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原爆死没者慰霊碑

戦後81年。核兵器のない平和な未来を目指して広島ができること

ひろしまで暮らす |

2026年、広島は核兵器による悲惨な被害から81年目を迎えます。被爆の実相を語り継ぎながら、核兵器のない平和な世界の実現のため、広島県では核兵器廃絶に向けた国内外での多様な取組を続けています。

平和な世界の実現のために私たちに何ができるのか、一緒に考えてみませんか?

平和を目指す広島県の取組

横田知事とグテーレス国連事務総長

広島は、人類史上初めて被爆を経験した地であり、核兵器のない平和な世界の実現に向けて、具体的に貢献していく使命と役割を担っています。

その使命と役割を果たすため、広島県が行っている取組として、ここでは、NPT運用検討会議での横田知事の発言や、平和な未来を担う若者の育成、一般社団法人へいわ創造機構ひろしま (HOPe) の設立などをご紹介します。

NPT運用検討会議で発信した広島の願い

市民社会プレゼンテーションの様子

4月末から5月初めにかけて、広島県の横田知事が、ニューヨークの国連本部で開催された「NPT運用検討会議」に参加しました。横田知事は、市民社会プレゼンテーションに広島県知事として初めて登壇し、「人類と核兵器は共存できない」と強く訴えました。

横田知事は、グテーレス国連事務総長やアメリカ・ロシアを含む各国政府代表とも意見交換を行い、核兵器のない平和な国際社会の実現に向けて、被爆地広島が有する「道義的権威」の重要性を改めて確認し、広島の取組に対する幅広い支持を得ました。

未来の平和を担う人材の育成を行う「ひろしまグローバル・ユースフォーラム」

グループ発表の様子

例年8月には、県内外や海外から約85名の高校生が集まり、「ひろしまグローバル・ユースフォーラム」が開催されます。被爆者の証言や平和記念資料館の視察などを通じて被爆の実相を学び、平和や核兵器廃絶についてのディスカッションで、多様な価値観や文化の壁を越えた交流を深め、若者たちは自ら考え、発信する力を養います。

過去10回にわたり開催した「ひろしまジュニア国際フォーラム」は、今年から本フォーラムに継承・進化し、核兵器廃絶の未来へつながる人材育成の場として大きな役割を果たしていきます。

一般社団法人へいわ創造機構ひろしま (HOPe) の役割

サイドイベントの様子

被爆・終戦75年を契機に令和3年に設立されたHOPe (ホープ) は、活動基盤を強化するため、80年目を迎えた令和7年に一般社団法人化されました。企業や大学、市民団体など多様な団体と連携しながら、核兵器のない平和な世界の実現に向けて、研究、人材育成、情報発信に積極的に取り組んでいます。

特に国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン (ICAN) 」と共同で進める「Now to Zero」プロジェクトでは、現状から将来を予測するのではなく、核兵器ゼロの世界を究極の目標とし、そこから、現在に向かって必要な道筋を探る、バックキャスティング手法を用いて、核抑止に頼らない安全保障の現実的なロードマップ作成に挑戦しています。

みんなで参加する平和メッセージ発信キャンペーン

8月6日~9日には、「核兵器のない未来」への希望のメッセージを届けるSNSでの賛同者拡大のキャンペーン「#未来へのおりづるキャンペーン」を実施します。

未来へのおりづるキャンペーン参加方法

参加方法は、おりづるを折って、ハッシュタグ #CranesForOurFuture もしくは #未来へのおりづるをつけてSNSに投稿することです。平和への想いを世界へ発信してみませんか。

#未来へのおりづるキャンペーン

核兵器のない平和な世界の実現へ

元安川を望む

核兵器のない平和な国際社会を実現するために、広島県は、これからもHOPeをはじめ国内外の多様な団体と協力し、被爆地の「道義的権威」をもって国際社会に働きかけます。

この記事を読んで、少しでも平和について考えてもらえたら嬉しいです。みなさん一人一人が願う気持ちが積み重なることで、平和な世界がぐんと近づいて来るはずです。