県民が安心して遊泳できるよう,県内の海水浴場について,平成23年6月27日から7月5日にかけて,「水浴場の放射性物質に関する指針について(平成23年6月24日環境省通知)」に基づき,海水中の放射性物質濃度及び砂浜の空間線量率の測定を実施した。
(1)海水中の放射性物質濃度の測定結果
調査を実施した14海水浴場いずれにおいても,海水中から放射性ヨウ素131及び放射性セシウム(放射性セシウム134及び放射性セシウム137)は検出されなかった。
(2)砂浜の空間線量率の測定結果
調査を実施した13海水浴場の砂浜における空間線量率は0.046~0.086μSv/h(マイクロシーベルト/時)であり,平成23年7月4日発表の環境放射能水準調査(広域エリア調査)における県内での測定結果と同程度の値であることから,福島原子力発電所事故による健康への影響はないと考えられる。
(1) 海水中の放射性物質濃度の測定
項目 | 放射性ヨウ素131及び放射性セシウム(放射性セシウム134及び放射性セシウム137) |
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地点 | 各海水浴場を代表する1地点(水深が概ね1m~1.5m地点の表層及び下層を採水) |
方法 | ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー |
(2) 砂浜の空間線量率の測定
項目 | 地上1cm,50cm及び1mの高さにおける空間線量率 |
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地点 | 各海水浴場を代表する1地点 |
方法 | NaI(TI)シンチレーションサーベイメータ |
(参考資料) 海水浴場における放射性物質の調査結果について(平成23年7月13日報道提供資料)
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