令和7年2月27日(木曜日)午後1時30分から午後2時30分まで
山県警察署
協議会 会長以下7名
警察署 署長以下8名
当署管内をはじめ、広島県内における刑法犯の認知件数がコロナ終息後に増加傾向にあります。
特殊詐欺に関しては、このところ「+」で始まる電話番号から電話が架かってくることが多くなっています。
これは国際電話であり、詐欺に使われていることが多いため、もし自身の携帯電話や家の固定電話にこのような番号から着信があった場合、海外に知り合いが居住している等の特別な事情が無い場合には詐欺を疑い、安易に電話に出たり、かけ直すことのないようにしてください。
国際電話の着信を拒否するサービスもありますので、利用してみてください。
また若者をはじめとして、期せずして闇バイトにひっかかる者が増えています。
「即日即金」「高収入」「ホワイト案件」等の文言を信じ、普通のアルバイトだと思って応募したところ、窃盗や強盗の犯人として利用されることが全国的に発生しています。
闇バイトは山県郡内でも起こりえることなので、「美味い話は無い」と肝に銘じ、甘い言葉にだまされることなく慎重な行動を心掛けてください。
当署管内における令和6年中の交通死亡事故は3件で、3名の方がお亡くなりになっています。
いずれもお亡くなりになったのは高齢者で、発生場所も比較的見通しの良い場所なので、車両を運転する際には、常に緊張感を持っていただくようお願いいたします。
当署としては、交通事故抑止に向けて
を推進して参りますので、よろしくお願いいたします。
【委員】
高齢者がロマンス詐欺にひっかかったというニュースを見たが、なぜ引っかかってしまうのでしょうか。
【回答】
インターネット広告に魅力的な掲載がされており、「もしかしたら出会いがあるかも」と引っかかってしまうのです。
美味い話は無く、誰でも引っかかる可能性があるので、委員の方からも周囲へ注意喚起をお願いします。
【委員】
山県郡は豪雪地域であり、雪に絡む事故も多いと思います。
凍結している道路では四駆でスタッドレスタイヤを着用していなければ、一度止まると動けなくなるので、降雪の際には道路を早期に通行不可にしたり、警察から運転者にアドバイスをすることは出来ませんか。
【回答】
道路管理者に対し、通行止めの申し立てを積極的に行っています。
ノーマルタイヤの県外ナンバー車両等、無防備な運転者も多いので、各種機会を通じて広報を実施しています。
【委員】
自転車が一時停止をしなかったり、突然飛び出してくる等、自転車の運転者に「二輪車」であるという認識が薄いように思うので、重大事故が起きないよう、積極的な取締りをお願いします。
【回答】
自転車の運転に関する法律も改正され、取締りの対象になっています。
電動キックボードを含め、取締りを強化してまいります。
【委員】
道路管理者と警察が早期に協議をして、薄くなった道路の中央線を引き直したり、車が中央線を跨ぐと異音がするように改良してくれたので、地元としても大変助かっています。
【委員】
地元住民の方から、「駐在所が廃止になった地域や、狭い路地でもパトロールをしている警察官をよく見かけるので安心する。」という声をよく聞くので、これからも治安維持のため、よろしくお願いします。
【委員】
12月の山県地区交通・地域安全大会は、住民の防犯や交通安全に対する意識向上にとって、とてもすばらしい試みだったと思います。
今後も各種協議会や連合会と警察が連携し、防犯等に関する取組みを推進していただきたい。