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知事記者会見(令和3年10月12日)

印刷用ページを表示する掲載日2021年10月12日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和3年10月12日(火曜日)

発表項目

〔動画(1)〕

(1)ワクチン接種促進キャンペーンの実施について

質問項目

〔動画(2)〕

(2)ワクチン接種促進キャンペーンの実施について

〔動画(3)(4)〕

(3)日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区の高炉休止について

(4)経済対策について

会見録

 (司会)
 それではワクチン接種キャンペーンについて説明を行います。説明は湯崎知事です。お願いいたします。

ワクチン接種促進キャンペーンの実施について

 本日は,新型コロナウイルス感染症のワクチン接種促進に向けたキャンペーンについてご説明いたします。〔モニターを示して〕まず,こちらは,昨日の会見でご説明いたしました,継続的な感染対策の徹底と,ワクチン接種率の向上の効果についてのシミュレーションであります。シミュレーションの結果からも,継続的な感染対策の徹底と,ワクチン接種促進の両輪で,感染拡大を極力抑え込み,強い行動制限をしない状態を維持することが重要だと考えています。本日は,対策の一つとなりますワクチン接種促進の新たな取組についてご説明させていただきます。まずは接種の状況ですけれども,こちらは,市町別の全人口に対するワクチンの接種状況であります。早い市町では,住民の約8割の方が2回目の接種を完了しております。続いて,本県の接種状況ですが,全体として,現在,約7割の方が1回目〔の接種〕を完了しておりまして,約6割の方が2回目〔の接種〕を完了しているという状況であります。そしてこちらが,1回目のワクチンの接種率の推移を年代別でまとめたものとなります。50歳以上の方につきましては,接種率は上昇〔して〕,高いレベルに来ていますけれども,伸びは鈍化しているという状況になります。若年層については,伸びは維持していますけれども,まだ,他の年代と比べて接種率が低いというところがありまして,さらなる〔接種〕促進が必要だと考えております。こちらは,年代別の接種状況と接種意向のグラフになります。グラフをご覧いただくと,こちらの折れ線〔グラフ〕が接種意向で,この棒グラフの方が実際の接種〔状況〕です。〔こちらのグラフが〕1回目と,〔こちらのグラフが〕2回目になります。この接種意向より下のところが,まだ接種したいのだけど接種ができていないという方になります。この折れ線グラフよりも上が接種したくないという方になるわけでありまして,若年層になるほど,接種を積極的に考えていない方が多いし,接種したいのだけれどもまだ接種できていないという方も多いということが見て取れると思います。今後,接種率の向上を図っていくためには,折れ線グラフの上側,〔グラフの〕下の方は,皆さんいずれ接種していただけると思いますけれども,〔グラフの〕上側の方です。「副反応・安全性に不安がある等で,ワクチンを打ちたくない層」の方の行動変容に繋がる支援が必要になってくると考えております。そこで,キャンペーンの概要になりますけれども,具体的には,本キャンペーンにおきまして,ワクチン接種に係る不安解消。これが1点目〔の取組です〕。それから2点目としてきっかけづくり,そして3点目として気運醸成。この三つの柱で接種率の向上に繋げていきたいと考えています。キャンペーン名としては「コロナに負けない!広島HAPPY宣言キャンペーン」でございます。キャンペーンは,明日10月13日から11月30日まで実施してまいります。まず,一つ目の柱であります接種に対する不安解消に対して,「接種者の特性に応じたWEB広告」を展開してまいります。ワクチンの安全性であるとか有効性など接種について悩まれている方に対して,それぞれが求めると言うかそれぞれに当てはまる情報に加えて,ワクチン接種を受けた方や新型コロナウイルス感染症に感染された方の声を,SNSのWEB広告で発信することで,不安解消を図っていきたいと考えております。二つ目の柱として,きっかけづくりでありますけれども,接種者限定「広島HAPPYキャンペーン」というものを実施いたします。接種者にプレゼントをお届けすることで,接種の後押しを図りたいと考えています。