令和8年6月5日(金曜日)午後3時から午後5時まで
三次警察署 2階講堂
広島県公安委員会 委員長1名
警察署協議会 会長以下7名
警察署 警察署長以下10名
匿名型流動犯罪、サイバー空間での脅威など、新しい犯罪形態が増加したことで、警察行政に対して新しい犯罪形態への対応能力の強化が強く求められるようになってきている。
委員の皆さまのご意見・情報交換を拝聴し、今後公安委員会から県警察への提言に生かしたい。
最近のニュースで大きく報道されている事件事故が発生する危険性は全国どこでもあり、三次市も例外ではない。
安全で安心な三次市の実現に尽力されている三次警察署の皆様が、引き続き活躍されることを期待している。
三次市の治安情勢について、三和町での空き家対象の連続侵入窃盗事件の発生及び交通死亡事故の多発の2点が懸案事項となっている。
委員の皆様には、地域域住民を代表して、当署の施策や警察署管内の安全について、ご要望やご意見をいただきたい。
令和8年4月末時点の刑法犯認知件数、特殊詐欺、SNS型詐欺の発生状況を説明し、触法少年の取扱人数等について説明を行った。
令和8年4月末時点の交通事故発生状況について説明するとともに、本年1月と5月に、それぞれ車両単独の交通死亡事故が発生していることを説明した。
さらに、物損事故の特徴及び事故防止対策、自転車利用時のヘルメット着用推進状況について説明した。
本年2月12日に当署へ引渡しが行われた新・川西駐在所について、工事概要、建設状況等について説明した。
速度取締り指針について、重点路線、重点時間帯等を、管内の交通事故実態と併せて説明した。
【委員】
熊が人里や市街地に出た場合、警察署はどの時点から、どのように関わるのか。
また、熊を見かけた時、駐在所や市など、どこに言えばいいのか。
【警察側】
警察署は、通報者の安全確保を最優先とし、現場からの避難等を指示するとともに、地域住民への広報・情報発信を行う。
負傷者又は行方不明者を確認した場合には、関係機関等と連携し、被害者の捜索・救助に当たる。
また、市街地に出没した場合は、緊急銃猟、捕獲、追い払い等のいずれの対応をとるかの判断を市町が行なうが、状況に応じ、警察も必要な助言を行う。
熊が住宅街等に侵入し、現実・具体的に危険が生じ、特に急を要する場合は、警察官が熊の駆除に当たる猟銃所持者に対して猟銃の使用による駆除を命じることができる。
通報については、市と警察で情報共有しているため、どちらへ通報されてもよいが、緊急性がある場合は、110番通報をお願いしたい。
【委員】
農村地帯での野焼きについて、警察の対応が少し厳しいのではという意見がある。
一方で、数年前、野焼き中に亡くなられた方もいらっしゃるので、きちんと対応しなければいけないと思っている。
両者の折り合いをどうすればいいのか。
穏便に、野焼きが減っていくためにはどうすればいいのか。
【警察側】
三次警察署管内では、延焼による火災が多く発生している。
水を用意しなかったり、その場から離れ延焼したりすると「相当の注意をしないで火気を用いた者」という軽犯罪法違反の構成要件に該当してしまい、違反で検挙せざるを得なくなる。
延焼につながるような火の取り扱いに対しては、注意喚起をするように指示をしており、そのため声掛けをしている。
火は非常に恐ろしいものであるので、未然防止のために注意喚起をさせてもらえたらと思う。
伝え方について、改善できるところは改善していく。
他の警察署管内で、廃材を燃やしていて、山が燃え、住民が避難を余儀なくされ、大災害に発展した。
地域住民の繋がりが非常に強い地域だからこそ、過失で山に延焼した場合、皆に迷惑が掛かることをご理解いただき、「皆のために、自分がやるべきことをやろう。」という考えでやっていただけたらと思う。
【委員】
自転車の青切符制度について啓発をされてはいかがか。
【警察側】
三次警察署では、今年に入って行った交通安全講習(小学校、中学校、高校、一般企業等)において、自転車による交通違反が反則切符の対象となることをお知らせしてきた。
このほか、毎月1日の「自転車安全利用の日」には、三次駅前などで街頭指導を行っており、今年の3月30日には、三次のケーブルテレビ「ピオネット」に出演し、自転車への反則切符適用について説明した。
また、自転車教室では、中学生に対し、間もなく反則切符が適用される年齢になる等の広報啓発も行っている。
