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県内中小企業での「働き方改革の身近なモデル事例」のご紹介!~モデル企業5社の実践内容・ノウハウを公開~

印刷用ページを表示する掲載日2018年8月1日

広島県では,働き方改革に意義を感じているものの,その取組ノウハウ不足のため「何をどうすれば良いか分からない」「取組を進めるのが難しい」といった悩みを抱えている県内中小企業5社に対して,働き方改革専門コンサルタント等を派遣して取組を支援する「平成29年度働き方改革企業コンサルティング事業」を実施しました。

このたび,この事業に参加された県内中小企業5社のご協力のもと,各企業の具体的な取組過程や内容(創意工夫した点,苦労した点,乗り越えた課題等)を見える化した「取組報告書」が完成しました。企業の皆様におかれては,自社の働き方改革を推し進める際に是非ご活用ください。

【目次】
1.「取組報告書」の特徴
2.参加企業5社の取組概要

【モデル事例1】 株式会社 マエダハウジング [建設業,57名]

※取組報告書(詳細版)は,こちら (PDFファイル)(4.15MB)をクリック

【モデル事例2】 株式会社 ユニバーサルポスト [製造業,150名] 

※取組報告書(詳細版)は,こちら (PDFファイル)(3.21MB)をクリック

【モデル事例3】 東洋電装 株式会社 [製造業,57名] 

※取組報告書(詳細版)は,こちら (PDFファイル)(4.62MB)をクリック

【モデル事例4】 株式会社 マイティネット [情報通信業,290名] 

※取組報告書(詳細版)は,こちら (PDFファイル)(4.18MB)をクリック 

【モデル事例5】 株式会社 体育社 [卸売・小売業,55名] 

※取組報告書(詳細版)は,こちら (PDFファイル)(3.73MB)をクリック

3.「働き方改革を成功に導く4つのステップ」のご紹介

 

 

1.「取組報告書」の特徴

~多くの企業に共通する悩みや課題について,参加企業がどのようにして取り組み,その壁を乗り越えて取組を軌道に乗せることに成功したのか,各社で実践した働き方改革の進め方やその内容・ノウハウを「見える化」しました~

・ 本書では,「働き方改革を導入・実践するために何をどうすれば良いか知りたい」「中小企業でも自社の企業体力に応じて取り組める内容を知りたい」といった県内中小企業の皆様のご要望に応えることができるよう,単に取組内容だけでなく,その取組過程や様々な工夫等について紹介しています(※成功事例だけでなく,試行錯誤しながら苦労して取組を進展された内容も交えています)。

・ “理論的な解説書”というよりも,“身近な企業が実践した事例”となっていますので,多くの企業経営者や推進担当者の方々にご参考いただき,自社内で働き方改革を進めていく上での一助となれば幸いです。

 

 

2.参加企業5社の取組概要 (「取組報告書」は各社取組の末尾に掲載)

【モデル事例1】 株式会社 マエダハウジング [建設業,57名]

■企業概要

事業内容: 建設業(住宅リフォーム・新築の設計・施工・管理)

社長等の写真

従業員: 57名(事業参加時点)

所在地: 安芸郡府中町

主な取組成果

  • 顧客ニーズの高いリフォーム内容をパッケージ化(業務の標準化)して“型”をつくり,“型破り”の付加価値を組み合わせた仕事の進め方をすることで,効率的な働き方と顧客サービス向上を同時に実現
  • トップダウンで制度・ルールを導入し,ミドル層主導による改善活動を展開しながら,社長・管理職・従業員の三者間のコミュニケーション活性化を図ることで,大幅な長時間労働の削減や休暇取得の向上に成功
取組概要

取組前

  • 複数名体制による顧客への個別打合せが,顧客への迅速な提案の障害に(残業の発生原因にも)
  • 多くの従業員は残業することを「当たり前」と思っており,有給休暇を取得しようとする意欲も低い

今回の
取組

  • 誰もが高品質のパッケージ商品を効率的に顧客提案できるよう,業務の標準化(中古マンションリフォームのパッケージ゙化)
  • トップダウンで制度・ルールを導入し,ミドル層主導による業務改善活動を展開
  • 社長・管理職・従業員の三者間でのコミュニケーションの活性化を図る
  • 従業員の意識変化が確認できた段階で、トップダウン・ミドル層主導からボトムアップ主導の取組に移行
取組内容

取組後
(成果)

  • 効率的な働き方と顧客サービス向上を同時に実現
    • 1名体制で顧客との打合せが可能に
      ~業務の効率化が進み,早く退社できるだけでなく,顧客との時間に注力
    • よりスピーディで明確な「定額制」+α(付加価値)を実現
      ~顧客対応や見積作業に時間がかからず,担当・顧客の双方の時間短縮に
      ~顧客とのイメージ合わせが容易になり,顧客の多様なニーズを実現可能に
  • コミュニケーションをとりながら、社長力・幹部力・現場力を発揮していくことで
    • 取組への共感度:全従業員の約9割
    • 残業時間:約40%削減,有給休暇取得:約30%UP

