広島県の新たな魅力

環境・エネルギー産業の集積促進に向けた取組

広島は、人類最初の被爆地として、核兵器使用の悲惨さを示すとともに、
平和の礎があれば、現在の広島のような復興・発展が可能であることを示しています。
こうした背景をもつ広島県では、SDGsの推進役として、
日本政府に「SDGs未来都市」の一つとして選定される中で、
カーボンニュートラルなどの環境・エネルギー分野におけるSDGsビジネスの推進等により、
県内外の様々なステークホルダーの関心を高めながら、環境・エネルギー分野において、
世界に貢献する広島県を目指した取組を行っています。

ひろしま環境ビジネス推進協議会

広島県は企業間連携の活発化や海外展開の促進等を通じて、持続可能な社会の実現に貢献するビジネスをグローバルに展開できる企業群を育成することを目的とした「ひろしま環境ビジネス推進協議会」を設立しています。

設立
平成24年
会員数
210社・団体(2021年12月1日時点)
主な活動内容
環境・エネルギー分野の振興を図るための産学官ネットワークの形成
環境・エネルギー分野の振興を図るための企業等への支援
(研究会、海外展開支援、会員相互の情報交換、マッチングなど)

活動内容:研究会 

協議会では、地球規模での社会的課題の解決に資する可能性のあるテーマを幅広く抽出し、そのテーマの中から将来的なビジネスが見込まれ、かつ多様な企業の参画が期待できる研究会を設置しています。
研究会では、ご参加頂く企業ごとに、地球規模の社会的課題の解決につながる自社の新たなビジネスの可能性を顕在化させ、テーマに関する新規事業構想の創出を目指します。
令和3年度は、「海洋プラスチックごみ削減」と「再生可能エネルギ比率の拡大」という2つの社会課題をテーマに研究会を開催しています。

ひろしま環境ビジネス推進協議会の写真

広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進協議会

広島県では、脱炭素社会の実現に資する有望な技術「カーボンリサイクル」の推進に取り組むため、協議会を設立しました。この協議会には、化学、機械、商社等様々な業種の大企業やスタートアップ、大学等が参加しています。

設立
令和3年5月
会員数
64者(2021年12月1日時点)
主な活動内容
1フォーラム 産学官の講師が、各界の最新の動向を紹介するフォーラムを開催。 2交流会等 スタートアップが技術紹介して会員と交流するイベントや、国等の公募事業説明会等を開催。 3最新情報の発信 カーボンリサイクル技術等に係る最新動向や、会員企業の取組などの情報を発信。

カーボン・サーキュラー・エコノミーとは

カーボンが生物や化学品、燃料等、様々なかたちに変化しながら、自然界や産業活動の中で、持続的に循環する社会経済のこと。

カーボンリサイクルとは

CO₂を資源として捉え、これを分離・回収し、鉱物化や人工光合成、メタネーションによる素材や燃料への再利用等とともに、大気中へのCO₂排出を抑制していく。CO₂の固定化と循環利用により、カーボン・サーキュラー・エコノミーの実現に貢献する。

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