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デジタルトランスフォーメーションで切り拓く!未来都市

ひろしまで暮らす |

AI (人口知能) やIoT (モノのインターネット)、ロボティクスなどのデジタル技術の急速な発展は、産業構造やビジネスモデル、働き方や暮らし方、ライフスタイルなどに変化をもたらし、社会をより便利で快適にする可能性があると言われています。

このようにデジタル技術やビッグデータの活用によって産業構造全体や暮らし方が変化することを、デジタルトランスフォーメーション (DX) と言います。

広島県 イノベーションイメージ

特に今年は、新型コロナウイルス感染症をきっかけとして、全国的にテレワークやオンライン授業、オンライン診療やインターネットを活用した新たなビジネスモデルの開拓など、様々な場面で、デジタル技術活用の有益性が再認識されました。

DXで変わるわたしたちの暮らし

デジタル技術が普及することで、生活がより便利に快適になる…。そうは言っても具体的にどのような変化をもたらしているのでしょうか?

例えば、自分で車を持たなくても、誰かと車を共有するカーシェアリングがデジタル技術によってよりスムーズに行うことができるようになりました。また、これまでオフィスに行かなければ仕事ができませんでしたが、自宅にいてもテレワークという形で仕事ができるようになりました。このように技術的な障壁だけでなく、新型コロナウイルス感染症もあり積極的に活用する機運も暮らしの変化を後押ししているでしょう。

デジタル技術が取り入れられている暮らしの例

そして、デジタル技術を活用することでオンライン配車サービスを提供したり、宿泊施設・民宿の仲介サービスを提供するなど、自社でタクシーやホテルなどの経営資源を持たない企業が、市場に進出する動きがあります。こういった新しいデジタル企業の参入によって、産業にイノベーションが生まれ、サービスが向上しコストが抑えられることに繋がっているのです。

DXが広島の未来をつくる!

広島県でも AI を活用したサービスが既にリリースされています。それは「ひろしまライフスタイリストあびぃちゃん」という、AI が LINE で移住の相談や疑問に自動で答えてくれるサービスなんです。AI が対応することによってより多くの相談に乗ることが可能となり、また利用者にとっても24時間いつでもどこでも相談できるのでより積極的にサービスを利用することができるでしょう。

デジタル技術やデータを利活用する分野を、広島県は医療や福祉、教育や交通など様々な分野に広げていきたいと考えています。

県では、デジタルトランスフォーメーション (DX) 推進の要として、取組の支援やボトルネックの解消などを行う、「広島県デジタルトランスフォーメーション推進本部」を2019年7月に設置し、体制を整えました。

そして、2020年11月には行政だけではなく、県内企業や教育機関など様々な組織と連携しながら、これからの広島県を創造していくための「広島県DX推進コミュニティ」を創設しました。

広島県DX推進コミュニティ創設発表の様子

コミュニティの趣旨に賛同する方であれば、企業・事業者、団体、研究機関、教育機関、行政機関など、県内・県外、法人・個人問わず、どなたでも参加いただけます!

こうした取組によって、今後も広島がより暮らしやすい街になっていくことを期待したいですね!