【個別カウンセリングの様子】 【(農)神杉農産組合の農薬庫を見学】
12月11日、三次市において(農)神杉農産組合の戸田組合長、岡信農場長を講師に迎え、「水稲安定多収カウンセリング研修会」を行いました。(農)神杉農産組合の経営面積は約85ha、可変施肥田植機などのスマート農機の導入を進める一方で、基礎技術の徹底励行を栽培管理のポリシーとして掲げています。
参加したのは(同)安田農産(三次市)の安田剛氏、(株)岡崎ファーム(庄原市)の岡崎孝太氏、今回から(株)宝郷(庄原市)の香川通昭氏、(農)ファーム永田(庄原市)の奥村浩伸氏が加わりました。技術的改善点、単収、ドローン専用穂肥の活用について発表し、土壌改良資材、品種構成の組み立て方等について講師から個別にカウンセリングを受けました。
戸田組合長から水管理を行うために水系マップを作り情報共有していること、岡信農場長からは日々の生育観察からポイントを押さえた管理を行うことの重要性についての説明がありました。
本研修3年目の参加者は、施肥改善アドバイスの実施ほ場においてヘクタール単位で10%を超える収量増を実現し、令和7年度は全面積での実施を目指す状況に至っています。本研修を通じて、北部農業技術指導所では、大規模水稲経営体の安定多収実現を支援しています。
(北部農業技術指導所)
関連リンク「気象変動の適応技術として農業用ドローンによる追肥作業を実施(三次市)」https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/nougijutsu/r6genkou27.html
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