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梅毒の患者が急増しています!

印刷用ページを表示する掲載日2018年6月6日

梅毒の患者が増えています!

  • 梅毒は性感染症のひとつで,以前は日本でも非常に多く見られた感染症です。治療薬の普及により患者が減少していました。
  • しかし,近年,国内での梅毒報告数が急激に増加しており,問題となっています。
  • 広島県においても,平成20年~平成26年は年間約10件程度の発生でしたが,平成27年は22件,平成28年は49件,平成29年には138件(速報値)と,3年で10倍以上に増加しています。

広島県内の梅毒報告数の推移

  • また,年齢別にみると,男性は20代~40代,女性は20代を中心に報告されています。

梅毒年齢階級別・性別報告数

  • 梅毒は感染に気づきにくいことから,治療の遅れや感染拡大につながりやすい危険な感染症です。
  • あなた自身と大切なパートナーを守るため,正しい知識を持ち,予防することが大切です。

梅毒とは

  • 梅毒は,梅毒トレポネーマという病原菌が原トレポネーマ因となる感染症で,感染すると全身に様々な症状が出ます。
  • 早期に発見できれば薬物治療で完治しますが,発見や治療が遅れたり,治療せずに放置すると,長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。
  • また,妊娠している女性が梅毒に感染すると,胎盤をとおして胎児に感染し,死産,早産,新生児死亡等,様々な障害を引き起こす可能性があります。
  • 過去に治療済みでも,再度感染することがあります。

症状と経過

早期顕性梅毒(第1期):感染後 約3週間1期

  • 初期には,感染がおきた部位(主に陰部,口唇部,口腔内,肛門等)にしこりができることがあります。また,股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることもあります。痛みがないことも多く,治療をしなくても症状は自然に軽快します。
  • しかし,体内から病原体がいなくなったわけではなく,他の人にうつす可能性もあります。

早期顕性梅毒(第2期):感染後 約3か月バラ疹

  • 治療をしないで3か月以上を経過すると,病原体が血液によって全身に運ばれ,手のひら,足の裏,体全体にうっすらと赤い発疹が出ることがあります。小さなバラの花に似ていることから「バラ疹(ばらしん)」とよばれています。
  • 発疹は治療をしなくても数週間以内に消える場合があり,また,再発を繰り返すこともあります。しかし,抗菌薬で治療しない限り,病原菌である梅毒トレポネーマは体内に残っており,梅毒が治ったわけではありません。

晩期顕性梅毒:感染後 数年

  • 感染後,数年を経過すると,皮膚や筋肉,骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生することがあります。また,心臓,血管,脳などの複数の臓器に病変が生じ,場合によっては死亡に至ることもあります。

感染経路

  • 主な感染経路は,感染部位と粘膜や皮膚の直接の接触です。具体的には,性器と性器,性器と肛門(アナルセックス),性器と口の接触(オーラルセックス)等が原因となります。

予防方法

  • 感染部位と粘膜や皮膚が直接接触をしないように,コンドームを使用することが勧められます。ただし,コンドームが覆わない部分の皮膚などでも感染がおこる可能性があります。
  • 皮膚や粘膜に異常があった場合は性的な接触を控え,早めに医療機関を受診して相談しましょう。

治療方法

  • 梅毒は,診断を受けて抗生物質を正しく服用すれば治すことができます。
  • 治療は,皮膚科,泌尿器科,産婦人科などで受けることができます。

気になるときは検査を受けましょう!

  • 梅毒に感染しているかどうかは症状だけでは判断できません。
  • 気になるときは医療機関等に相談し,検査を受けましょう。
  • なお,感染直後に検査を行った場合,本当は感染していても「陰性」と判定される場合があります。その場合は,感染の可能性のある出来事から3ヶ月以上経過してから,再度検査を受けることをお勧めします。
  • また,検査結果が「陽性」となった場合には,パートナーにも,できるだけ検査を受けるように勧めてください。

参考情報

相談窓口

保健所名等 管轄地域 連絡先
広島県西部保健所 大竹市、廿日市市 0829-32-1181
広島県西部保健所広島支所 府中町、海田町、熊野町、坂町、
安芸高田市、安芸太田町、北広島町
082-228-2111
広島県西部保健所呉支所 江田島市 0823-22-5400
広島県西部東保健所 竹原市、東広島市、大崎上島町 082-422-6911
広島県東部保健所 三原市、尾道市、世羅町 0848-25-2011
広島県東部保健所福山支所 府中市、神石高原町 084-921-1311
広島県北部保健所 三次市、庄原市 0824-63-5181
広島市中保健センター 広島市中区 082-504-2528
広島市東保健センター 広島市東区 082-568-7729
広島市南保健センター 広島市南区 082-250-4108
広島市西保健センター 広島市西区 082-294-6235
広島市安佐南保健センター 広島市安佐南区 082-831-4942
広島市安佐北保健センター 広島市安佐北区 082-819-0586
広島市安芸保健センター 広島市安芸区 082-821-2809
広島市佐伯保健センター 広島市佐伯区 082-943-9731
広島市健康推進課 広島市 082-504-2622
福山市保健所 福山市 084-928-1127
夜間 084-921-2130
呉市保健所 呉市 0823-25-3525
夜間 0823-25-3590

広島県感染症・疾病管理センター

県内

082-513-3068(休日・夜間含む)

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