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令和元年度 第2回 三次警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2019年10月1日

開催日時

令和元年9月18日(水)午後3時30分から午後4時50分まで

開催場所

三次警察署

出席者

協議会 会長以下9人
警察署 署長以下10人

会議内容

会長挨拶

署長挨拶

業務説明

管内の犯罪情勢について(生活安全課長)

  • 刑法犯認知件数は,本年8月末で74件(昨年同期比-28件)で,うち41件が窃盗犯
  • 特殊詐欺被害の状況は,本年8月末で0件(昨年同期比-1件,被害額-約64万円)
  • 本年の取組みについては,メルマガ等の広報媒体を活用した情報発信,金融機関等と連携した特殊詐欺被害の水際対策の推進,子供・女性対象の前兆事案に対する先制・予防的活動の推進等

◇質問(松尾会長)
 本年8月末の窃盗犯認知件数41件の主たるものについて
◇回答(署長)
 万引きです。

管内の交通情勢について(交通課長)

  • 交通事故発生件数は本年8月末で931件(昨年同期比-214件)で,人傷事故,物損事故とも減少傾向にあり,交通事故死者数は1人(昨年同期比-1人)
  • 本年8月中の交通事故発生状況について
    物損事故147件(昨年同期比+25件)
     65歳以上の高齢者が当事者となる物損事故49件
    人傷事故2件(昨年同期比-9件)
     65歳以上の高齢者が当事者となる人傷事故0件
  • 本年8月中における交通事故多発路線・多発管内について
    交通事故多発路線
     国道183号線,国道375号線(いずれも14件ずつ発生)
    交通事故多発管内
     署所在地53件,八次交番29件,塩町駐在所14件
認知症高齢者等の支援に係る三次署と三次市の相互連携について

三次署と三次市が適切な支援をすることにより,認知症高齢者やその家族が安心して暮らせる三次市の実現を図ることを目的として,本年9月26日に両者間で協定を締結することとした。

対象となる高齢者は,

  1. 認知症の診断により運転免許の取消処分を受けた高齢運転者
  2. 認知症の疑いにより運転免許の6か月停止処分または経過観察の高齢運転者
  3. 運転免許証を自主返納した高齢者
  4. 徘徊や危険行為を行うおそれがある高齢者
  5. その他警察官の訪問指導や自治体等の支援を要すると認める高齢者

である。

◇質問(中久保委員)
 本年8月中の物損事故の発生件数が昨年と比べて増加している原因について
◇回答(交通課長)
 お盆などで人や車の動きが増えたことが原因であると思われます。

◇質問(菊間委員)
 三次署と三次市の協定に関して,警察において把握する対象と,市において把握する対象について
◇回答(交通課長)
 上記1.から3.は,運転免許の関係ということで,警察が把握する対象ですが,4.および5.は,警察が認知する場合もありますが,市の関係部署が認知して警察に情報提供する場合も考えられます。
◇質問(菊間委員)
 市が警察に情報提供する場合の家族からの同意書について
◇回答(交通課長)
 警察が市に情報提供する場合は同意書を徴収しますが,市がどういった運用をするのかは現在検討中とのことです。
 
◇質問(菊間委員)
 具体的な対応としては,巡回回数を増やすといった個別対応をするということか
◇回答(交通課長)
 地域警察官が高齢者宅を訪問し,本人又は家族と面接をして,支援が必要ということになれば,本人又はその家族から同意書を徴収した上で,三次市の関係部署に情報提供します。

三次町交番の新築工事について(会計課長)

今年度,三次町交番の建て替えを予定しており,工期は令和元年9月3日から令和2年3月27日までである。

警察に対する意見等

◇質問(松尾会長)
 兵庫県警がスマートフォンのカメラを利用して映像を送る新しい取組をしているとテレビで見たが,どういったものか。
◇回答(地域課長)
 兵庫県警が先月から全国警察初の実証実験を開始したシステムであり,簡単な流れとしては,
 ・110番通報を受けた総合通信指令室が,通報者の同意を得た上で,通報者のスマートフォンにURLを添付したショートメールを送信する。
 ・通報者は当該URLをタップすることでカメラが起動し,現場の状況を撮影する。
 ・当該映像は総合通信指令室に送信され,指令する警察官も現場の警察官も確認することができ,初動対応に役立てる。
というものであり,広島県警の導入予定は現在未定です。

◇意見(坂田委員)
 国道375号線で低速運転により渋滞の原因となっている高齢ドライバーが散見されるので,免許更新等の機会に,高齢ドライバーに譲り合いのマナーについて講習してはどうか。
◇回答(交通課長)
 道路交通法には,速度が速い車両に追いつかれ,当該車両が通過するのに十分な余地がない場合には,追いつかれた車両は道を譲らなければならないとの規定があり,高齢者講習等の機会を通じて周知していきます。

◇質問(中久保委員)
 三次署管内におけるキャッシュレス決済の詐欺の発生について。
◇回答(生活安全課長)
 三次署管内での発生は認知していません。

◇質問(越道委員)
 職場等で防犯教室等を行ってもらうことは可能か。
◇回答(生活安全課長)
 そういった要望があれば対応していきます。

◇質問(渡谷副会長)
 もののけミュージアムができて,かなりの人が来られていると思いますが,あの界隈で犯罪とかは起こっていますか。
◇回答(署長)
 ミュージアムができる前とできた後で犯罪が増えた,遺失拾得が増えたといったことは見受けられません。
◇質問(渡谷副会長)
 もののけミュージアム付近道路における速度30キロ規制の成果は出ているのか。
◇回答(交通課長)
 生活道路対策として,30キロを最高速度とする取組がゾーン30と呼ばれるもので,時速30キロ以下でしたら交通事故が抑止されるということで,全国的に進めている施策となります。
◇意見(中久保委員)
 道路の両サイドは観光客や子供もおり,運転手がかなり気を付けて運転されている感じがします。
 ゾーン30といっても20キロに感じられるくらいです。

◇質問(松尾会長)
 塩町駐在所管内で14件もの事故が起こっているというのはどうしてですか。
◇回答(交通課長)
 国道183号線が通っていて,朝夕の通勤時をはじめ,交通量が多く,事故形態として追突事故が多く発生しています。

◇質問(坂田委員)
 三和町敷名の交差点の白線を引いてもらう件は,まだまだかかりそうですか。
◇回答(交通課長)
 上申はしておりますが,もう少し時間がかかる見込みです。

◇質問(久保田委員)
 児童虐待のニュースを見ますと,警察と児童相談所との連携が取れていなかったということがあったみたいですが,警察と関係機関との情報共有はどのようになっていますか。
◇回答(生活安全課長)
 情報交換制度があり,通告以外にも電話により情報交換して連携を図っております。
◇回答(署長)
 小さい子供の被害については,病院や保育所等からも警察に情報が入ってきますので,家庭センターと連携して判断,対応をしており,警察と関係機関との連絡に齟齬がないように行っています。

◇説明(副署長)
 先程,会計課長から三次町交番の建て替え工事の件について説明させていただきましたが,現庁舎の解体と新庁舎の建築が重複する期間が生じるため,時期は未定ですが,その期間は三次町交番の機能を本署に移して対応したいと思います。
◇質問(松尾会長)
 三次町交番の建設予定地は細長くて広く,説明していただいた以上の車の台数を駐車できるようですが。
◇回答(会計課長)
 敷地全体は360平方メートルありますが,そのうちの194平方メートルを三次市から借りて,その部分に交番を建てるということで,隣接してもののけミュージアムの駐輪場が整備される予定です。

開催状況

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