
PROFILE
横山 誠人(よこやま まこと)
下蒲刈島で
観光農園×カフェ経営
東京・横浜で大手製薬会社での営業経験を経て、下蒲刈島で観光農園とカフェを営む道を選択。挑戦には責任が伴うことを知りながら、島の魅力を“訪れる体験”として届けている。環境課題や地域の未来に向き合い、食と農業を通じて次世代に価値をつなぐ仕組みづくりに挑んでいる。
VOICE
働くこと、暮らしにおいて、大切にしている価値観・ポリシー
自分が何度も挫折してきたからこそ、「人の痛みがわかる大人でいたい」という思いが根っこあります。大きな会社の営業として、一流の先輩たちにもまれた経験は、自分の未熟さや甘さを徹底的に自分に突きつける時間だったと思います。けどその分、努力と責任の重さを学ぶ場にもなったことは事実です。
今は、下蒲刈島で観光農園とカフェを営みながら、どんなに辛くても他人や周囲のせいにしないこと、自分がまず変わることを信条としながら日々を生きています。あとは「挑戦」を軽々しく口にしないこと。挑戦には必ずリスクがあります、それを背負うのは本人とその家族だという現実を直視しながら、人には背中で語れる大人でありたいです。
広島で、働き、暮らして良いと感じること
まずは広島、とくに祖父母の土地がある下蒲刈島に戻ったことで、「自分のルーツがあって、自分は生きている」という感覚を強く持てるようになったことです。このことによって、家族の絆を再認識できたこと。もう一つは家族と使う時間です。
横浜で働いていたころは、週末、テーマパークやアミューズメント施設に出かけるような過ごし方でしたが、今は、子どもと一緒に畑に出たり、近所のおじいちゃんに誘われて芋掘りを手伝ったり、島の日常そのものが家族の「時間」になっていることです。
そして、島の中で、子どもが、私や妻以外の大人である、おじいちゃん・おばあちゃんとの関わりが多くあり、子どもの成長を一緒に見守ってくれている環境があります。子どもにとって、このような環境は大切な気がします。農業も他業種と同じように、決して楽な仕事ではないけど、自然と共に季節を感じながら暮らせることがいい。それは広島に戻ったからこそ得られた豊かさですね。
他の地域にはなく、広島にはある魅力
広島って、中国・四国地方最大の都市でありながら、少し足を伸ばせばすぐ田舎や島がある稀有な場所だと思っています。ビルが立ち並ぶ市街地があって、その一方で、少し移動すれば農地が広がり、海と山のどちらにも近い。都会と田舎の両方を、一つの生活圏の中に持てるスケール感がありますよね。
週末だけ畑を借りて野菜や果物を育て、家族で収穫して食卓を囲むような暮らし方が、現実的な選択肢として描きやすいのも広島ならではですね。「いつか田舎で暮らしてみたい」という憧れと、「都市の利便性」の両方を叶えたい人にとって、そのバランスがちょうどいいのが広島だと思います。
広島で、かなえたい未来
下蒲刈島を“無理に変える”のではなく、自分自身が成長し、その姿を通して島や地域が少しずつ良くなっていく未来を思い描いています。観光農園へ人が訪れ、この場所を知り、好きになってくれて人が増えることで、やがては若い世代が安心してこの島で挑戦できる土台(移住や仕事の機会)を創っていけたらいいですね。
「挑戦は素晴らしい」ときれいごとだけを言うのではなく、リスクも含めて正直に語りながら、それでも一歩踏み出したい人にそっと手を差し伸べられる存在になりたい。そして、次の世代につながる暮らしと仕事のかたちを、この地で育てていきたいです。
就職や働き方、暮らしを考える後輩たちへ一言
「一歩を踏み出した道よりも、その道を選択した理由が、何よりも大切な気がします。
そこに、手を差し伸べてくれる人がいることを信じています。」

広島県はかなえたい未来を応援します

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