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所長あいさつ

印刷用ページを表示する掲載日2026年4月1日

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 新年度(令和8年度)を迎えるにあたり、ごあいさつ申し上げます。広島県立総合技術研究所は、保健環境、工業、農林水産分野の計8センター※で構成されており、中小企業様や農林水産事業者様(以下、「事業者等」という)への技術支援及び関係部局の施策実現支援を通じて、県内産業の振興や県民の安全安心の確保に貢献することを役割にしています。

 事業者等を取り巻く環境は、少子高齢化による労働者不足や地球温暖化による気候変動等の影響により、厳しさを増しています。このような状況の中、弊所では、研究開発及びその成果に基づいた事業者等への支援に取り組んでいます。

 例えば、製造業の省力化に関連した取組として、金属製品の鋳造や樹脂製品の射出成形等の工程において、製品の形成過程をシミュレーション(計算解析)する技術を中小企業が導入することができるよう支援しています。シミュレーション技術の獲得により、手戻り無く効率的に、プロセス最適化(品質・歩留向上、サイクル短時間化等)を狙った開発・生産準備が可能になると期待されます。

 また、農業分野における気候変動対応に関連した取組として、JA全農ひろしま、広島県穀物改良協会、広島県酒造協同組合、農研機構西日本農業研究センターと共同で、全国で初めて、高温耐性のある酒米新品種「萌えいぶき」を開発しました。現在、新品種の普及を進めており、既に、これを使用した清酒が複数商品化されています。

 本年度も、工業、農林水産及び保健環境分野において、事業者等への技術支援に取り組むとともに、新たな課題を解決するための研究開発を進めて行く所存ですので、引き続き皆様のご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

広島県立総合技術研究所長 坂手宣夫

※ 保健環境センター、 食品工業技術センター、西部工業技術センター、東部工業技術センター、農業技術センター、畜産技術センター、水産海洋技術センター、林業技術センター

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