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広島県高等学校教育研究会 総合的な探究の時間部会

広島県高等学校教育研究会 総合的な探究の時間部会の画像 

会長 倉田 雄司(広島県立御調高等学校)

事務担当 村田 能一(広島県立御調高等学校)

連絡先 0848-76-2121

リストマーク組織

リストマーク会則

 ​研究の目標等

1 「総合的な探究の時間」の推進体制の充実

 (1) 組織体制の構築
【達成目標】所属校において、学校経営計画を踏まえた教育目標の実現に向けて、各校の取組(教科・総合・特活等横断的な学習)の実施状況等を検証し、改善する組織を設け、定期的・計画的に会を開催している。
【評価指標】アンケート
【達成基準】100%
 (2) 指導計画の作成・実施
【達成目標】所属校において、「探究のプロセス」に基づいた学習活動を取り入れたシラバスを作成し、実施している。
【評価指標】アンケート
【達成基準】100%

2 「総合的な探究の時間」に係る教員の資質・能力の向上

 (1) 自己研鑽
【達成目標】部会員が、オンラインも含めた研究大会や公開研究授業、研修会等に参加している。
【評価指標】アンケート
【達成基準】80%
 (2) 研究授業の実施
【達成目標】部会員が、所属校において、身に付けさせたい資質・能力を明確にした総合的な探究の時間の研究授業を行い、その資質・能力の習得状況を評価し、改善につなげている。
【評価指標】アンケート
【評価基準】100%

 ​研究の内容及び方法

県内各校の取組の改善に役立て、県全体の「総合的な探究の時間」の充実に資する。

1 推進体制の充実

     所属校において、学校経営計画を踏まえた教育目標の実現に向けて各校の取組(教科・総合・特活等横断的な学習)の実施状況等の定期的な検証・改善を組織的に行うことが必要とされる。また、教育内容においては、「探究のプロセス」に基づいた学習活動を取り入れたシラバスを作成し、実施していくことが求められる。各校において、それらが着実に実施・検証・改善が行われているかを、アンケートによって状況を把握し、研究に役立てる。また、「高等学校課題発見・解決学習推進プロジェクト」の研究等とリンクさせながら研究を進めていく。

2 個々の教員の資質・能力の向上

上記の内容について研究を深めるに当たって、個々の教員の資質・能力の向上に向け、次のことを実施する。
・目標の達成に向けた適切な講師を招聘しての講演会
・「高等学校課題発見・解決学習推進プロジェクト」の事業内容と連動させた研修会
・部会員が行き詰まりを感じている内容をテーマとした研修会
・各校の授業づくりに係る取組事例の発表
・各校の取組について情報共有するワークショップ等

 ​具体的な研究活動

1 役員会及び総会

・第1回役員会 令和5年7月26日:広島県立御調高等学校
   研究テーマと事業計画書、予算案、研究大会の日程と内容、公開授業への参加等
・総会 令和5年8月9日(水):広島県立因島高等学校
   研究テーマと事業計画書、予算案、研究大会の日程と内容等
・第2回役員会 令和6年2月14日(水):広島県立御調高等学校(Zoom)
   研究のまとめ、研究計画の作成、次年度へ向けての協議等​

2 公開授業研究会

(1)令和5年11月16日:広島県立御調高等学校
        公開授業研究会 総合的な探究の時間「まなびのとびら」
        講師 広島大学大学院人間社会科学研究科 准教授 永田 忠道

(2)令和5年12月12日(火):広島県立庄原挌致高等学校
        公開授業研究会 総合的な探究の時間

3 研修会

(1)令和5年8月9日(水):広島県立因島高等学校
        御調高校と因島高校のグループ討議
        講師 大正大学地域構想研究所 特任教授 浦崎 太郎

(2)令和6年2月1日(木):御調文化会館
        御調中学校・御調高等学校合同発表会及び研修会
        講師 広島大学大学院人間社会科学研究科 准教授 永田 忠道

4 研究大会

(1)令和5年11月10日(金)
        進路指導・キャリア教育部会との共催:広島県立世羅高等学校
        講師 東北福祉大学教育学部教育学科 教授 長田 徹

 ​研究成果

その他

参考:前年度の研究成果

1 各学校の「総合的な学習(探究)の時間」の取組状況等に係る実態把握

 高等学校では、平成31年4月1日以降に高等学校に入学した生徒から総合的な探究の時間の実施となっている。各校において、学校経営計画を踏まえた教育目標の実現に向けた取組の実施状況等の定期的な検証、改善を、組織的に行うことが必要である。また、教育内容においては、「探究のプロセス」に基づいた学習活動を取り入れたシラバスを作成し、実施していくことが求められる。そのため、各校において、それらを着実に実施できているか状況を把握するために令和4年度末にアンケートを行った。
 アンケート結果から、「学校経営計画を踏まえた教育目標の実現に向けて、各校の取組の実施状況等を検証し、改善する組織を設け、定期的・計画的に会を開催している。」部会員所属校は94.4%、「『探究のプロセス』」に基づいた学習活動を取り入れたシラバスを作成し、実施している。」部会員所属校は82.4%と目標の100%には届いていない。シラバスを作成し、組織的な取組にしていく必要がある。

2 個々の教員の資質・能力の向上

 新型コロナウイルス感染症の影響で研修会や公開研究授業の実施も限られた中で実施する必要があった。そのため、「部会員が、オンラインも含めた研究大会や公開研究授業、研修会等に参加している。」は55.3%であり、目標の80%に達していない。
 令和4年度は、広島県立因島高等学校にて第25回広島県高等学校総合学科等研究大会並びに総合的な探究の時間部会研究大会を対面で開催することができた。また、広島県立御調高等学校と広島県立庄原格致高等学校の公開研究授業での研修会や御調中学校・御調高等学校「中高合同発表会」を対面で開催するなど、研修を行った。次年度以降も研究大会や研修会、公開研究授業の内容や実施方法を検討し、より一層充実させる必要がある。

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