働き方改革 従業員意識調査ツール
働き方改革の取組を進めるためには、憶測に頼らず自社の現状や課題を把握することが重要です。
広島県では働き方改革の課題分析ツールを開発しました。このツールでは、自社の強みや弱みを『見える化』(現状把握)でき、改善に向けた対策の『提案』(診断結果)を得られます。
このツールなども活用して、自社の状況にあった「働き方改革」を効率的・効果的に進めていきましょう。
従業員意識調査ツールの概要
調査ツールの活用の流れ
- 従業員へのアンケート調査の実施
- アンケート結果の集計(※表計算ソフトで自動集計)
- 集計・診断結果(表計算ソフトで自動出力)
- 具体的な取組の検討・実施
※本調査ツールは、「Microsoft Excel」を利用することで、自動集計してグラフ化し、診断結果が自動表示されます。
(アンケート調査票の配布・回収自体は、紙媒体でも実施可能です)
1 アンケート調査の内容
このアンケート調査は、68の設問数で構成されており、これらの設問を次の『7つの指標』(大分類)と15の中分類により集計・診断していくことで、単に「制度と活用」ニーズだけでなく、「管理職のマネジメント」や「従業員の仕事の進め方」、「よくばりライフ満足度」などを多面的に組織分析できます。
区分 | 7つの指標(大分類) | 中分類 | 設問数 |
---|---|---|---|
調査項目 | 1 制度と活用 | 1.制度の充実度 | 4問 |
2.制度の活用度 | 4問 | ||
2 経営者の理解と取組方針・推進体制 | 3.経営者の理解と取組方針・推進体制 | 3問 | |
3 管理職のマネジメント | 4.管理職による業務マネジメント | 5問 | |
5.管理職の仕事と生活の両立への理解 | 4問 | ||
4 職場風土 | 6.仕事と家庭の両立と職場の雰囲気 | 3問 | |
7.円滑な業務遂行ができる連携体制 | 5問 | ||
5 会社の環境整備 | 8.作業環境と人材育成 | 3問 | |
9.配置 | 6問 | ||
10.公平な評価・処遇 | 4問 | ||
6 従業員の仕事の進め方 | 11.意識 | 3問 | |
12.行動 | 8問 | ||
7 よくばりライフ満足度 | 13.会社への貢献 | 5問 | |
14.仕事の充実 | 5問 | ||
15.生活の充実 | 6問 |
基本属性 | 職位(経営層・推進担当、管理職、一般従業員) | 詳細属性 | 年齢層、部門、性別、配偶者・子・介護の状況 など |
---|---|---|---|
要望 | 「働き方改革」についてのご意見・ご要望 |
2 集計・診断結果
「一般従業員」だけでなく、「経営層」や「管理職」の階層での意識も数値化(3職位別の回答平均点を表示)することで、『3つの階層』間の意識差(ギャップ)を把握できます。
上記の「7つの指標」ごとに、「課題の可能性」や「想定される施策の例」の診断結果を自動表示することで、効率的に自社の課題を整理でき、取組の方向性を検討する際の材料として活用できます。(良好な点も確認し、自社の強みを生かした取組もご検討ください。)
自動出力シート(自動表示内容)の活用の流れ
大分類別でのレーダーチャート
(総括シート内)
大分類・中分類別での平均点
(総括シート内)
中分類別での属性別折れ線グラフ(属性別中分類平均点シート内)
中分類別での設問別平均点(中分類別詳細結果シート内)
中分類別での「課題の可能性」、「想定される施策の例」(中分類別詳細結果シート内)
テーマ別・内容別の要望(要望 結果集計グラフシート内)
自由意見テーマ別要望(要望 自由回答シート内)