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竹原火力発電所新1号機設備更新計画 名称・概要

印刷用ページを表示する掲載日2024年9月17日

事業の名称・概要

 

名称

竹原火力発電所新1号機設備更新計画

概要 目的  電源開発株式会社の竹原火力発電所は,1号機(25万Kw)が昭和42年に営業運転を開始して以降,重油を主燃料とする2号機(35万Kw)が昭和49年(平成7年に石炭に燃料転換)に,3号機(70万Kw)が昭和58年に営業運転を開始し,現在では1号機,2号機,3号機の計130万Kwの石炭火力発電設備が稼動中である。竹原火力発電所で発電した電気は,一般電気事業者を含めた卸電力市場の需要家に供給しており,日本の電力供給の一端を担っている。
 しかしながら,このうち1号機は運転開始以来すでに45年以上,2号機も38年以上が経過しており,今後も低廉かつ安定した電気を広く卸電力市場に供給していくためには,設備の高経年化対策が必要な状況となっている。
 また,竹原火力発電所で燃料としている石炭は,コスト・供給安定性の面で優れたエネルギー源であり,資源の大部分を海外に依存する我が国において,バランスの取れた電源構成を実現する上で不可欠な存在であるが,他の化石燃料に比べてCo2排出が多いという特徴があることから,単位発電量あたりのCo2を低減させるため,石炭火力発電の高効率化・低炭素化を進めていく必要がある。
 このため,電源開発株式会社は竹原火力発電所1号機,2号機の高経年化対策の一つとして,リプレースにより最新設備を導入することで,高効率化・低炭素化を進めることとし,同容量である60万Kwの最新鋭石炭火力発電設備(新1号機)に更新する計画とした。
 なお,設備更新に際しては,最新の設備を導入することにより,硫黄酸化物(Sox)・窒素酸化物(Nox)・ばいじんを削減し,地域社会への環境負荷低減を図るとともに,エネルギー利用効率の向上によって,日本の電力供給システムの低炭素化に貢献する。

(評価書の記載から抜粋)

内容 事業の種類 火力発電所の設置の工事
事業の規模 60万Kw
事業実施区域 広島県竹原市忠海長浜二丁目1番1号
供用後の事業内容 火力発電

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