まず,一つ目の特典として,抽選プレゼントを実施いたします。キャンペーンの実施期間であります,明日10月13日から11月末までに1回目の接種をされた方に,キャンペーンにご協力のあった企業様からご提供いただいた賞品を抽選でプレゼントいたします。なお,応募には,接種済み証の画像を添付していただくという必要がありますので,接種済み証はなくさないように保管しておいていただきたいと思います。こちらは,現時点で協賛企業様からご提供いただいている商品となります。商品については,随時追加してまいります。また,追加商品について,ホームページや,県からSNS等で発信してまいりますので,ご覧いただければと思います。続いて,二つ目の特典が,若年層限定のプレゼントであります。10月13日から31日までに1回目の接種をされた方のうち,12歳から39歳の方全員に,大手デジタルポイント1,000円分をプレゼントいたします。なお,抽選プレゼント及び若年層限定プレゼントともに,県公式SNSアカウントからご応募いただくこととしております。また,抽選プレゼントと若年層限定プレゼントを同時に応募することももちろん可能でございます。最後に,三つ目の柱であります気運醸成として,「みんなの♯広島HAPPY宣言キャンペーン」を実施いたします。こちら,企業様にご協力いただきまして,それぞれの協力企業が,独自にワクチンの目標接種率を掲げていただきます。〔それ〕で,その目標に達した際に,割引であるとか来場特典などのキャンペーンを,県民の皆さまに,これは全員です。〔県民の皆さま全員〕に提供していただくというものです。このキャンペーンは,これまで接種を受けた方,それからアレルギーなど体質的に接種できない方にもご利用いただけるというものになります。また,接種率を見ていく上で,本キャンペーンに伴って開設する特設サイト上に,「ワクチンメーター」を表示しまして,接種率の見える化を図ってまいりたいと考えております。それから,こちらがキャンペーンの大まかなスケジュールであります。キャンペーン1の「対象者の特性に応じたWEB広告」は,明日から,各SNSから情報を発信していく予定としております。続いて,キャンペーン2の接種者限定「広島HAPPYキャンペーン」については,対象は明日から,明日〔以降に〕第1回目を接種される方が対象になるのですが,応募の受付は12月から受け付けます。12月から受付を開始して,1月頃に抽選賞品の発送,それから大手デジタルポイントの付与を行う予定としております。キャンペーン3の「みんなの♯広島HAPPY宣言キャンペーン」については,順次ご協力いただいた企業から宣言していただく予定としております。これまでもご案内しているところですけれども,接種者の利便性を向上させるため,本県では広域接種を可能としております。通勤,通学先の近くの医療機関など住所地内外に関わらず接種を受けることが可能です。なお,市町によって予約方法が異なりますので,希望される際は市町のホームページなどでご確認いただければと思います。また,どこで予約を取れば良いかわからないという方も依然いらっしゃると思います。スマートニュース株式会社やヤフー株式会社が提供されている「ワクチンマップ」を県のホームページでご紹介しています。このワクチンマップは,接種会場あるいは予約状況を簡単に検索できて,ウェブ予約や電話番号をご案内する機能も搭載しておりますので,接種場所,どこで接種したら良いのだろうと悩んでおられる方は,ぜひワクチンマップもご活用いただければと思います。繰り返しになりますけれども,各年代でワクチン接種率を上げれば上げるほど,今後の感染拡大をできるだけ抑えることができると考えています。目指すところは,8割を超える方に接種していただくというところであります。こうした,ワクチンへの不安解消やキャンペーンをきっかけとして,特に接種率のまだ低い若者やこれまで機会がなかった方の接種を進めることで,感染症に対する社会全体の抵抗力を高めていきたいと考えております。もし,ご家族やご友人にまだ接種をしていないという方がいらっしゃったら,キャンペーンがあることをお伝えいただければと思います。私からは以上でございます。

 (司会)
 それではまず,ワクチン接種キャンペーンについてのご質問を受け付けたいと思います。幹事社質問,一般質問については,その後まとめて行いますのでご了承ください。質問がございましたら挙手をして社名を名乗ってからお願いいたします。また,資料番号もあわせて教えていただけますと助かります。それではよろしくお願いいたします。

