令和7年10月21日(火曜日)午前9時30分から午前10時40分まで
大竹警察署講堂
警察署協議会 会長以下7名
警察署 警察署長以下8名
大竹市内で発生したコンビニ強盗事件では、早期の事件解決にご尽力いただいた。
委員と署員の皆様が相互に意見交換を行いつつ、地域の声に耳を傾けながら警察業務を推進していただきたい。
大竹市内では、コンビニエンスストアにおける持凶器強盗事件や、大竹市晴海の市道で交通死亡事故が発生しており、これら事件事故発生時には市民の皆様の多大なるご協力をいただいた。
10月は、地域安全運動月間と定め、防犯ボランティアの皆様方と連携した各種取組を推進している。
委員の皆様から地域の実情を踏まえた意見を数多く寄せていただいており、警察署協議会設置の趣旨に沿った活動がなされていると感謝している。
大竹市では、8月末の刑法犯認知件数が増加しており、窃盗事件の中で自転車盗や万引きの件数が多いことから、被害防止に向けた取組を進めている。
特殊詐欺は、大竹市内でも2件650万円と大幅に被害額が増加しており、SNS型投資詐欺・SNS型ロマンス詐欺の被害も増加していることから被害の防止について注意喚起を行っている。
子供対象の声掛け事案についても、注意喚起を行っている。
交通事故による死者数を60人以下に抑止する「なくそう交通事故アンダー60作戦」を進めているが、目標達成が厳しい状況で推移している。
薄暮時間の取締りなど、今後も取締りや交通安全教育に取り組んでいきたい。
【委員】
カーブミラーの設置について
【交通課長】
カーブミラーの設置は、道路管理者が行っており、今回の設置要望箇所は市道であることから大竹市が道路管理者となるため、設置は大竹市役所に依頼することになる。
警察が設置するものとしては、横断歩道・一時停止等、交通規制の道路標識などがあるが、カーブミラーの設置要望の箇所に設置するか否かは、道路管理者の判断となる。
【委員】
コンビニ強盗事件発生時の登下校防犯対策について
【生活安全課長】
凶悪な事件等の発生に際し、児童の安全確保に適切に対応するため、平素より広島県教育委員会、大竹市教育委員会と連携、連絡体制を構築している。
事案が発生した場合、警察から事案の状況、犯人確保の有無等を各教育委員会に速報し、各教育委員会が、学校の休校等の措置決定する。
教育委員会から市内各学校について通常通り通学させたいとの意向があれば、警察は生徒児童や保護者、学校関係者の安全確保のため、登下校時間帯の警戒やパトロールを実施する。
【委員】
近頃、パトカーの巡回が認められない。
特に、大規模商業施設の周辺への巡回をお願いしたい。
【地域課長】
警察車両を使用したパトロール活動のルートや場所は、管内の事件事故の発生状況や時間帯等から各勤務員が選定している。
各種事件事故の未然防止等のため、盗難等の事件のあった地域や事故多発箇所などを重点的にパトロール活動を行っている。
住民の意見や要望を踏まえ、地域の実情に合わせたパトロール活動も行っている。
【委員】
自動車の窓ガラスのフィルム貼付等に関する車両整備不良の取締りについて
【交通課長】
違反に該当すると思われる車両を見かけた時は、情報提供をお願いする。
事故に直結する危険な運転をする悪質違反者については、今後とも徹底した取締りをしていく。
【委員】
速度取締りの方法について
【交通課長】
当署は、人身事故の発生件数の多い国道2号線を重点路線として速度取締りを実施している。
このほか、違反車両を追尾する方法で取締りを実施することもある。
場所や時間、方法などを検討した上で取締りを実施している。
【委員】
横断歩道での取締りをしている姿を見たが、横断歩道から近くない方がいいのではないかと感じた。
【交通課長】
横断歩道での取締りは主に歩行者妨害に関する違反取締りを行っているが、取り締まることだけが目的ではなく、通行者に対する安全な横断方法の意識付けや注意喚起を行っており、取締りの目的や現場の状況等を検討して行っていることをご理解いただきたい。
【委員】
交通量の多い交差点に一時停止などの規制はできないのか
【交通課長】
今後、現地の状況等を確認して検討していきたい。
協議会終了後、道場において、署員の柔道訓練の視察を行った。
また、若手署員2名による意見発表を行った。