県庁に入ったばかりの新人職員を直撃!
栗久:入庁前は,県職員同士で仕事をすることが業務の大半を占めているというイメージを持っていました。しかし,実際は市町やJAの方々など県職員以外の方と連携して仕事をすることが多く,一つの仕事をする際に多くの人が関わっているということを実感しています。
小倉:入庁前は少し堅いイメージがあったのですが,実際に働いてみると,穏やかな雰囲気で困ったことがあっても聞きやすく,程よい緊張感で働けています。また,人と関わる機会や,外に出る機会が思っていたより多く,デスクワークばかりではないこともイメージとは違っていました。
鈴木:5~10年目辺りから徐々に大事な仕事を任せてもらえるようになるのかな,と思っていました。実際には1年目から大事な仕事を任され,人を指導する立場になることもあります。慣れるまでは大変ですが,上司の丁寧なフォローがあって安心して働けています。
久保田:入庁前は,業務の大半が書類作成で,県庁内の人と一緒に進めていく仕事が多いのかと思っていました。しかし,研究所に配属になったこともあり,実際には,企業の方々との関わりも多くあり,また,ルーティンワークはほとんどなく,日々様々な業務をこなしています。
栗久:現在は,本庁で働いているため農業者と直接関わる機会はあまりありません。そのため,今後は,農業者の声を直接聞き,農業者の方が抱えている悩みや問題を解決できるような仕事をしたいと考えています。そして,広島県の農業を盛り上げる一員になりたいと考えています。
小倉:今は上司や先輩に頼ることも多く,何とか業務をこなしていくという感じになっているので,今後は先を見据え,自分なりに目的意識を持ちながら業務に取り組んでいきたいです。また,業務に対してちゃんとした考えや意見があれば反映させてもらえる環境にあるので,自分の考え持って真摯に取り組んでいきたいです。
鈴木:この1年間,精神科病院の指導監督やアルコール依存症の理解を深めるための普及啓発などを担当して,法律や福祉に興味が湧いてきたので,もっと勉強したいです。まだ教えてもらってばかりなので,今後は周りの役にも立てるよう,経験を重ねていきたいと思います。
久保田:早く職場の装置の取扱いに慣れ,研究員として必要な高度な知識や技能を習得することです。今はまだ企業の方々から相談を受けてもすぐに回答できないこともあるので,一日も早く成長して頼られて必要とされる存在になりたいです。
栗久:私は大学では農学部で学んでおり,そこで学ぶうちに今後も農業に関連した仕事に就きたい,特に農業の現場が抱えている課題を解決できるような仕事をしたいと考えるようになりました。大学生活の中で,県職員の農業職として働いている方と関わることがあり,お話を聞いた時に,私のやりたい仕事ができると感じたため,県職員の農業職を志しました。そして,生まれ育った広島県の農業者に貢献したいと考えたため,広島県を志望しました。
小倉:私は,広島で生まれ広島で育ちました。大学時代は中山間に位置する大学で広島の田舎の良さを知りました。そうした中で,広島県で働きたいという思いを持つようになり,それなら,広島県に貢献できる仕事をしたいと思い,広島県を志望しました。また,大学時代は建築を学んでいましたが,県の職場では,建築だけではなく多岐に渡る業務に関わることができることも魅力に感じました。
鈴木:理由は仕事の幅広さとワークライフバランスの取りやすさです。私は公務員以外の選択肢も見た上で決断したかったので,最初民間企業と同時並行で公務員試験の勉強をしていました。大学時代に,興味のあったメディア関係のインターンにも複数参加しましたが,ふるさとのためになるような公共性の高い仕事を大規模に進めていけるのは県庁にしかない魅力だと思いました。また,県庁は仕事と家庭の両立に力を入れており,ライフイベントを経ても働き続けられることも大きな決め手でした。
久保田:大学で学んだ専門知識が生かせる職種があったことと,大きな災害があったことです。就職活動の時期には,大学院への進学や他の公務員も考えていました。そんな中,平成30年7月豪雨災害が発生しました。当時,私は県外の大学にいたため,何もできませんでした。生まれ育った街が大変な今このタイミングで,広島県庁に入庁して災害からの復興を支えたいとの思いが強く芽生えました。そのため広島県を志望しました。
栗久:私は,中学生の時に卓球を始め,現在も続けています。広島県庁には,卓球部があり,普段の業務では関わりの少ない方やOBの方など様々な方と交流することができます。
また,卓球部の部員に限らず県職員で卓球をしている人など,幅広い方に声をかけて卓球大会も開催されています。
小倉:課内旅行や局内でのスポーツ大会では,普段の業務では知らなかった一面を知ることができたりして,同僚のことを知ることのできる良い機会になっています。また,個人的には,同期と仕事終わりにご飯を食べに行ったり,休みの日に遊びに行ったりもしています。職場が同じだからこそ分かりあえることが多くあり,いろいろと相談に乗ってもらったりしています。また,同期の頑張っている話を聞いていると良い刺激になります。
鈴木:プライベートでは趣味の映画鑑賞をしたり,県庁内のサークル活動である山の会で登山をしたりしています。私が採用された年は同期が200人ほどと多いのですが,大学を卒業したての新卒は意外と少なく,半数が社会人経験者です。色々な理由で他の民間企業や官公庁から転職してきた方がいて,多様性があります。年齢差があっても気さくに話せる関係です。休日には一緒に日帰りで水族館やドライブに行ったり,飲み会をしたりしています!
久保田:写真は,8月に職場の先輩方と参加した「広島県泥んこバレーinせら」に参加した時のものです。この時は,夢中になってボールを追いかけて泥だらけになるなど,とても良い思い出ができました。他にも県職員の卓球大会へ向けて練習を行ったり,地域の駅伝大会に参加するなど,職場の方と交流する場も多くあります。また,今の職場に同期はいませんが,仕事終わりに集まって飲みに行ったり,休日に遊びに行ったりしています。色々な話ができる同期の存在はとても大切です。