 (時事通信)
 時事通信の中村です。キャンペーンで提供するプレゼントなのですが,マツダの自動車というのは,プレゼントするのは1台だけですか。

 (答)
 これは1台です。

 (時事通信)
 価格はどれくらいの車なのですか。

 (答)
 価格は〔事務方に向かって〕どうでしたか。

 (事務方)
 価格は,詳細はないのですが200万強くらいと聞いております。

 (時事通信)
 200万強。わかりました。あと,青山商事の商品券は一人当たりいくらぐらいの商品券でしょうか。

 (答)
 これはまだ決まっていないというところです。

 (時事通信)
 ありがとうございます。

 (HOME)
 広島ホームテレビの山口です。今の質問に関連してなのですけれども,協賛企業さんは現時点でどれくらいの数になりそうかという目途がありますでしょうか。

 (答)
 これは順次追加していきたいと考えていますので,いくつくらいかというのは,これからのお楽しみとお考えいただければと思います。

 (HOME)
 わかりました。ありがとうございます。

 (中国新聞)
 中国新聞の宮野です。知事の説明の中で最後の方に,接種率8割超を目指していきたいということだったのですが,これはキャンペーン期間中,つまり10月末までに8割というような目標ということになるのでしょうか。

 (答)
 最終的に8割を超えていくということです。

 (中国新聞)
 年内とか,そういう期限の考え方は〔いかがでしょうか〕。

 (答)
  1年後とか2年後とか言っても仕方ないので,この期間というか,厳密に期限があるわけではないですけれども,この一連の,今接種〔の推進を〕していますけれども,11月から12月くらいまでかけて継続すると思いますが,その間に8割以上には行ってほしいと思っています。

 (中国新聞)
 キャンペーンに関してなのですが,今から接種を受けた人が対象になる。特典のです。そういう意味では,これまで接種を受けた人との公平性の観点からどうなのかなという部分があると思うのですが,その点はどのようにお考えでしょうか。

 (答)
 常にこういうことをやると,後からやった人の方が得ではないかということはあると思うのです。このワクチンに限らず,何かを推進する上で,新たな補助金などでも,そういうことがありますけれども,これは接種の最終的な推進〔をしていくと〕,個人のベネフィットというか,感染に対する抵抗力が強まるとか,重症化予防になるということは個人にもありますけれども,社会にも非常に大きな影響がありますので,そこを強化していくという観点から今回はお願いしています。〔それ〕で,新規接種者だけ〔を対象としたキャンペーン〕だと,やはりそもそもこれまで積み上げてきた皆さんの貢献ということが,ないがしろにされるんじゃないか,みたいなイメージがあってもいけないので,この「みんなの♯広島HAPPY宣言キャンペーン」は〔新規接種者以外も含む〕全員が対象になりますし,ワクチンを受けていない方も対象になりますので,いろんな理由で接種ができないという方も対象になるので,そういったところで,みんなで接種率を上げていこうというところで,過去接種された方もお得になる,ということを提供したいと思っています。

 (中国新聞)
 ありがとうございます。

 (HTV)
 広島テレビの門脇です。プレゼントのことについてお伺いします。大手デジタルポイント1,000円分ということなのですけれども,具体的に使えるものというのはイメージ的にどういうものになりますか。

 (答)
 これはまだ先様のご承認がいただけていないので,具体的に発表できないのですけれども,またすぐにこれは発表できると思いますので。割と幅広く使えるものかなと思います。

 (HTV)
 この1,000円分のポイントを含めて,あくまで協賛企業様からのご提供ということで,例えば県の予算は入っていないという認識でよろしいですか。

 (答)
 県の予算も入っています。全体の予算としては約5.1億〔円〕です。この予算で展開するという予定にしています。これは広告費用とかウェブページの製作費用とかそういうものを全部込み〔の金額〕ですけれども。

 (HTV)
 これにプレゼントの部分だったりの予算も含むということですね。前の中国新聞さんの質問とちょっとかぶってしまうのですけれども,予算を含むという観点だと,やはり公平性の問題が出てくると思うのですけれども,これまでに1回接種,2回接種を終えた方に対して,同様の,例えば1,000円分のポイントの付与だったりとか,そういったものを考えているとか,何かしらのお考えはいかがでしょうか。