※「株式会社 マエダハウジング」の取組報告書(詳細)は,こちら (PDFファイル)(4.15MB)をご覧ください

 

 

 

【モデル事例2】 株式会社 ユニバーサルポスト [製造業,150名]

■企業概要

事業内容: 製造業(総合印刷・広告等)

社長の写真

従業員: 150名(事業参加時点)

所在地: 広島市西区

■主な取組成果

  • 一人が複数の機械・作業工程を担当できる「多能工化」を進めることで,従業員のスキルアップ化ができ,生産性を落とさず(機械を止めず)にお互いがカバーし合える働きやすい職場に
  • 営業部門の業務分析により,各自の営業担当エリアの最適化や,業務体制の再構築(関連部署との業務分担を明確化)を図ることで,営業業務の効率性が向上
■取組概要

取組前

  • 〈生産部門〉 1人1台の機械・作業の属人化,休んだ場合には機械がストップ
  • 〈営業部門〉 営業業務は個々の担当の“個人商店化”している傾向
  • 〈会社全体〉 従業員からは「人事評価制度の見直し」を求める声
今回の
取組
  • 〈生産部門〉 「スキルマップ」作成による多能工化
  • 〈営業部門〉 業務分析によるムダの洗い出しと思い切った改善策の実施&関連部署との連携
  • 〈会社全体〉会社の重要取組事項であることを経営トップ自ら宣言するとともに,働き方改革に関することも評価対象に含める新評価制度への見直し
取組内容

取組後
(成果)

  • 〈生産部門〉 担当以外の仕事も経験することで新たな知識・スキルを習得 
    •  生産性を落とさず(機械が止まらず)にお互いがカバーし合える職場に
  • 〈営業部門〉 業務プロセス等の改革により効率化に向けた体制づくりが進展
    • 社員一人ひとりが生産性を意識して,効率的に業務を行う意識も芽生えてきた
  • 〈全体全体〉 数値を含めた毎月モニタリングにより,全員対象の取組を進めていくことで,
    • 会社の方針:全従業員の9割が理解(改革継続の必要性に共感)
    • 有給休暇取得率:約12%UP, 残業時間:約5時間/月 削減
    • 改革の進展度:全従業員の7割が実感

※「株式会社 ユニバーサルポスト」の取組報告書(詳細)は,こちら (PDFファイル)(3.21MB)をご覧ください

 

 

 

【モデル事例3】 東洋電装 株式会社 [製造業,57名]

■企業概要

事業内容: 製造業(制御盤製作・システム開発)

 社長の写真

従業員: 57名(事業参加時点)

所在地: 広島市安佐南区

■主な取組成果

  • 当初は従業員のボトムアップによる改善を期待していたが抽象的な議論になり取組が停滞。そこで、社長の明確な方針のもと,“トップダウン”で長時間労働の習慣を見直すための制度改革を実行 《改革の引鉄》
  • マネージャー層の意識改善を図りながら,マネージャー層が“ミドルアップダウン”の取組で制度構築して現場の従業員に浸透させていくことで,長時間労働の削減に成功 《マネジメント起点》
■取組概要

取組前

  •  一部の従業員が長時間労働に陥っており,働き方に関する制度や環境整備が追い付いていない
    •  会社として健康管理(長時間労働への歯止め)の支援が整っていない
    •  一部のマネージャー層や現場従業員は,長時間労働で成果を出した成功体験に捉われている
今回の
取組
  • 社長のトップダウンによる制度改革の実行
  • マネージャー層の意識改善を図り,ミドルアップダウンの取組で制度構築
    • 勤務間インターバル制度,早朝勤務制度,1920制度(退社促進制度),年間休日の増加,イノベーション休暇制度,在宅テレワーク制度
  • 小さな改善活動(導入した制度の実効性を高める改善等)の実行

取組内容

 

取組内容2

【中間時点】残業時間は悪化(増加)し、従業員からのボトムアップ改革も抽象的な議論になり試行錯誤

【改善策】 ボトムアップの改革には時間を要する中で,そのリーダー役であるマネージャー層自体への共感不足(腹落ちしていない状態)であったため, 今期は “トップダウン” へ。さらには “ マネジメント起点によるミドルアップダウン”の取組重視に方針変更(ボトムアップ改革は継続するが、小さな改善活動から始めて成功体験を積んでもらう)

取組後
(成果)

  • 長時間労働の習慣を見直すための制度改革の実行や,マネージャー層の意識改革を通じた取組等により,
    • 残業時間:約13%削減[うち後期 約26%削減]
    • 取組の進展:マネージャー層の約8割が実感
    • 会社の方針:全従業員の約8割が理解
    • 社外に情報発信した結果,求人での応募者の質向上の効果も実感

