広島県人的資本経営研究会の参加企業の募集について

 

広島県人的資本経営研究会の参加企業募集について

 広島県では、県内企業の労働生産性ひいては企業価値の向上に繋がる取組の一つとして人的資本経営導入の支援を進めています。その活動の一環として、人的資本経営・開示に関心を持つ中小企業を集めた「広島県人的資本経営研究会」の会員を募集しています。
 人的資本経営・開示にご興味をお持ちの県内企業の方は是非活動の詳細をご確認ください。
 皆さまのご入会をお待ちしております。

人的資本経営とは

人的資本経営とは
人材を
「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。
人的資本経営の先進取組事例集はこちらをご参照ください。)

広島県人的資本経営研究会とは

  • 広島県商工労働局が事務局を務める、県内の人的資本経営の促進を目的としたコミュニティです。​
  • 人的資本経営に係る​取組内容や成果を開示することで、主には社外人材の確保・社内人材のエンゲージメント向上による人材が活躍する循環を作り資金確保や社内での人事施策立案に繋げることを目的としております。
  • ​具体的には、人的資本経営を導入・推進するために、人に関わる方針や取組内容をまとめる「広島県人的資本開示レポート」を作成し、公開*することを、主な活動としております。
    *公開とは、社外への公開だけでなく、社内への公開も含まれます。社内公開だけでも、十分な効果が得られます。

体制図

運営委員会

運営委員長紹介伊藤邦雄氏写真
企業経営・コーポレートガバナンス研究の第一人者で、人的資本経営に豊富な知見を持つ伊藤邦雄氏(一橋大学CFO教育研究センター長・一橋大学名誉教授)が委員長を務めます。 
伊藤 邦雄氏(委員長)
1975年一橋大学商学部卒。同大学大学院商学研究科長・商学部長、同大学副学長を歴任。経済産業省プロジェクトで座長として成果をまとめた「伊藤レポート」は国内外で大きな反響を呼んだ。2019年5月より気候変動対策に取り組む企業、団体からなる「TCFDコンソーシアム」会長。20年9月、座長を務めた経済産業省「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」の成果として「人材版伊藤レポート」を公表。22年5月に「同2.0」を策定し、同年8月創設の「人的資本経営コンソーシアム」会長。「Society5.0時代のデジタル・ガバナンス検討会」座長、経済産業省・東京証券取引所・情報処理推進機構「DX銘柄」評価委員会委員長ほか。

研究会の主な活動と入会のメリット

メリット

令和6年度にレポートを開示した会員の声

  • 思考整理・言語化ができた
    「レポートを作成過程で、頭の中を整理することができた。また、自社にある考えや思いを言語化できた。」
    「レポートを作成することで、目標・取組の内容だけでなく、目的や背景を合わせて言語化して従業員へ伝える重要さに気づいた。」
  • KPIの見直しができた
    「開示ツールの1つである標準指標をひな形に、自社にとって重要な指標は何かを改めて考えるきっかけとなり、KPIの見直しを始めることができた。」
    「開示ツールの1つである体系化された指標から、各指標の意義や関係性を学び、各指標の目指す状態を改めて考えることができた。」
  • 気づき・課題の発見ができた
    「自社に経営戦略や事業戦略がないことに気づき、レポートを作成しながら戦略を考えた結果、次年度の事業計画に反映できた。」
    「レポート作成を通じて現場と会話する中で、現場との情報格差や認識齟齬があることに気づけた。」
  • 社内共通理解・言語の確立ができた
    「社内関係者と自社の人事施策等を検討する際に、レポートを活用して対話することで、理解や認識を合わせながら検討を進めることができた。」
    「レポートという形あるものを作成することで、会社や経営者の想いを従業員と共通認識とするために活用できた。」

このような企業経営者・人事担当の入会をお待ちしています​

  • 人的資本経営・開示は耳にするが、何から取り組むべきかわからない。
  • 人的資本経営・開示に力を入れたことに見合う効果を得られるかわからない。
  • 人的資本経営・開示を推進したいが、既存業務が忙しく、また、推進できる人材が社内にいない。
  • 人的資本開示を行いたいが、経営層の理解が得られず上手く進められない。

入会申し込みボタン

令和7年度ワークショップの年間スケジュール(予定)

 
  第1クール 第2クール 開催形式 対象者 コンテンツ
第1回 6月9日(月曜日)
13時00分~16時00分
※12月上旬予定

対面*+オンライン
*第1回:エールエールA館6階
(広島市南区松原町9-1)

