このページの本文へ
ページの先頭です。

緊急事態宣言の解除と集中対策の継続【R3.9.28会見】

印刷用ページを表示する掲載日2021年9月29日

令和3年9月28日、会見を行い急激な再拡大を避けるため、10月1日から10月14日まで集中対策を実施することとしました。

感染状況
集中対策の実施飲食店等への要請(重点区域) 第三者認証「広島積極ガード店ゴールド」 頑張る中小事業者月次支援金 集客施設への働きかけ(重点区域) イベントの要件(全県) ]
県民と事業者の皆様への要請
ワクチン接種の促進
県民の皆様へのメッセージ

感染状況

ご存知のとおり、7月下旬以降の感染拡大は 過去最大のものとなり、連日300人を超える新規報告があることもありました。まず、最前線で命と健康を守っていただいている医療・介護関係者の皆様に、敬意と感謝を申し上げます。

そして、飲食店や大規模施設をはじめとした事業者の皆様に、経営的に非常に苦しい状況の中でも、休業要請などに御協力いただいたこと、そして県民の皆様お一人お一人がしっかりと取り組んでいただいたことで、夜間をはじめとして、昼夜の人出を削減できました。

こうした、皆様の行動の結果、ここまで感染を抑え込むことができました。皆様の取り組みに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

感染状況 過去最大の感染拡大を乗り越え、減少傾向が継続

新規報告者数の減少に伴い、分科会参考指標の数値も改善が見られます。8月下旬から9月頭にかけ、非常に厳しい数値を示していましたが、現在はステージ3の目安を下回っています。

感染状況 指標の改善が見られる

現在は、感染の水準を下げきれるかどうか、 本当の意味で抑え込めるかどうか、という段階だと考えています。我々が過去2回経験した大きな感染拡大において、集中対策を継続することで、直近1週間の人口10万人あたり新規報告数が県独自警戒基準値である4を安定的に下回るまで感染を抑え込んできました。

感染の水準を下げきるための対策 これまで、県独自警戒基準値4.0を安定的に下回るまで対策を継続してきた

直近の感染状況を踏まえると、10月前半には県独自警戒基準値である4を下回ると予測していますが、 安定的にこの基準値を下回ることが見込まれるまで対策を継続する必要があると考えます。

感染の水準を下げきるための対策 県独自警戒基準値4.0を安定的に下回ることが見込まれるまで対策を継続

▲ トップに戻る

集中対策の実施

現在の感染状況の認識はステージ2であり、国による緊急事態宣言は解除されますが、急激な再拡大を避けるため、集中対策として対策を継続していきます。

【集中対策期間】
10月1日(金)~10月14日(木)

緊急事態宣言の解除と集中対策の継続

集中対策の重点区域として、広島市、東広島市、府中町及び海田町を設定しました。

人口が一定の規模以上であり、感染の水準が比較的高い地域または、人口規模に関わらず、それらの地域の感染状況の影響を強く受ける地域を選定しています。これらの地域においては飲食店への営業時間の短縮を要請します。

【重点区域】
広島市、東広島市、府中町、海田町

集中対策の重点区域

これまでも人出、特に、まずは夜間の人出により感染状況が変化することを説明してきました。急激に夜間の人出が増加すると、すぐに感染が再拡大し、結果的にさらに長い期間の営業時間短縮要請といった対策を行わなければならないおそれがあります。

そこで、夜間の人出を一定程度抑えるため、飲食店への営業時間の短縮を要請します。

夜間の人出への対策の重要性

▲ トップに戻る

飲食店等への要請(重点区域)

第三者認証店か、そうでない店舗かで要請が異なります。

第三者認証店

重点区域である、広島市、東広島市、府中町、海田町の酒類を提供する飲食店へ、

  • 21時までの時短営業を要請します。なお、酒類の提供は20時までとします。
  • 同一グループの同一テーブルへの入店は、原則4人以内とします。
  • 飲食を主として業としている店舗へはカラオケ設備の提供自粛を要請します。

支給単価や支給要件は下図の通りです。早期給付を実施することとし、要請期間終了前の10月1日から申請を受け付け、定額18万円を支給します。

飲食店等への要請【重点区域】

第三者認証店以外

重点区域かつ、認証店以外の酒類提供の飲食店への要請です。

  • 営業時間は20時まで、酒類の提供は11時から19時半までとします。
  • 同一グループの同一テーブルへの入店は、原則4人以内とします。
  • 認証店と同様に、飲食を主として業としている店舗へはカラオケ設備の提供の自粛を要請します。

支給単価や早期給付につきましては、認証店と同じです。

飲食店等への要請【重点区域】

▲ トップに戻る

第三者認証「広島積極ガード店ゴールド」

今回の時短要請では、「広島積極ガード店ゴールド」の認証店はその他の飲食店よりも1時間延長して営業することができます。広島市、東広島市、府中町、海田町の酒類を提供する飲食店の皆様で、認証をまだ取得されていない場合は、「広島積極ガード店ゴールド」の認証を速やかに受けてください。(詳細はコチラでご確認ください。)

認証には、現地確認が必要ですが、先着順で行います。認証を「申請」しただけでは、時間延長は認められません。認証を取得した日から時間延長して営業することができますので、ご注意ください。