※「東洋電装 株式会社」の取組報告書(詳細)は,こちら (PDFファイル)(4.62MB)をご覧ください

 

 

 

 

【モデル事例4】 株式会社 マイティネット [情報通信業,290名]

■企業概要

事業内容: 情報通信業(ICT事業・派遣事業)

社長写真

従業員: 290名(事業参加時点)

所在地: 広島市西区

■主な取組成果

  • トップの強いリーダーシップのもと,多くの制度をスピーディーに導入することに成功
  • 制度を活かすための環境整備や進捗管理を徹底することで,年休取得率の大幅向上等を実現
  • 併せてボトムアップの取組を推進することで,従業員の業務改善等に関する意識が向上
  • 駐在先勤務者等への訪問サポートや社内報の発行で,組織としての一体感を醸成
■取組概要

取組前

  • 業務改善が遅れ,働き方改革は「仕事が減らず,給与が減る」との不満
  • 駐在先勤務者が多く,労務管理と組織全体の一体感醸成が課題
今回の
取組
  • 社長を責任者とする「働き方改革推進本部」を設置し,「働き方改革宣言」を公開
  • 取組の成果を従業員に還元する仕組みをつくり,会社の本気度を示す
  • 短期間で従業員のニーズを踏まえた制度を導入し,環境整備や進捗管理を実施
  • 「女性活躍推進部会」・「営業事務効率化部会」でボトムアップの活動
  • 職場巡回担当者が駐在先を訪問しサポート。社内報で職場情報などを共有 
取組内容

取組後
(成果)

  • トップからの力強いメッセージ発信と従業員ニーズを踏まえたスピーディーな改革で
    • 働き方改革に関する会社の方針・取組に共感:全従業員の約8割
    • 働き方改革を続けていくことの必要性に対する理解:全従業員の約9割
  • 定期的なモニタリングやPCログオフ・業務終了アナウンスなどの環境整備で
    • 年次有給休暇取得率:高水準の約70%に到達(対前年度比17%UP)
    • 長時間労働部署の残業時間:約6時間/月削減

※「株式会社 マイティネット」の取組報告書(詳細)は,こちら (PDFファイル)(4.18MB)をご覧ください

 

 

【モデル事例5】 株式会社 体育社 [卸売・小売業,55名]

■企業概要

事業内容: 卸売・小売業(スポーツ用品小売販売)

社長写真

従業員: 55名(事業参加時点)

所在地: 広島市中区

■主な取組成果

  • 取引先の理解を得ながら『商慣行の脱却』による業務の効率化や,店舗の定休日を増やす等の『めりはり』のある働き方に見直していくことで,大幅な長時間労働の削減・有給休暇取得の向上に成功
  • 従業員一人ひとりが『自分ごと』として業務改善に取り組むことで,社員のモチベーションが向上
  • 従業員の能力向上意欲を『自社の強み』とした,「プロフェッショナル人材」を育成
■取組概要

取組前

  • 〈外商部門〉 取引先を画一的(同頻度・同時間)に訪問し,集金も現金回収
  • 〈店舗販売部門〉 社員は能力向上に意欲的であるものの,会社の支援が曖昧
  • 〈会社全体〉 仕事の進め方が属人化しており,業務改善ができていない

今回の
取組

  • 〈外商部門〉 「めりはり」のある営業計画,商談以外の業務の効率化
  • 〈店舗販売部門〉 成功事例を蓄積しながらボトムアップによる業務改善活動を展開,メーカー講習会等への参加支援
  • 〈会社全体〉本社以外の店舗の定休日を増加、一定の有給休暇取得の義務化
取組内容

取組後
(成果)

  • 〈外商部門〉 効果的・効率的な訪問活動・集金業務により,残業時間:約16時間/月削減
  • 〈店舗販売部門〉 有資格者(4名)を輩出
  • 〈会社全体〉 「全員が対象」の働き方の見直しにより,
    • 残業時間:約6時間/月削減, 有給休暇取得:約32%UP
    • Life(仕事以外の生活)の充実満足者:全従業員の約8割
    • 仕事に対する誇り・モチベーションの向上者:全従業員の約7割

※「株式会社 体育社」の取組報告書(詳細)は,こちら (PDFファイル)(3.73MB)をご覧ください

 

 

 

3.「働き方改革を成功に導く4つのステップ」のご紹介

参加企業5社は,専門コンサルタントのアドバイスを受けながら,「働き方改革を成功に導く4つのステップ」に沿って,自社の課題に応じた取組を進めていくことで成功しました。

この効果的な取組過程(4つのステップ)は,県専用サイト『Hint!ひろしま』掲載の「働き方改革 取組マニュアル・事例集 第2章」外部リンクにおいて,具体的な手法や勘どころ・専門家のワンポイントアドバイスを含めて解説していますので,こちらも是非ご活用ください。

「働き方改革」の4つのステップ

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