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磯の生物による水環境の簡易評価表・環境指標生物について

印刷用ページを表示する掲載日2024年7月31日

磯の生物による水環境の簡易評価表

潮間帯/調査地点名/出現量
 年 月 日 時

 年 月 日 時
見られない少量~中量多量見られない少量~中量多量
緑藻類フサイワヅタ0+1+20+1+2
アナアオサ00-100-1
紅藻類大型有節サンゴモ類
(カニノテ類等)
0+1+20+1+2
ツノマタ・フダラク類0-1-20-1-2
甲殻類カメノテ・
サルノカシラガイ
(貝類)
0+1+20+1+2
シロスジフジツボ0-1-20-1-2
貝類オオヘビガイ0+1+20+1+2
ムラサキイガイ0-1-20-1-2
カイメン類ユズダマカイメン0+1+20+1+2
ホヤ類エボヤ・シロボヤ0-1-20-1-2
見られた種数(N)  
種数得点(S)=Nx5  
[+得点率](A)=[+合計点]/[絶対数合計]  
環境評価値=S+(100-S)xA  
評価  

環境指標生物について

環境指標生物

生物名欄の上段に掲げた種は、きれいな海に多い種で[+(プラス)得点]となります。また、下段に掲げた種は、よごれた海に多い種で[-(マイナス)得点]となります。

フサイワヅタは、比較的潮流の速い場所でよく見られます。透明度の高い宇治島(福山市)周辺などでは、水深が10m強の所でも分布しています。

アナアオサは、分布範囲が広くきれいな海でも見られることがありますが、赤潮がよく発生するような宇品島周辺などでは、ムラサキイガイなどとともに大繁殖しています。

カメノテは、よごれの進んだ海では、マガキに生息場を占領され、減少する傾向がみられます。

オオヘビガイは、プランクトンをネットでとって食べていますが、泥濁りの強い海では、ネットがよごれ生息できなくなる傾向がみられます。

エボヤシロボヤはきれいな海でも潮下帯で多少見られますが、よごれた海では潮間帯にもよく分布しています。

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