今取り組んでいる業務内容に活用できる内容を学習しようと心がけることで、自分自身をアップデートしたり、マイナーチェンジしたりしています。
具体的には、ICTが得意な先生に教えていただきながらパソコンやタブレットを授業で活用する、研究授業をする時に今までとは違う資料や切り口で授業展開を考えてみるなど、わざわざやるのではなく、やらなければならない日々の業務と兼ねながら取り組んでいけるよう意識しています。
まずは、ICTの活用について情報収集するようにしています。授業だけでなく普段の教育活動の中でもICTを活用することが効果的な場面がないかどうか考えたり、他校で実践していることで良かったと聞いたものは、校内に紹介したり実践してみたりしています。ICTをあまり活用されない先生方もいらっしゃるため、校内研修を通して全員が活用できるように計画しました。
教育以外の領域にアンテナを広げることを大切にしています。
具体的には、検索サイトのトピックスを日常的にチェックしたり、SNSで教員が情報を発信している内容についてフォローしたりして学んだことを、日々の仕事に生かしたりしています。
通勤時間に動画配信サイトを利用して、学び直しなどをしています。例えば、業務への直接的に関連することは少ないかもしれませんが、担当教科以外の教科の内容、動画編集の仕方、社会情勢等を知ることで、素養を高めるよう心がけています。
研修で学んだことは少しでもいいので、実践に取り入れています。また、その姿を見せることにより、研修内容が広がるように取り組んでいます。
具体的には、分掌が掲げる目標達成に向けて、校外の研修等に自分が進んで参加し、本校職員に発信しました。初任者等経験年数の浅い教員に対しては、声をかけて授業づくりの相談にのるなどして取り組みました。
自分の得意とするスキルを活用した業務改善に取り組んでいます。
具体的には、学習用クラウドサービスを活用し、小テストを実施しています。毎回の小テストの結果をピボットテーブルのように編集し、小テストの結果を逐次蓄積していくことで、個人データとしても活用できるようにしています。新しいアイディアに挑戦していくことで、その他の業務においてもその視点を生かせています。
大学院派遣研修に挑戦したことがあります。2年前まで大学院において、中学生の運動有能感について研究をしました。この研究においては、現在も継続して教授と連携を取り、追跡調査や研究をしています。本研究のみならず、教授からは最新の情報や指導方法の工夫等の助言を頂くことで、刺激をもらっています。学校現場を離れて長期にわたって研修することで、これまでと違う目線で物事を捉えることができました。
自分を客観的に振り返ったり、他の先生の意見を参考にしたりしています。
具体的には、自分自身の今の働き方を見直したり、新しく来た先生方にいろいろと意見を言っていただける環境をつくり、良いものや新しい意見をどんどん取り入れたりしています。
私自身も分からないことが多く焦る時もあります。新しく主任になった時は、家族や友人から薦めてもらったビジネス書を読みました。それまでは教育の専門書を読むことが多かったのですが、ビジネス書を読むことで、組織を円滑に運営するという視点をもって業務を進められるようになりました。
研修に参加する他、経験が豊富な先生の力を借りて新しい取組にも挑戦しています。
具体的には、今年、初めて生徒指導主事になりましたが、生徒指導主事研修で学んだことを、先生方と共有できるように、新たに校内で生徒指導研修を位置付けて実施するようにしました。また、生徒指導主事の経験が豊富な先生に、生徒指導の勉強会を開いていただきました。
これまでの自分の授業観や指導観を見直し、新しいものにアップデートしています。現段階の個人の知見のみで考え、判断して教材研究を行うのではなく、論文検索サイトの先行研究を参考にしながら授業づくりをしています。