第三者認証「広島積極ガード店ゴールド」

「ゴールド認証」取得の支援

「ゴールド認証」の取得を目指す飲食店を支援するため、補助金を開始します。

10月1日から申請を受けつけ、12月28日までを申請期限とします。対象者や、補助対象は下図のとおりです。飲食店の皆様には、この補助金を利用して、お店の感染予防対策を強化していただき、「広島積極ガード店ゴールド」認証の取得に取り組んでいただきたいと思います。

「広島積極ガード店ゴールド」認証取得を支援

▲ トップに戻る

頑張る中小事業者月次支援金

集中対策の影響を受ける県内中小事業者を幅広く支援する、県独自の「頑張る中小事業者月次支援金」について、対象期間を延長して10月も実施することとします。

先ほどの「協力支援金」の対象から外れる、広島市、東広島市、府中町、海田町以外の19市町の飲食事業者の方々につきましても、支給要件に合致すれば、10月は支給の対象となります。

また、酒類販売事業者の方々につきましては、8月から売上の減少幅に応じた追加の支援を行っているところですが、引き続き、時短要請により大きな影響を受けることから、継続して支援してまいります。

頑張る中小事業者月次支援金

▲ トップに戻る

集客施設への働きかけ(重点区域)

重点区域となる、広島市、東広島市、府中町、海田町の集客施設に対して、5時から21時までの時短営業等の働きかけを行います。

集客施設への働きかけ【重点区域】

▲ トップに戻る

イベントの要件(全県)

イベントの開催要件については、下図の内容とします。

人数制限については、歓声等が想定されない場合は、収容率を100%とします。人数上限については、緊急事態宣言解除後、1ヶ月間は経過措置が適用されます。開催時間については、21時までの時短を働きかけます

イベントの要件【全県】

▲ トップに戻る

県民と事業者の皆様への要請

県民・事業者の皆様の取り組みにより、順調に下り局面に入りました。誠にありがとうございます。しかし、まだ確実に抑え込めている状況とはいえず、全県で再拡大の可能性は含んでいます。そのため、引き続き集中対策を実施し、県民と事業者の皆様へ要請を行います。

  • 全県で、外出の半減は続けてください。
  • 出勤者の7割削減も要請します。
  • 重点区域においては、21時以降の外出はせず、勤務抑制をしてください。
  • 重点区域では酒類を提供する店舗への時短要請は続きます。
  • 県民の皆さんも、夜の人出削減をお願いします。

県民 事業者の皆様への要請1

  • 県外からの感染持ち込みを防ぐために県外往来には、引き続き注意をお願いします。
  • 感染拡大地域との往来は、今、本当に移動が必要か、よく検討し、慎重に判断してください。
  • 県内の重点区域との往来は、改めて感染防止対策を徹底してください。

県民 事業者の皆様への要請2

これまでの大きな感染拡大の直前には、県外との関連が強く示唆される感染の数や割合が急増していることが分かっています。これまで繰り返し説明してきたところですが、改めて感染拡大地域との往来には感染拡大のリスクがあることにご注意ください。

東京・大阪の感染状況も下降傾向ではありますが、 過去の感染拡大直前の感染水準と同等程度であり、 ここで往来が活発化すると再拡大のリスクがあります。出張なども、「解禁されたので、すぐに行き始める」というのではなく引き続き、延期やwebでの代替などの対応をお願いします。

感染拡大前には県外由来の感染が増加

▲ トップに戻る

ワクチン接種の促進

新型コロナウイルスの収束には、ワクチン接種が極めて重要であると考えております。先日の会見でもご説明しましたが、本県の調査においても、ワクチン接種による感染予防及び重症化予防の効果が確認できています。

今後のまん延防止のためのワクチン接種促進

現在、3人に2人が1回目の接種を完了しており、2人に1人が2回の接種を完了している状況です。ここ最近は接種が進んでいますが、引き続き接種率を上げてまいります。

今後のまん延防止のためのワクチン接種促進

県では、ワクチンの副反応や安全性などの情報をツイッターやフェイスブックなどSNSやHPなどで発信しています。ワクチン接種判断の材料としていたければと思います。

さらに、個人の特性に応じて広報媒体を変えながら、接種に悩まれている方が求める情報を届ける仕組みも今後展開していきたいと考えております。

今後、ワクチン接種が進み、まん延を防ぐことができれば行動制限もできるだけ避けられます。そのためには、一人でも多くの方に接種をしていただく必要があります。ぜひ、積極的なワクチン接種をお願いします。

今後のまん延防止のためのワクチン接種促進

▲ トップに戻る

県民の皆様へのメッセージ

今後の観光関連の支援策についてお伝えします。感染状況を見極めながら,集中対策の終了後、すみやかに、県民の方向けに県内旅行などの割引プランを実施します。県内旅行の促進によって、苦しい状況が続く観光関連事業者への支援につなげたいと考えています。更なる支援策についても今後検討してまいります。

緊急事態宣言が終了した後で、引き続きの集中対策となり、まだ続くのか、と思われているかと思います。しかし、まだ再拡大する懸念が十分に残っていることをどうかご理解いただきたいと思います。

このまま確実に抑え込むことができれば、いよいよ集中対策を終了し、旅行やお酒を楽しめるようになります。みんなでなんとかもう少し、抑え込むための対策に取り組んでいきましょう。

今後の観光関連事業者等への支援

▲ トップに戻る

関連情報(ワクチン接種)

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

おすすめコンテンツ