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【令和2年4月27日掲載】高温に伴う農作物等の被害軽減対策

印刷用ページを表示する掲載日2020年4月27日

高温対策

 4月23日,気象庁より,「高温に関する早期天候情報」が発表されました。農作業時は熱中症対策など健康管理に十分注意するとともに,農作物の管理等対策を徹底しましょう。

【共通事項】

○新型コロナウイルス感染拡大に伴い、「農業における新型コロナウイルス感染者が発生した時の対応及び事業継続に関する基本的なガイドライン」(http://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/pdf/gl_nou.pdf)に留意しつつ、作業者の安全確保を最優先に、対策を実施しましょう。

〇この季節は,昼夜の寒暖差が激しく,身体がまだ暑さに慣れていない時期です。気温が高くなると,熱中症をおこしやすくなるので注意が必要です。このため,作業者の健康管理に配慮し,作業環境の改善に努めましょう。また,農作業事故に十分注意しましょう。

〇ハダニ,アブラムシ類など高温乾燥により,発生が多くなる病害虫についてはその動向に十分注意し,適期防除に努めましょう。

 

【水稲】

〇種子伝染性病害の発生を防止するため,種籾の塩水選・消毒等を徹底しましょう。また,育苗期における高温・高日照条件では,もみ枯細菌病等の病害,苗の徒長やヤケ苗が発生しやすくなるため,高温・過湿にならないようハウスの換気を行いましょう。

 

【施設栽培】

〇異常高温時は,障害回避のため側面と妻面をできる限り開放して,風通しを良くしましょう。特に,夜温確保のためサイド等閉め切っているハウスでは,曇天時から急に天候が回復した場合,ハウス内温度が急上昇します。換気遅れがないよう十分注意しましょう。

〇ポットやセルトレイで育苗中の苗や鉢物では,用土が限られ乾きやすいので,こまめなかん水や遮光により,萎れさせないように管理することが重要です。観察を怠らずきめ細かな管理をしましょう。

 

【露地栽培】

〇露地栽培では,土の乾き具合を確認しながら必要に応じてかん水を実施しましょう。特に,定植後間もない場合は適湿を保つようにします。

 

【畜産】

〇高温環境下では,家畜は体温上昇を防ぐために呼吸数や血流を増加させ,エネルギーを余分に消費する一方で,飼料摂取量が減少するために生産性が低下します。家畜の体温上昇抑制のため暑熱対策を徹底しましょう。また,家畜の姿勢,採食量や反芻行動など家畜の行動をよく観察し,異常家畜の早期発見・早期治療に努めましょう。

 

 ※ 熱中症対策(農林水産省生産局技術普及課作成) (PDFファイル)も参考にしてください。

 

問合せ先

 西部農業技術指導所   東広島市八本松町原6869   電話082-420-9661

 東部農業技術指導所   福山市三吉町1丁目1-1     電話084-921-1311(代)

 北部農業技術指導所   三次市十日市東4丁目6-1  電話0824-63-5181(代)

 県 庁 農 業 技 術 課    広島市中区基町10-52      電話082-513-3559

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