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2007年11月10日の調査実施状況 -廿日市市宮島町大砂利海岸-

印刷用ページを表示する掲載日2024年7月24日

◆資料◆

 ◆調査当日の様子◆

 調査方法の説明

調査方法の説明の写真

 大砂利海岸を担当したのは総勢27名(調査員は20名)でした。夏季調査の結果は,フェリーで渡る前に説明しました。
 現地では,調査地点を決めるため,基準となる地点(夏と同じ場所)から六分儀を使って,調査地点を再現していましたが,島とか山の頂上などを目印にして,3角測量の要領でも簡易に位置を特定できるとのことでした。

一列に並んでの調査

ブロック分けの目印

基準点から,潮上線を探して,ブロック割りをしていきました。

指標生物の説明

指標生物を決めたときの経緯を説明

 現在の「広島県海岸・干潟生物調査マニュアル」に出てくる指標生物20種類を定めたときの調査状況や,考え方を紹介しました。
 今回は,補足調査として,ある地点を使って潮上帯から潮下帯までの生物分布を確認する事としました。

 ライン調査

ライン調査の写真

学生たちは,ラインに並んでブロックごとに対象生物を数えていきました。

海浜植物

海浜植物の調査

今回は,海浜植物についても種類と位置などを記録しました。

海浜植物の採取

海浜植物の採取の写真

持ち帰って確認するため,写真を撮り,葉っぱなどの一部を採取していました。

生物分布

生物の分布状況

潮が引くまで時間は掛かりましたが,この大きな岩礁付近だけで,潮間帯の上から下まで表現してあり,色々な生物が確認できました。

コドラート調査

コドラート調査の写真

 潮上線からメジャーで測量し,目印のテープを貼っていました。
 それぞれのポイントに50cm四方の枠を当てて,写真で記録していました。

まとめ

 今回は,補足調査として,岩礁でできた大きな島で潮上帯から潮下帯までの生物の分布を見ながら,指標生物20種による評価や,生物生息数の変化をモニタリングする必要性などを考えて見ました。
 役割を分担しながらの調査になり,全体像が個々には見えにくいといった点も心配していました。
 最後に生物の種類などを全員で表にまとめたりしましたが,できる限り,色々な調査を体験できるような工夫が必要です。今後の検討課題です。

◆主な感想・意見◆

  • 今回の調査は、大満足であった。
  • 調査した指標生物の決め方に興味を持った。マニュアルがあるのは知らなかった。
  • 生物の種類について,だんだんと理解が出来てきて嬉しい。
  • 調査対象種が多く,大変だった。
  • 事前に講習会等(勉強会)が出来ると,より理解して調査が出来る。
  • アサリのいそうな場所がよく分からなくて困った。
  • ブロックの再現性を持たせた方が良いと思った。

 ◆調査データの概要◆

(1)生物量調査

比較的きれいな海に生息するカメノテやオオヘビガイが見られた。この他に環境ホルモンの影響で話題になったイボニシも多く見られた。

調査データのグラフ1

(2)海浜植物調査

生息場のかく乱(荒天時の海岸の浸食や後背地の植生遷移の後退など)が起きていることがコシダやベニバナボロギクの繁茂から推測される。

調査データのグラフ2

(参考)

 コシダは倒木や山火事等により地面に光が差すことで増え,新たな植物の侵入が困難にするとされています。
 ベニバナボロギクは,山林の伐採跡や林縁,山火事の跡などに出現して大きな群落をつくることがあるが,本来の植生が回復すると消滅します。
 人為的変化,環境の変化が多いところの指標種として選定した。

 ◆海岸・干潟生物調査マニュアル(従来の調査方法)に基づく「水の汚れ」具合の判定◆

調査地点 廿日市市宮島町
大砂利海岸
調査日時 平成19年11月10日(土曜日)
14時00分から16時00分
指標生物名 点数 チェック 指標生物名 点数 チェック
ケガキ 20 × ヒジキ 10
アオガイ 19 × オオヘビガイ 9
ムラサキインコガイ 18 × イボニシ 8
イロロ 17 ヒザラガイ 7
イワヒゲ 16 × アナアオサ 6
クロフジツボ 15 マガキ 5
カメノテ 14 ムラサキイガイ 4
イシゲ 13 シロスジフジツボ 3
マツバガイ 12 ツノマタ(褐色タイプ) 2 ×
ウミトラノオ 11 タテジマフジツボ 1 ×
チェック欄の○印の数(N) 14 <評価>
1 きれいな海(76点から100点)
2 少しよごれた海(51点から75点)
3 よごれた海(26点から50点)
4 大変よごれた海(0点から25点)
○印の点数の合計(T) 134
平均点(T÷N) 9.6
評価点(平均点×8) 77
評価
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