 (答)
 そこは考えていないです。残念ですけど。そこはご協力いただいたというか,これまで接種いただいたところで,そこは大変感謝をしなくてはいけないところですけれども,今進めようとしているのは,〔事務方に向かって〕先ほどのグラフがありますか。〔モニターを示して〕この接種したくないという人たちに接種していただくというのがメインの目的になっていますので,そこに対して一定の行動変容のために必要な費用と考えています。この公平,不公平というのは必ず付きまとう議論で,先ほどもありましたけれども,例えば何かの設備に対する補助金なども一定の期間を対象にするような場合,今回のこういったものもそうですけれども,一定〔期間を〕さかのぼることもありますけれども,〔それは〕一定期間で〔あって〕それ以上はさかのぼらない。それ以上前に整備した人はどうなるのですかという,そういうことは必ず起きるのです。そこはどこかで線を引かなければいけないというところで残念なのですけれども,今回は特に接種したくないという層を,ある意味で言うと接種するように誘導するというところなので,そこに集中的に予算投入をしているということです。

 (NHK)
 NHKの五十嵐です。今回のキャンペーンについてです。他県の状況を見ますと,例えば,群馬県などではこのワクチン接種した若者にスバルの乗用車,そういったものをプレゼントするというような〔事例〕,それぐらいで,全国的にも珍しいことだと思うのですが,一方で,その例えば,物で釣るというような,そういった考え方に批判もあると思うのですが,そういった批判に対しては,湯崎知事としてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。

 (答)
 繰り返しになりますけれども,〔モニターを示して〕ここです。ここのところの接種が進むことによって,社会全体の接種率の向上が図られると,〔それ〕で,〔事務方に向かって〕例のグラフ〔のスライドが〕ありますか。接種率〔と〕感染者数のシミュレーション,一番最初の〔スライド〕,これです。〔モニターを示して〕こういうことです。接種率の差によって,非常に大きな社会的な便益の差が出てきます。〔それ〕で,便益の差を生んでいくということでありまして,もちろん公平性の観点から,「いや,もうこれはここ〔の割合〕で仕方がないんだ」ということであれば,そういう判断もあると思います。ただ,結果として,これ〔が〕もし,こういう状況になったら,何百億という損失がまた発生するおそれがあるわけです。〔それ〕で,行動制限をすると,また飲食〔店〕に対する時短だとか,そういうことになって,これもまた非常に飲食〔店〕の皆さんからすると不公平というか,不公平感もあると思うのです。できるだけこういう事態をやはり避けていくということを目的に,いろいろな施策を取るといろんなところにベネフィットがあって,あるいは,それに対する負担,誰が負担するのですかということがあって,〔それ〕で,「得する人は得じゃないか」とか,逆に「損する人が損じゃないか」とか,いろんな議論があると思うのですけれども,今,このワクチンの接種率の向上というのが非常に大きな社会的便益を生んでいくということになると思うので,そこは若干の不公平感というか,不公平というところは目を瞑って,この接種率を上げていくという方に重きを置いていきたいと考えています。これももちろん皆さんの,メディアの皆さまがどういうふうに報道されるかということも非常に大きいとは私は思いますけれども,不公平,不公平ということで非常にそれを強く打ち出す,そういう論を張らないでくださいと言っているわけではないのですけれども,そうすると社会的許容が薄まって,先ほどの〔モニターの〕この上の層のところに届かなくなるというようなことも私はあるとは思うのですけれども,そこは社会全体として,どこを目指していくのかということです。公平感とか,そういうことを重視するのか,それともやはりこういった効果を狙っていくのか,もちろん非常に公平な形でこれが実現すれば良いのですけれども,ちょっと今はできる方策をすべて動員してやっていきたいなと考えているところです。