今後も、様々なアプローチで広報啓発活動を行っていきたい。
【委員】
自転車の違反の検挙はあるのか。
年齢層は。
【警察側】
検挙はしている。
違反即検挙ではなく、違反行為が事故に直結する危険がある場合や、警察官の再三の注意に従わない場合など、今後の事故等の危険性が考えられる場合に重点を置いて検挙を講じている。
もちろん検挙に至る前には、厳重注意も行っており、違反行為については警告を実施している。
違反する年齢層は、高齢者や高校生が多い。
自転車のヘルメットについても引き続き広報啓発をしている。
学生にヘルメットを被るよう啓発したいが、自転車の大人がヘルメットを被っていない。
まず大人がヘルメットを被ることで、小さいころから、ヘルメットを被るのが当たり前の文化を形成することが大切である。
【委員】
ヘルメットは義務化されていないのか。
ヘルメットは割合高価、県か市で補助があればいいのでは。
【警察側】
ヘルメットの着用は努力義務。
ヘルメットさえ被っていれば、亡くならずに済んだ事故が半数ある。
逆に言えば、ヘルメットを被れば自転車で亡くなる事故を半分に減らせる。
学校と話し合いを進めたり、三次市にも働きかけているが、委員の皆様からも、市の方などと話す機会があれば、ヘルメット促進のためご提案いただけたらと思う。
【委員】
委員となって1年が経過しようとしているが、「地域住民の意見等の把握」と「協議内容の情報提供」を具体的にどうすればよいか。
他の委員の方はどうされているのか教えていただきたい。
【委員】
私自身も、一期目に悩んだ。
協議員は、選ばれ、推薦を受けた人。
地域に密着しており、ふだんの生活を送るうえで、不安を察することができる。
社会福祉協議会で、自分が三次警察署協議委員であることを伝え、どんな会にも出席すると言っている。
困り事を集める必要はないが、「私を必要とする案件があれば行きます。」と伝えている。
また、委員さん自身の意見も発言していただきたい。
三次の地域が良くなる安心安全に繋がる改善・改案を教えてもらいたい。
【委員】
自治会の役員会で、「何か三次警察署に言うことはありますか。意見具申しますので、言ってくださいね。」と言っている。
【警察側】
地域に長年住んでおられ、各種団体で様々な役割を担っておられるので、その地域の安全に関する意見要望を表するにふさわしいということで、広島県公安委員から委嘱されている。
日常・社会生活を送られる中で把握したことを表明していただければ。
【委員】
協議会があること自体を知らない人もいるが、公なものなので言ってもいいのか。
【警察側】
協議会の結果は、ホームページにも載っており、会議での意見・要望は出させていただいている。
警察署が改善すべきことなど、いいご意見を頂いた内容についても情報発信させていただいている。
この場で聞いたことを、全てご自身だけで発信しないといけないわけではなく、警察も情報発信しているので安心していただきたい。
思ったことを協議会で言っていただきたい。
【委員】
意見に対して、警察から回答してもらったことを、地域の役員会などで話してみようと思うが、プライバシーなどの秘密に関わることについて、どこまで話していいのか、どうか線引きが分からない。
【警察側】
ここで委員の皆様にお伝えすることは、基本的に公になっていることをお伝えしているので、特に何か注意がない限り、伝えていただいて差支えない。
【委員】
小学校で対教師暴力等の警察官による指導はしているのか
【警察側】
指導している。
あらかじめ学校と警察で連携しており、通報があれば学校へ行き、指導や保護者への接触を行っている。
【委員】
SNS型詐欺被害に遭う被害者の年齢は。
還付金詐欺の電話があった際、市の広報媒体で注意喚起をした。
いろいろな機関を使って注意喚起されたらと思う。
【警察側】
一般的には、あらゆる世代がスマートフォンを利用しているので、まんべんなく被害に遭う。
40・50歳代で被害に遭われる方もいる、直近で被害のあった架空請求詐欺では60歳代の方が被害に遭われた。
【委員】
国道54号線で、土日にバイクのツーリングが多く、速度が速い車が多い。
【警察側】
速度取り締まりを強化し、ドライバーの気を引き締めていく。
生活安全課長により、少年をめぐる情勢に関する講演を実施した。
刑事課員により、足跡採取の説明、指紋採取の実体験を実施した。