経営層+レポート作成担当者

・人的資本経営・開示とは何か
・人的資本経営の重要性
伊藤邦雄氏がオンラインで登壇予定
・人的資本経営・開示の事例紹介
・本取組の活動概要とスケジュール

第2回 7月18日(金曜日)
14時00分~17時00分
1月23日(金曜日)
14時00分~17時00分
オンライン レポート作成担当者 ・人的資本経営・開示の事例紹介
・人的資本開示ツールの概要説明
・人的資本開示レポートの作成に向けた準備
第3回 8月29日(金曜日)
14時00分~17時00分
2月27日(金曜日)
14時00分~17時00分
オンライン レポート作成担当者

・人的資本開示ツールの詳細説明
・人的資本開示レポート作成の進め方
・人的資本開示レポート作成後の振返方法

※第1クールと第2クールは同一内容となっております。
※年間スケジュールは変更となる可能性があります。詳細については、研究会入会後に事務局より別途ご案内いたします。


ご参考:令和6年度の活動記録(ワークショップ)について

回次・資料概要 日時 会場 内容
第1回 (PDFファイル)(290KB) 2024年5月24日14時30分~ エールエールA館6階(広島市南区松原町9-1)

・人的資本経営・開示の考え方紹介
・最新動向・成功事例紹介
・開示指標体系・開示ツール検討 

第2回 (PDFファイル)(167KB) 2024年7月19日14時00分~ エールエールA館6階(広島市南区松原町9-1)
第3回 (PDFファイル)(530KB) 2024年9月6日13時15分~ エールエールA館6階(広島市南区松原町9-1)
第4回 (PDFファイル)(201KB) 2024年11月15日、20日
AM回9時15分~、PM回14時00分~
RCC文化センタ-貸会議室 703会議室(広島市中区橋本町 5-11)他 ・ツールの使い方説明
・レポート作成プロセスの説明
第5回 (PDFファイル)(200KB) 2025年3月7日15時00分~ エールエールA館6階(広島市南区松原町9-1) 開示レポート作成の振返

参加要件

  • 会員企業・団体等(以下、「会員」といいます。)は、会員の相互の交流等をもって人的資本経営導入・促進を支援する研究会の目的及び事業に賛同する企業・団体等とします。
  • ​広島県内に本社・本店(事実上のものを含む)を有する企業・団体等が会員となることができます。
  • 会員は、人的資本経営に取り組む意思を持って入会し、入会をもって、会員であること及び人的資本経営に取り組んでいる企業・団体等であることを、広島県及び研究会事務局が公表されることに同意したものとみなします。
  • 会員は、 研究会で得た 他者の営業上等の秘密に係る 情報を許可なく第 三 者に 漏えいし てはいけません。
  • 会員は、暴力団、暴力団員、暴力団関係企業・団体又はその関係者、その他反社会的勢力ではないこと、かつ、将来にわたっても該当しないことを確約します。
  • ​この事業は、自社の人的資本経営の実践むけた取組を支援するものであり、その目的以外での、資料の様式改変及び他社への譲渡・提供等はお断りします。また、コンサルティング会社等による、上記目的以外での参加は、お断りしております。

入会申込(再掲)・チラシ

入会申し込みボタン

入会申請後の流れ

  • 登録されたメールアドレスに入会受付のメールが届きます。
  • 各ワークショップ開催案内メールを別途送付しますので、案内に従い参加可否をご回答ください。

チラシ:広島県 人的資本経営研究会会員企業の募集について (PDFファイル)(8.04MB)

会員向けコンテンツのご紹介

  • 研究会に入会いただいた皆様は、人的資本開示ツールや、過去のワークショップ資料+動画、人的資本開示レポートのQ&Aをご利用いただけます。
  • 詳しく知りたい方は、研究会会員向けコンテンツ(人的資本開示ツールの利用等)のページがございますので、是非ご加入ください。
会員限定ページ誘導
 

お問い合わせ

 【研究会入会に関する問い合わせ先】
  人的資本経営促進事業 入会事務局
(受託事業者)株式会社帝国データバンク
 電話:03-5775-3161
 メール:tdb.survey@mail.tdb.co.jp
【活動内容に関して】
​ (受託事業者)EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 
​ 電話:070-7538-4172
 メール:hiroshima.hc@jp.ey.com 
【その他問い合わせ先】
  商工労働局人的資本経営促進課人的資本グループ 担当
  電話:082-513-3340
  メール:syojinkei@pref.hiroshima.lg.jp