 (共同通信)
 共同通信の野口です。2点あるのですけれども,1点目が,先ほどのNHKさんもおっしゃっていたような,群馬や愛知などで,先例があると言うか,前例があると思うのですけれども,そういった他県の取組を検証して,これには接種率,こういった特典には接種率向上に繋がると判断されて,広島県でも行おうということになったのかどうかということと,あとは,これもちょっと繰り返しのご回答になってしまうかもしれないのですけれども,いろんな理由で,信条であったり,健康的な理由で〔ワクチンを〕打ちたくないという方への何か社会的な圧力というか,そういうものにも感じてしまう方もいらっしゃるかなと思うのですけれども,そういった方に,そういった懸念に対してはどのようにお考えでしょうか。

 (答)
 まず,1点目の方ですけれども,これは他県の効果というのは,まだちょっとはっきりしていないところだと思います。〔それ〕で,むしろ県内の調査をしまして,それで,どういったことがあったら接種するかといったところ〔の調査結果〕がありますので,接種が遅れている理由というのは副反応に関する不安であるとか,安全性に関する不安だとか,そういった方がいらっしゃるのです。〔それ〕で,それについては,まず,これ〔は〕三つの柱と申し上げましたけれども,一つ目の柱でしっかりと情報がそういった方に届くような形で,特にインターネットを使うと個別に届けることが可能ですので,そういう情報提供するということと,それから,何かしらのインセンティブがあれば打ちたいという方がいらっしゃるのです。そういう調査結果がありまして,それに基づいて,今回〔キャンペーンを〕展開しているということです。それで2点目のご質問は,これはむしろ社会全体で接種率を高めていくということが,結果として,例えばアレルギーなんかで〔ワクチンが〕打てないとか,あるいは,宗教上の理由で打ちたくないといった方も守られることになるわけです。そういった方が50パーセントとか60パーセントとかいらっしゃれば,これはなかなかまた厳しいものがあるのですけれども,そういった方が無理やり打たなくても,打てる人が打っていただくことで,あるいは,特に宗教上だとか,政治的というのはあまりないかもしれませんけれども,何らかの理由で〔ワクチンが〕打てない,打ちたくないという人が,そこの信条を大事にしながらも,社会全体が,他の人〔の接種率〕が高まっていけば,全体としてその方々も守られるし,そういうことで良いのではないかなと,そういう意味で〔接種率を〕100パーセントにしましょうと言っているわけではなくて,できるだけ効果が上がるレベルまで高めていきましょうと考えているところです。

 (司会)
 その他,この件に関してご質問がございますでしょうか。〔他に質問は〕よろしいでしょうか。それでは幹事社質問に入ります。幹事社の毎日新聞さん,お願いします。

日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区の高炉休止について

 (幹事社:毎日新聞)
 幹事社の毎日新聞です。幹事社質問に移らさせていただきます。日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区の高炉休止について伺います。9月末をもって,高炉が休止しました。高炉休止の段階で,約1,500人の雇用が失われるとの報道もありました。休止の影響で取引先企業の倒産や失業者数など,どのような経済的な影響があったか伺います。また,今後,県としてさらにどのような支援が必要と考えておられますでしょうか。お願いします。

