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2008年6月22日の調査実施状況 -廿日市市宮島町大砂利海岸-

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月21日

◆資料◆

 ◆調査当日の様子◆

全員集合 -オリエンテーション-

全員集合

 大砂利海岸は総勢18名による調査となりました。

ベルトトランセクト法を体験

調査風景

 昨年度とは異なる調査方法に。
 幅5メートルの測線となるよう,潮上帯から潮下帯に向けて,ロープを張りました。2人一組で調査するので,真ん中にもう一本ロープを張って,一人2.5メートルを担当しました。予めロープに長さの目印を付けておいたので,簡単に調査範囲を示すことができました。

調査風景

調査風景の写真

岩礁が沢山あるので,指標生物を数えるのは大変ですが,予め調査対象生物を下敷きにリストアップしていたので,比較的スムーズに調査ができました。

まとめ

 大砂利海岸では,調査対象生物25種のうち,ムラサキインコガイ,イワヒゲ,タテジマフジツボ,コアマモ,アマモ,タマシキゴカイ,スナガニ,ハクセンシオマネキを除く17種を確認しました。
 各測線における,調査対象生物の分布状況をまとめました
 動物では,ケガキが測線Cおよび測線Dでわずかに見られました。
 潮間帯下部では,オオヘビガイが多く見られた。シロスジフジツボは,潮間帯上部から下部にいたるまで,多く分布していた。
 海藻類では,きれいな海の指標生物とされるイロロが全測線で見られたが,一方でよごれた海の指標生物とされるツノマタも確認されました。

 ◆その他の生物◆

貝の仲間

イワフジツボ,カラマツガイ,クログチ,アマガイ,アラレタマキビガイ,タマキビガイ,カリガネエガイ,スガイ,イシダタミガイ,ケハダヒザラガイ,ナミマガシワガイ,クボガイ,コベルトフネガイ,ヨメガカサガイ,クマノコガイ(コシダカガンガラガイ,イワガキ)

カニの仲間

イソガニ,ヒライソガニ
(アカテガニ,カクベンケイガニ)

海藻類

アオサの仲間,アオノリの仲間,ミル,マクサ,ツノマタの仲間,ソゾの仲間,ネバリモ,(フクロノリ,カゴメノリ,カヤモノリ,ヒメテングサ,フクロフノリ,カイノリ,シキンノリ,カギイバラノリ)

その他

タテジマイソギンチャク,シロボヤ,ミドリイソギンチャク,ヨロイイソギンチャク,,カンザシゴカイの仲間,ウミウシ,アメフラシ及び卵塊,ダイダイイソカイメン,(フナムシ,ヤッコカンザシ)
※カッコ内は,測線以外で視認した生物である。

◆海岸・干潟生物調査マニュアル(従来の調査方法)に基づく「水の汚れ」具合の判定◆

調査地点 廿日市市宮島町
大砂利海岸
調査日時 平成20年6月22日(日曜日)
15時00分から18時00分
指標生物名 点数 チェック 指標生物名 点数 チェック
今回 1年前 今回 1年前
ケガキ 20 × ヒジキ 10
アオガイ 19 × オオヘビガイ 9
ムラサキインコガイ 18 × × イボニシ 8
イロロ 17 × ヒザラガイ 7
イワヒゲ 16 × × アナアオサ 6
クロフジツボ 15 マガキ 5
カメノテ 14 ムラサキイガイ 4
イシゲ 13 シロスジフジツボ 3
マツバガイ 12 ツノマタ(褐色タイプ) 2 × ×
ウミトラノオ 11 タテジマフジツボ 1 × ×
チェック欄の○印の数(N) 17 13 <評価>
1 きれいな海(76点から100点)
2 少しよごれた海(51点から75点)
3 よごれた海(26点から50点)
4 大変よごれた海(0点から25点)
○印の点数の合計(T) 175 117
平均点(T÷N) 10.3 9.0
評価点(平均点×8) 82.4 72.0
評価
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