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広島県高等学校教育研究会 通信制部会

広島県高等学校教育研究会 通信制部会 

会長 冨永六郎(広島県立西高等学校)

事務担当 村上 剛(広島県立西高等学校)

連絡先 082-241-8966(広島県立西高等学校)

組織

会則

研究の目標等

・通信制課程には多様な生徒が在籍し,生徒のニーズも多様である。生徒の多様なニーズに応えるためには,生徒理解を深め,通信制の今後を見据えた研究や実践が重要である。本県の通信制課程においては,キャリア教育を基盤に生涯にわたって主体的に学びを継続する高い志を持った生徒を育成するために,基礎・基本の定着と進路実現に向けたきめ細かな学習支援に取り組むとともに,安全で安心して通える学校づくりを進めている。

・そこで,「通信制における多様な生徒に対して,基礎・基本の定着と進路実現に向けた様々な取組を行えば,生徒が意欲的に学校生活を送るようになり,通信制教育を充実させることができる。」を研究主題として実践する。

・研究の目標としては,「学びの変革」アクションプランに基づき,主体的・対話的で深い学びの推進を目指して,言語活動の充実に取組み,ICT機器等を効果的に用いた面接指導の取組,及び生徒が主体的・計画的に自学自習に取り組める添削指導の工夫や改善(レポート改善)に向けた取組を実践する。

研究の内容及び方法

(1)多様な生徒の実態と現状を正確に把握するとともに,教育課程の検討や教科指導(特に添削指導)の研究を行い,生徒の要望に応えられる教育内容を創造する。

ア 「『学びの変革』アクションプラン」について,全教員が理解を深め,主体的に学ぶことの出来る生徒を育成するにはどのような取組を行えばよいかについて,校内研修を実施する。

イ 「レポート改善」について,「ICEモデル」を活用した段階的な活動に主眼を置いた学習計画を立て,添削指導と面接指導を両輪として,学ぶ楽しさや喜びを感じられる主体的な学びを促すものになるよう取り組む。

ウ 公開研究授業の実施はもちろん,可能な限り,学校公開・公開授業を行うことにより,会員同士の情報交換・情報共有の場を持つ。

エ  生徒の年度末の単位修得率の向上を評価指標の中心に据え,面接指導・添削指導・レポート作成等の教育研究の充実を図る。

オ 特別支援教育の視点に立った教育の推進や基礎・基本の定着に向けたきめ細かな学習支援などへのアプローチを行う。

カ 多様な生徒の課題を正確に把握し,その対応の工夫や改善を進め,進路指導の推進を図り,進路実現に向けた取組を開始する時期を計画的に進め,進学や就職に向けて早い時期からの取組を行う。

(2)県教育委員会の指導のもとに研究を進める。また,第69回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会に参加し研修を深める。

具体的な研究活動

1 平成29年度広島県高等学校教育研究会通信制部会総会並びに研究大会

(1)期日:平成29年10月25日(水)

(2)会場:広島県立東高等学校

(3)目的:多様な生徒の実態と現状を正確に把握し,生徒のニーズに応えるために新学習指導要領に基づく教育課程の検討や教科指導の研究を行い,生徒の要望に応えられる教育内容を創造する。

ア 講演(協議中)

イ 研究発表

発表者 広島県立西高等学校 教諭 山中 真悟

ウ グループ協議(教務・進路指導・生徒指導・学びの変革各部会)

エ 質疑応答・情報交換

2 公開研究授業

(1)西高等学校

ア 期日:平成29年12月10日(日)

イ 会場:広島県立西高等学校

ウ 授業者:広島県立西高等学校 教諭 山中 真悟(理科)

(2)東高等学校

ア 期日:平成29年12月17日(日)

イ 会場:広島県立東高等学校

ウ 授業者:(調整中)

研究成果(平成28年度)

(1)多様な生徒の実態と現状を正確に把握するとともに,教育課程の検討や教科指導(特に添削指導)の研究を行い,生徒の要望に応えられる教育内容を創造する。特に今年度は,「学びの変革」アクションプランに基づき,自校の「目指す生徒像」「育てたい生徒像」を明確にし,生徒の基礎・基本的な学びに加え能動的学び,深い学びにつなげるための取組・工夫を推進している。また11月16日(水)に実施した,講師として広島県警察本部少年対策課 三山雄美子様にお越しいただき,「子どもたちの世界で起こっていること~インターネットに係る事例を中心に~」という演題で御講話をいただき大変参考となり,参加者からも好評であった。

広島県高等学校教育研究会通信制部会研究大会のグループ協議において各校の取組状況等について協議した。

今年度は「学びの変革」に係る各校の取組報告の分科会を設けた。この研究会には,先進的な取組をされている岡山県(操山高等学校),島根県(宍道高等学校)からも参加をいただいて活発な意見交換ができた。

また,各校で,次のアからオについて,どのように生かしていくことができるか工夫することを継続するための意見交換が行われ,研究協議会でも多面的に協議され意義深い研修会となった。