 (答)
 まず,瀬戸内製鉄所呉地区の3,000人の従業員の皆さんがいらっしゃるわけですけれども,これは協力会社も含めてですけれども,そのうち,ご承知のとおり,9月末の高炉の休止で,1,500名の方が影響を受けると,業務がなくなるということです。このうち,他地区への配置転換に応じられないといったような理由があって離職される方は,一定程度発生すると考えています。〔それ〕で,再就職援助計画というものがありまして,これは日本製鉄から〔広島〕労働局の方に提出があるのですが,この中で整理人員何人くらいとか,そういった情報もあるのですけれども,これは公表を前提としたものとなっていないので,人数規模などは公表できないということになっています。なので,そこはちょっとあまり明確にできないのですが,一定〔程度の離職者が〕出るという見込みです。〔それ〕で,企業の廃業等については,呉市と連携して,協力会社57社にヒアリングをかけていますけれども,回答があった31社のうち,7社が廃業される。3社が支店などの閉鎖を予定しているということを確認しています。こういった状況を踏まえて,6月補正予算で,大規模離職者対策に必要な予算を計上しておりまして,〔広島〕労働局と県と,それから呉市が一体となって,10月以降,毎月切れ目なく再就職に向けた合同企業面接会を実施しているところです。また,専門のカウンセラーが個別の相談に応じるという体制も取っていまして,これは就職相談会として10月から始めていまして,来年3月までの間,毎週2回実施していくということにしています。転職に不安を感じている方へのカウンセリングを行う中で,ご本人の希望,それからこれまでの経験を踏まえた仕事の情報であるとか面接対策といったようなことをアドバイスさせていただいていまして,きめ細かい支援で早期就職につなげていきたいと考えているところです。一方で,事業基盤が呉市にあって,移転が困難な企業であるとか,あるいは他地域とのビジネスに馴染まない企業もいらっしゃって,そういったところには引き続き県内で事業を行うために必要な設備投資を支援する助成制度も,本年度から創設しております。これは最大1億円の助成をするということになっていまして,今のところ2件の申請をいただいているところです。また,呉市においても,国の中小企業等事業再構築促進事業というものがありまして,これに対する上乗せの補助制度を創っておられまして,協力会社であるとか関連会社の事業継続を支援しているというところであります。今後とも,県内に残られる従業員の方,それから関係企業など,地元の不安を少しでも解消できるように,呉市,それから国と連携して,必要な支援策に取り組んでいきたいと考えています。

 (司会)
 それでは,この件についてご質問がありましたら,挙手をしてお願いいたします。〔質問は〕よろしいでしょうか。〔それ〕では,一般質問に移ります。一般質問〔が〕ございましたら,挙手をお願いいたします。

経済対策について

 (HTV)
 広島テレビの門脇です。新型コロナウイルスの影響を受けている観光事業者への支援についてお伺いします。他の県で言うと,独自に宿泊券の割引であったり,支援するというところもありますけれども,広島県として具体的にこういった支援をしていくという指針はありますでしょうか。

 (答)
 今のところ,まず,そういった観光〔事業者〕の皆さん〔に対する支援〕ということです〔が〕,これについては県民を対象にした県内の旅行というものに対する支援というものを,これ〔は〕一旦中止の形になっているのですけれども,これを再開したいと考えておりまして,詳細についてはまた速やかに,間もなくお知らせしたいと考えているところです。

 (HTV)
 今,観光〔事業者への支援〕ということでお答えいただいたのですけれども,飲食店とか他の影響を受けている事業者に対する支援についても何かお考えがありますか。

 (答)
 飲食店ですか。

 (HTV)
 飲食店も含めて,他のコロナの影響を受けている他の事業者に対してどのような支援策を考えているのかという〔ところはいかがでしょうか〕。

 (答)
 全体としては,まず「頑張る中小事業者月次支援金」,これは10月も継続して適用しているというところがあります。酒類販売業者さんには,追加の支援策を提供しているというところがあります。その他〔には〕,もちろん「雇用調整助成金」です。こういった制度〔や〕,それから資金調達〔の支援策としては〕,無利子,無担保の融資〔制度〕,これも継続しておりますし,コロナ後を見据えた前向き対策というところでは,ロボットだとかAIを活用した,生産性向上を目的とした設備投資の後押し,あるいはカーボンニュートラルの取組を行うための支援,こういったことを,これは9月補正予算で成立していますけれども,速やかに着手していきたいと考えています。あとは,国に対して,持続化給付金,あるいは影響を受けている事業者を幅広く支援するために,臨時交付金の追加配分ということはお願いしていきたいと考えているところです。

 (司会)
 この件に関して他に質問はございますでしょうか。〔質問がないようですので〕それでは,その他一般質問〔が〕ございますでしょうか。〔質問は〕よろしいでしょうか。それでは,以上で会見を終了します。次回の会見は,10月19日火曜日13時30分からを予定しています。ありがとうございました。

ダウンロード

(資料)ワクチン接種促進キャンペーンの実施について (PDFファイル)(545KB)

(スライド)ワクチン接種促進キャンペーンの実施について (PDFファイル)(2.01MB)

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