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2008年2月10日の調査実施状況 -江田島市大柿町釣附海岸-

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月21日

◆資料◆

◆調査当日の様子◆

岩礁にびっしり繁茂する海藻

繁茂した海藻

 今回の調査は少人数だったので,1人で2種類の生物を担当して,茶臼山を一周しながら,数を調べました。冬季は,海藻が繁茂する時期のため,岩一面に海藻が見られました。
 なお,今回は航空写真を基にした,地図を野帳にした調査で,地図に直接,生息場所と生息数を書き込みました。

まとめ

今回の調査では,色々な海藻が繁茂しており,コドラートを用いて密度を調べました。念のため,コドラートの枠を当てた状態で写真を撮影しました。

◆調査データの概要◆

(1)生物量調査

きれいな海に多いケガキは,岸側に比べて,潮表の海側(西側)の海岸により多く見られた。岸側は,潮の満ち引きに際して砂が巻き上がったり,海側と比べて水交換されにくい,などの要因が考えられる。
広島県が選定した指標生物20種のうち,得点の高い生物の生物量が多く,生物種も豊富であった。

(2)漂着ゴミ

  • ゴミ・漂着物は,岩礁では確認されなかったが,砂浜は多数打ち上げられており,汀線付近に集中していた。
  • 種数の構成比は,生活系・産業系のゴミの割合が多かった。また,産業系の発砲スチロール等の大型のゴミが目立っていた。
  • また自然系では,海藻(アマモ)が多く打ち上げられいた。
マガキケガキ
調査データ1調査データ2

◆海岸・干潟生物調査マニュアル(従来の調査方法)に基づく「水の汚れ」具合の判定◆

 
調査地点江田島市大柿町
釣附海岸
調査日時平成20年2月10日(日曜日)
14時00分から17時00分
指標生物名点数チェック指標生物名点数チェック
ケガキ20ヒジキ10
アオガイ19×オオヘビガイ9
ムラサキインコガイ18イボニシ8
イロロ17ヒザラガイ7
イワヒゲ16アナアオサ6
クロフジツボ15マガキ5
カメノテ14ムラサキイガイ4×
イシゲ13シロスジフジツボ3
マツバガイ12ツノマタ(褐色タイプ)2×
ウミトラノオ11タテジマフジツボ1×
チェック欄の○印の数(N)16<評価>
1 きれいな海(76点から100点)
2 少しよごれた海(51点から75点)
3 よごれた海(26点から50点)
4 大変よごれた海(0点から25点)
○印の点数の合計(T)184
平均点(T÷N)11.5
評価点(平均点×8)92
評価
 

 

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