令和3年12月10日(金)午後4時00分から午後5時00分まで
山県警察署
協議会(6名)
住野会長,上新幹事,沖段委員,佐々木委員,日高委員,小里委員
警察署(7名)
署長,次長,会計課長,生活安全刑事課長,地域交通課長,千代田交番所長,警務係長
【意見】(小里委員)
スマホやパソコンなどの昔はなかった物を使用した詐欺などの犯罪が発生している。
【意見】(日高委員)
コンビニで買える電子マネーを利用した詐欺は,私も仕組みがよく分からないので,危険だと感じる。
【回答】(生活安全刑事課長)
スマホなどでは偽メールなどが届き,詐欺被害に遭うケースもあります。
また,電子マネーは,コンビニで24時間いつでも買えるので,いつ詐欺の被害に遭ってもおかしくないです。
まずは一人で悩まずご家族等に相談してください。
警察は24時間対応しているので,不安なことなどは積極的に警察に連絡してください。
【意見】(小里委員)
近所に住む85歳の女性が免許の更新をしたと聞いた。
私としては「まだ乗るのか」という気持ちになった。
私は自分で決めた区間しか乗らないようにしているが,田舎であるため,移動が難しいのも分かる。
【質疑】(日高委員)
免許は何歳になってもすぐに更新できるものなのか。
【回答】(地域交通課長)
年齢によって認知機能検査等が必要になりますが,条件をクリアすれば更新は可能です。
車両を運転するということは加害者になり得るため,運転が不安になった方が,いかに自分で免許返納を決心するかということになります。
しかし,当署管内のような状況では,免許を返納することで生活に大きな支障を来す人も多いのが現状です。
そこで,当署としては,免許返納した人を対象としたアンケートを実施し,その結果を行政に提供するなどして,定額タクシー等の 行政サービス向上を働きかけることとしています。
【質疑】(住野会長)
免許返納の件数はどのように推移しているか。
【回答】(地域交通課長)
免許返納の件数は,全国的に伸びています。
しかし,当署管内はあまり返納件数が伸びていません。
これはやはり当署管内の特性も影響していると思います。
【回答】(署長)
免許返納した人を対象としたアンケートでは,「返納しなければよかった」と回答した人も多く,引き続き行政への働きかけを行っ ていきたいです。
免許は一旦返納すると再取得が難しく,当署管内の特性を考慮して,免許の返納を呼びかけるだけではなく,同時に行政サービスの向上に繋がるよう働きかけを行い,事故の可能性が高まれば免許を返納していただける環境を整えるよう取り組んでいます。
平成12年12月8日,北広島町大朝で発生した「やすらぎ」施設長殺人事件についての情報提供呼びかけ等を実施。
【意見】(住野会長)
委員の皆さんも何かあれば積極的に警察への情報提供をお願いしたい。
【回答】(地域交通課長)
事案ごとに判断するので一概には言えませんが,トラクターも大きさによって,運転するのに必要な免許,資格があります。
無免許の種類もいくつかあり,一度も免許を取得することなく車両を運転する無免許や車種外無免許というのもあります。
車種外無免許というのは,例えば小型特殊の免許しかないのに大型特殊車両を運転する場合などが該当します。
こうした無免許では,そのとき所持している免許が取り消されることがあるので,ご質問のトラクターの件はそうしたことが影響し ているのかもしれません。
【回答】(地域交通課長)
何年かは取得できない期間がありますが,再取得は可能です。