かして留学先での生活を豊かにすることができた。
趣味の音楽やマンガが、友人作りの際のコミュニケーションツールのようになった。
〇県立広島大学4年 高橋 直樹 さん(フィンランドに約10か月の交換留学)
留学を経て行動力が身に付いた。帰国後は大学内で留学相談コミュニティを立ち上げた。
留学中は、「目標を持って計画的に頑張る」ということも大切だが、ほどほど(中庸)を
意識することも大切。
基調講演
講師:株式会社ひろぎんホールディングス執行役員サステナビリティ総括部長 木下 麻子 様
御自身の海外在住経験から、異なる文化に身を置けば、これまで常識と思っていた物事は簡単に
覆るということ、視野を広げて多様なキャリアを描いてほしいということ、挑戦する際には負の感情
(悲しみや怒り)もあると思うが、その感情も大切にしてほしいなどのメッセージをいただきました。
個別留学相談ブース (自由参加)
13の団体・事業者の方に御協力いただき、個別に留学に関する相談を行うことのできるブースや、
資料配布コーナーを設置しました。
参加者からの感想
・そもそもどのような留学があるのか分かっていなかったので、参考になりました。
・学校の姉妹校提携以外の留学方法についてほとんど何も知らなかったが、自治体や民間企業が案内しているプログラムがあること、奨学金の種類、必要な予算や英語力の目安などについてよく知ることができた。
・子どもにとって年が近い方々のお話は、より心に響くものがあったと思います。
・いろいろな国のケースを見ることができたため、国ごのに気候・言語・留学の目的となるアクティビティが異なることを実感できた。どの方も、単位互換をした、学校のプログラムで行った、など留学の制度まで教えてくださったためとても参考になった。自分も挑戦してみたいという刺激を大いに受けた。
・お話(基調講演)の中で特に印象的だったのが、留学というか海外生活が語学にとどまらず、マインドセットに大きく影響し、それが、就職して働く中にキーとし落とし込まれていて、周囲の方々にも評価されている(評価されるということは求められている)ということです。
広島県教育委員会では、今後も留学関連イベントを開催予定です。