広島県やがん診療連携拠点病院などでは,緩和ケアの推進などを目的に,様々な研修会が行われています。
詳しい情報については,各研修の詳細ページをご確認ください。
【目次】
がん等の診療に携わる全ての医療従事者が,基本的な緩和ケアについて正しく理解し,緩和ケアに関する知識や技術,態度を習得することを目的に,厚生労働省の定めた「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針(平成29年12月1日付け健発1201第2号厚生労働省健康局長通知)」に基づいた研修会が,県内の各がん診療連携拠点病院において実施されています。
がん等の診療に携わる全ての医師・歯科医師。
また,これらの医師・歯科医師と協働し,緩和ケアに従事するその他の医療従事者
がん等の診療に携わる医療従事者が緩和ケアの基本的な知識を継続して修得し,適切な緩和ケアを提供できる人材を育成することを目的に,がん診療連携拠点病院である広島大学病院において「緩和ケアフォローアップ研修」を実施されます。
県外の先進的な緩和ケア病棟及び緩和ケアチームに,医師及び看護師等多職種からなる緩和ケアチームメンバーを派遣し,それぞれの職種が緩和ケアに関する専門的知識や技術の習得を図ることにより,各施設における緩和ケアチーム活動の質を向上させることを目的としています。
次の要件を全て満たす者で構成されたチームとする。
緩和ケアに関する看護師としての基本的な知識と技術を習得し,地域や施設において基本的緩和ケアが提供できる人材を育成することを目的とした研修です。
次の要件をすべて満たし,全課程(2日間)をすべて出席できる者
緩和ケアに関する薬剤師としての専門的知識と技術を習得し,地域や施設において緩和ケアを提供できる人材を育成することを目的とした研修です。
次の要件をすべて満たし,全課程(2日間)をすべて出席できる者
在宅緩和ケアの提供体制は,市町及び地区医師会を中心に各圏域で進められている地域包括ケアシステム構築に向けた在宅医療・介護連携の推進に係る取組の一部として,圏域の特性に応じて整備していく必要があります。
また,在宅において,がん患者の終末期に対応していくためには,地域包括支援センターの従事者や介護・福祉関係者が,がん医療や緩和ケアの正しい知識・技術を持ち,がん医療を受け持つがん診療連携拠点病院や地域の病院と連携していくことが必要となります。
このことを踏まえ,それぞれの圏域において,在宅緩和ケアに携わる地域包括支援センターの従事者や介護支援専門員,介護・福祉関係者に対し,地域の特性に応じた研修を実施することにより,各圏域における在宅緩和ケア提供体制の推進に必要な人材を確保することを目的として研修が開催されています。
各圏域における,医療・福祉関係機関,地域包括支援センター,介護保険施設等で福祉や介護の職に従事する者等(介護支援専門員,社会福祉士,介護福祉士,介護職員,看護師,薬剤師等)
※各圏域ごとに異なります。詳しくは詳細ページでご確認ください。