ア 生徒状況,学校ミッションに適合した教育課程の研究(新しい学習指導要領の研修)

イ 学習意欲を引き出し,自宅学習へつながる添削指導及び報告課題集の研究(コンピテンシーの育成を目指した主体的な学びにつながるレポート改善に向けた研修)

ウ ICT機器等を活用した面接指導の研究

エ 特別支援教育の視点に立った教育の推進や基礎・基本の定着に向けた細やかな学習支援などへのアプローチ(個別の指導計画を作成した取組)

オ キャリア教育やe-ラーニングを含めた放送教育の活用についての研究

(2)県教育委員会の指導のもとに,第68回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会(全通研和歌山大会),平成28年度中国地区高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会(中通研鳥取大会)に参加し研修を深めた。

・全通研和歌山大会への参加 広島県から12名

 東高等学校の佐道教諭,和木教諭が第4分科会で「本校の授業づくり『科学と人間生活』」を発表した。

・中通研鳥取大会への参加予定 広島県から16名

 岡山県立岡山操山高等学校から「レポート改善に向けた取組」について全体発表があった。

(3)平成28年度公開研究授業は,研究主題・研究仮説を設定し,公開研究授業で「学びの変革」アクションプランの視点に立ち,理解を深め,主体的に学ぶことの出来る生徒を育成するにはどのような授業を行えば良いかについて校内研修等において教職員全員で協議し考えた。新しい学習指導要領の内容を踏まえ深い学びを促す「ICEモデル」を取入れた授業展開を行うなど,「主体的に学ぶこと」ができる次年度のレポート作成に向けた課題を明確にできる研究授業を両校で実施した。

・12月12日(月)広島県立西高等学校公開研究授業 有本真里子教諭(英語)学習指導案

 参加者 = 13名

 指導助言者 広島県教育委員会事務局高校教育指導課 福川 力 指導主事

『研究主題』

・生徒の主体的な学びを促す面接指導の工夫

・授業で習った表現を使って,自分のことを英語で表現することができる

『協議内容(骨子)』

・様々な背景を抱えた生徒の存在を十分認識した上で,「主体的に学ぶ」ことを意識しつつ,生徒がしっかり考える時間を設けている。

・グループワークを取り入れることも可能である。

・生徒が「やってみたい」と思うようになるためには,教師が何をしなければならないかを考えた授業展開であった。

・「学びの必然性」を考ており,現実味のある場面設定での授業展開であった。

・目標・めあての提示ができており,授業終了前には振り返りを行うことで,生徒に,次へのステップをしっかり意識させた授業であった。

・12月18日(日)広島県立東高等学校公開研究授業 山口 裕之教諭(芸術:書道)学習指導案

 参加者 = 34名

 指導助言者 広島県教育委員会事務局高校教育指導課 助迫 理香 指導主事

 助 言 者 広島観音高等学校 教頭 迫 眞一郎

『研究主題』

・「ICEモデル」を活用した段階的な活動に主眼を置いた学習計画を立て,添削指導と面接指導を両輪として,学ぶ楽しさや喜びを感じられる主体的な学びを促す。

・意図に基づく構想で表現を工夫し,作品を鑑賞することができる。

『協議内容(骨子)』(アンケートの中から抜粋)

・本時の目標,明示,面接時間提示は良いことと思います。面接出席回数確認…コミュニケーションを図るいい場面を拝見しました。鑑賞し,他者の作品に対する感想を記入させることは,いいアイディアだと思います。

・字の大きさのみではなく,「濃さ」筆を工夫するのも面白いかも,文字にも人間性が出て面白い。

・附箋の交換については,コミュニケーション能力の育成について参考になった。

授業に参加している生徒が,それぞれの進度に沿って作品を作れていると思いました。今日のメンバーが他者と評価,鑑賞し合う中で,自分に自信を持ち達成感を味わえる場があり良かったと思います。私もルーブリックについて提示の仕方や評価の仕方について,再度見直したい。

 その他

1 第69回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会島根大会

(1)期日 平成29年6月14日(水)~16日(金)

(2)場所 島根県民会館

(3)全通研「通信制教育宣言」

全通研は通信制教育に携わる全ての人々とともに,通信制教育のさらなる充実と発展をめざして取り組んでいくことをここに宣言します。

ア 「生徒に不誠実な教育は教育ではない」という立場から,学ぶ人の心身の成長に資する正しい高等学校通信制教育を実現する。

イ 学びは希望そのものであるという理念のもと,先達が灯し続けてきた希望の光を,学びを求めるすべての人々に届けるよう努力する。

ウ 社会情勢の変化と情報通信技術の進歩を積極的に受け止め,一層の教育研究を重ね,常に時代に即応した新しい教育の実践に挑戦する。

2 第70回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会

(1)期日 平成30年6月13日(水)~15日(金)

(2)場所 ひめぎんホール(愛媛県県民文化会館)

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